離乳食 卵 アレルギー 症状。 赤ちゃんに特に多い卵アレルギー!原因・症状・対処法と付き合い方

離乳食で卵をはじめてあげるときの卵黄・卵白の段階別ポイント

離乳食 卵 アレルギー 症状

Contents• 卵アレルギーとは? 卵アレルギーとは 「卵・牛乳・小麦」の三大アレルゲンと言われ 食物アレルギーに分類されます。 英語では「egg-allergy」と言います。 卵白や卵黄、殻を 食べたり、触れることによって 皮膚に腫れ、蕁麻疹ができ 痒くなったり 咳が止まらなくなったりする アレルギー症状のことです。 卵アレルギーを起こす方は 成人になってから発症する方も いらっしゃいますが、 主に生まれて間もない 「新生児」から幼稚園の年長さん、 小学生に多く見られます。 これは身体の成長が未発達なこともありますが、 腸管の粘膜や消化管、 食べたものが体にとって 有害か無害なのかを判断する免疫能力も 未熟なためです。 さらに卵は消化しにくいため 体内に残り身体が異物として 捉えてしまうのです。 食物アレルギーでも 最も多いのがこの卵アレルギーなのです。 さらに卵アレルギーは 特定原材料7品目に含まれ 法律で表示することが 義務付けられています。 しかし 魚卵、虫類卵、昆虫卵は 表示対象外になっており 重度の卵アレルギーの方は 命に係わるので、必ず確認してください。 食物アレルギー全般については、 の記事に詳しく書きましたので、 読んでみてください。 卵アレルギーの原因物質と原因 卵アレルギーは殻や卵黄よりも 卵白が一番アレルギー反応が起こります。 ここでは卵アレルギーの原因となる 主な物質をご紹介します。 ・オボムコイド ・オボアルブミン ・オボトランスフェリン ・リゾチーム 下記にまとめましたので、 一つずつ見ていきましょう。 卵アレルギーの原因物質:オボムコイド オボムコイドとは 卵白に含まれるタンパク質のことです。 また、 消化酵素の影響を受けずに 熱にも強い特徴を持っています。 そのため目玉焼きやオムライス、 茶わん蒸しなどの卵を使った温かい料理でも オボムコイドを弱らすことができません。 オボムコイドと違い 加熱すると弱まる特徴があるため よく火を通せば アレルゲンではなくなります。 気を付けたいのが 卵かけごはんや すき焼きなどの生卵や 中途半端に火を通す 半熟卵などが挙げられます。 卵アレルギーの原因物質:オボトランスフェリン オボトランスフェリンは卵白を構成する 糖たんぱく質の一つです。 約13. 鉄と結合して体内で 細菌が発育するのを阻止する働きがあります。 卵アレルギーの原因物質:リゾチーム リゾチームは 卵白タンパク質に約 3. リゾチームもアレルゲン活性を持っているが、 前者に比べると 熱に弱いのが特徴です。 リゾチームはグラム陽性菌を 抗菌する働きがあります。 グラム陽性菌とは様々な種類がありますが、 例をあげると、 食中毒の原因となるブドウ球菌や、 肺炎の原因となる肺炎球菌などです。 これらの働きを抑制してくれます。 卵アレルギーの原因:母乳 母乳にもアレルギー反応の原因となる アレルゲンが極微量含まれることがあります。 お母さんが卵を食べることで その1〜5時間くらいの間、 母乳にアレルゲンが含まれる場合があります。 そのため、離乳食を始めていない赤ちゃんでも、 卵アレルギーになることがあります。 卵を食べさせてなくて 赤ちゃんにアレルギー反応が出たときは ご自分が卵を食べてないか確認しましょう。 卵アレルギーの症状 卵アレルギーは 即時型と言われ 食べてから症状が出るまで早いです。 主に ・皮膚が痒くなる蕁麻疹 ・咳 ・下痢や嘔吐 ・鼻水が出る ・微熱 など起きやすいといわれますが、 最悪の場合はアナフィラキシーショックに なることもあり、とても危険です。 では具体的な症状を見ていきましょう。 卵アレルギーの症状:蕁麻疹 蕁麻疹は卵アレルギーの中で 最も多いと言われる症状の一つです。 食べてから数分で 口周りに赤いポツポツした湿疹が現れます。 首から全身へと広がり かゆみも増していきます。 最初から顔が赤くなり 瞼など張れる方いるので すぐにわかると思います。 卵アレルギーの症状:咳や喘息、鼻水 卵を食べてから 咳や喘息発症し鼻水が 止まらなくなるのも症状の一つです。 まだ咳や鼻水が止まらないのは良いほうですが、 重度になると呼吸困難になり、 心肺停止からの死んでしまうこともあります。 卵アレルギーの症状:下痢 卵アレルギーの症状には下痢もあります。 身体にアレルギー反応として 外見に出ないかもしれませんが、 うんちがいつもと違っていたり 下痢が続く場合は注意が必要です。 下痢が何日も続くと脱水や 栄養失調になるリスクもあるため、 水分補給が重要になってきます。 赤ちゃんの場合は尚更注意深く観察してみて下さい。 卵アレルギーの症状:嘔吐 卵を食べてから 体に蕁麻疹などの症状がでないで いきなり嘔吐することがあります。 最初は調子が悪いだけかなと 思うかもしれませんが、 もしかしたら卵アレルギーかもしれません。 吐いた後にアレルギー反応が 出る場合もあるため よく観察しつつ病院での アレルギー検査をお勧めします。 卵アレルギーの症状:微熱 卵を食べて体温が上がり 微熱になってしまうケースは 少なくありません。 特に赤ちゃんなどの乳児は自然治癒が未熟なため そばを離れないでしっかり治療してあげましょう。 卵アレルギーの症状:アナフィラキシー アナフィラキシーとは、アレルギー症状の中でも、 短時間の間に体全体に様々な症状が現れる反応のことです。 中でも、このアナフィラキシーが原因となり、 血圧の急激な低下や、意識を失い、 最悪の場合命の危険が伴う状態を アナフィラキシーショックといいます。 この状態になったら、すぐに救急車を呼んでください。 また、アナフィラキシーは一度治っても、 再度症状がでてくることがあるので、 病院での診断が適切です。 卵アレルギーの対処法 ここでは卵アレルギーの対処法や 注意したい、食べれない食品などを ご紹介していきます。 生活していく中で、 日本人は卵と触れ合う機会が めちゃめちゃ多いと思います。 えっ!?こんなものにも卵が入っているのー!! と気づかずに食べてしまっては大変なので、 改めて確認したい情報を発信していきます。 卵アレルギー対処法:軽度の場合 万が一卵を口にしてしまった場合は、 飲み込んでしまったものは、 無理に吐いて出そうとせず、すぐに口から出して、 うがいをするなど口内をすすいでください。 全身の蕁麻疹は出ていないが、 口の周りに数個発疹が出たりした場合は、 軽度ではありますが アレルギー反応を起こしている可能性が高いです。 卵アレルギー対処法:食べれないもの 卵アレルギー症状が出るかもしれない 食べれないものをご紹介します。 ・はんぺん ・ウインナー ・マヨネーズ ・コンビニのおでん 下記に卵アレルギーを 未然に対処できる食品について まとめましたので、参考にしてください。 卵アレルギーで食べれないもの:はんぺん 実は はんぺんには卵が含まれています。 はんぺんのあの特徴的な 「ふわふわな食感」には、 主に 山芋と卵白が使われています。 柔らかくて食べやすい!といって、 小さい子に食べさせるのは 少し控えた方がよさそうな食品です。 はんぺんだけでなく、 ・なると ・ちくわ ・かまぼこ ・さつま揚げ ・カニかまぼこ など、 練り製品には 卵白が使われていることが多いです。 成分表示を見ると、 卵が使われているのか分かるはずなので、 しっかりと確認してから購入、使用しましょう。 卵アレルギーで食べれないもの:ウインナー ウインナーやベーコン、ハムなど 肉を加工した食品にも 卵が使われていることが多いです。 これらの場合、 「卵たんぱく」という 表記がされていることが多いかもしれません。 卵たんぱくとは、文字通り卵のたんぱく質です。 卵アレルギーの方は避けることが無難でしょう。 こちらもはんぺんなどと同じように 成分表示を確認してから使用していきましょう。 卵アレルギーで食べれないもの:マヨネーズ マヨネーズは卵を原料として 作られていることはよく知られています。 市販のマヨネーズの原料とする卵は 加熱が十分ではありません。 そのため、卵アレルギーの方が食べると アレルギー反応が出る 可能性が高いとも言えるでしょう。 最近では 「卵を使わない」 マヨネーズ風ドレッシングが 様々な会社から販売されているので、 家庭でのマヨネーズ味の料理はそちらで作り、 みんなで同じもの食べられるのが 間違えも少なくていいでしょう。 卵アレルギーで食べれないもの:コンビニのおでん 冬になると食べたくなるおでん! コンビニのおでんなんて、 「玉子を食べなければいいのでは?」と 思われるかもしれません。 しかし、 コンビニで売られているおでんを 思い浮かべてみてください!! 色々な具材が仕切りはあるといえど、 同じ鍋?の中に入っています。 ということは おでんのつゆの中に少なからず 卵の成分が含まれてしまっているのです。 卵アレルギーの方でも、 卵そのものを食べなければ大丈夫! という方もいらっしゃるかもしれませんが、 気をつけたい食べ物です。 卵アレルギー対処法:エピペン エピペンとは、アドレナリン自己注射のことです。 アドレナリンを注射することで、アレルギー反応である、 アナフィラキシーショックによって 下がってしまった血圧を上昇させます。 エピペンは、医師だけでなく、 自分もしくは保護者が注射できるよう 処方されるものです。 ただし、アレルギーを持っている方の中でも エピペンが必要だと診断された方にだけ処方されます。 エピペンは、 呼吸が荒くなったり、喘息が出るなど、 呼吸器に異常がでたときに使用するのが適切です。 その タイミングを逃すと せっかくのエピペン注射が効かなくなってしまいます。 また、必ず救急車を呼んで、病院で受診しましょう。 その際エピペンを注射したことも伝えることが大切です。 卵アレルギーの代替 日本では卵を使用した料理が多いと思います。 そのため、外食や家庭の料理に 周りの方のサポートが欠かせません。 保育園や小学校の給食時に 自分だけみんなと違う料理を 食べなきゃいけないのは 劣等感を感じる子もいますよね。 そのため卵アレルギーの方の食事が 少しでも楽しくなるように 調理の段階でひと工夫しましょう! 今回は卵アレルギーの方向けの 代替料理法をお伝えします。 卵アレルギー:ハンバーグの代替 ハンバーグのつなぎや フライを作るときにも卵を使います。 ハンバーグに卵を入れるのは、 卵が接着剤の役割を果たしてくれるからです。 接着剤の卵がなければ、 ハンバーグは作れない、ということは全くありません。 卵を使わない場合は、 形が崩れやすくなってしまうので、 塩を入れよく練る、 少し牛乳を加えるパン粉を 牛乳で浸すのもよいです。 片栗粉や小麦粉を加える方法があります。 フライは、小麦粉をつけてから、 溶き卵をつけ、パン粉をつけて揚げますが、 溶き卵ではなく、 小麦粉と水を溶いたものを使うとよいです。 卵アレルギー:親子丼の代替 親子丼は卵が半熟のことが多いので 卵アレルギーの方は要注意です。 親子丼を作るときには、 卵の代わりに湯葉や麩をつかうといいでしょう。 湯葉の場合、鶏肉と玉ねぎを甘辛く煮た後に、 乾燥のものを使用すれば、 鍋にパラパラっと入れて一煮立ちすれば完成です。 湯葉も大豆性のたんぱく質ですので、 栄養価は補えるでしょう。 少しコストが高くなってしまうのが デメリットでしょうか。 麩の場合は少し水でふやかした後に 加えて、味がしみればOKです。 形が気になる場合は 少し刻んでもいいかもしれません。 麩も小麦のたんぱく質から作られているので、 たんぱく質はしっかりと取れるでしょう。 卵アレルギー:オムレツの代替 オムレツを作る場合では、 豆腐を潰したものを卵の代わりに使う方法があります。 のペーストなどを加えて 色味も黄色っぽくするのもいいでしょう。 また 固めに作ったクリームソースなどで 代用するのも方法の一つです。 これらの代替食品では、たんぱく質も補えます。 色などの見た目を同じようにしたい!という場合、 クリームコーンを使ってみるのもいいでしょう。 クリームコーンも色々な具材と混ぜて焼いてみると 少し代わった風味になって、おいしく食べられます。 クリームコーンを使う場合は、 卵の代わりとしての たんぱく質は補えないので、 中に入れる具材をたんぱく質である、 挽肉や チーズを入れたりするといいでしょう。 卵アレルギー:ケーキやお菓子の代替 ケーキなどの洋菓子には、 ほとんどのものに卵が入っています。 卵は風味を豊かにするだけでなく、 膨らみを増すために使用します。 ケーキを作る際、単純に卵を抜くだけでは、 ケーキは膨らまないので、 重曹やベーキングパウダーを入れるとよいでしょう。 また、 ホットケーキミックスでも 卵成分が含まれていないものが売られているので、 小麦粉を使わず、そちらを使って ケーキを作るのもいいでしょう。 最近では、アレルギーの方に対応した ホールケーキなども販売されているので、 そちらも活用してみるのもいいですね。 まとめ 今回は赤ちゃんに急増している 卵アレルギーの原因と症状、対処法などを ご紹介しました。 卵アレルギーで伝えたかったことは 以下の5点です。 ・卵アレルギーの強い原因物質は卵白に多く含まれる。 ・即時型で蕁麻疹や喘息の症状がでること。 ・症状がでたら食べるのをやめ、よくうがいして下さい。 ・はんぺんやウインナーなど買い物のときは表記をよく確認すること。 ・赤ちゃんに多いため根気強いサポートが必要不可欠なこと。 など多く挙げられます。 現在卵アレルギーで 苦しんでいる方や悩んでいる方は、 お医者さんとよくご相談してください。 外食時は目に見えなくても、 間接的に卵を使用している 料理が多いため 気を付けてくださいね。

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食物アレルギーQ&A|小児科|千葉県いすみ市|外房こどもクリニック

離乳食 卵 アレルギー 症状

今まで母乳やミルクしか口にしなかった赤ちゃんが食べ物を口にするということは、人としての成長をとても感じる瞬間ですね。 ですが切り離せないのがアレルギーの心配事。 初めての食材を食べさせるときは、本などで教えられる成長に合わせた食材から始めるのはもちろんのこと、食材の柔らかさなどの調理法だけでなく、食べているときや食後の赤ちゃんの表情、様子もよく観察しながら食事を進めていきましょう。 今回は、3大アレルゲンの中でも最も多いといわれる卵アレルギーが心配されるお子さんへの、離乳食の進め方や量、卵黄から始め、全卵、白身への詳しい移行の仕方を、アレルギーに詳しい小児科医の藤川万起子先生に取材しました。 離乳食の「卵」が心配なママの口コミを紹介 Q. 生後7ヶ月の赤ちゃんがいます。 卵が入ったおかゆを食べたら、口のまわりから顔全体が赤くなりました。 Q.生後8ヶ月の子どもにまだ卵を食べさせていませんが、生卵を触った手を口に入れて発疹が出てしまいました。 上の子が粉ミルクアレルギーだったので、母乳だけで育児していたのに上のこと同じような湿疹が出ました。 病院で検査したら卵アレルギーとの診断。 食べさせていないのに、どういうことでしょうか? アレルギーが心配な場合の「卵」の進め方や量は? 卵を使った離乳食はいつから? まず、赤ちゃんに卵を食べさせるのは、6~7カ月の離乳食中期となってからです。 量について アレルギー反応を起こしやすい卵を食べさせるときは、少ない量からスタートし、食べているときや食後の赤ちゃんの反応、アレルギー症状が出た場合はどのような様子かを見守りましょう。 ほかに注意すべき食材は? もし食物アレルギー反応を起こした場合は、原因アレルゲンはある程度の耐性ができるまでは除去します。 アレルギー原因食品の内訳グラフ 原因食品の内訳(対象は食物摂取後60分以内に症状が出現し、かつ医療機関を受診した患者)「食物アレルギー診療ガイドライン2012」(日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会)より 卵の進め方 離乳食を経て1歳半になったら、かたゆで卵の卵黄を耳かき1杯から 卵の場合は、1歳半まで完全に除去し、血液検査の結果、アレルギー反応が弱ければ(ランク3以下であること)、経口減感作療法を開始します。 最初はかたくゆでたゆで卵の卵黄を耳かき1杯から少しずつ与え始めます。 週7日のうち1日おきに3日間おこなうとよいでしょう。 1週間に耳かき1杯位のペースで増やしていき、反応が現れる場合は増やさずにその1杯手前の量で維持し、あせらずゆっくり量を増やしていきます。 食物アレルギーの有病率(年齢別) 「保育所における食物アレルギーに関する全国調査」 (日本保育園保健協議会、平成21年)より 卵黄が大丈夫なら、アレルゲンの強いゆで卵の卵白へ ゆで卵黄が2分の1個~1個食べられるようになったら、ゆで卵白も耳かき1杯から追加していきます。 卵白のほうが卵黄よりアレルゲンが強いので卵黄から始めるのです。 卵白も一定の量が摂取できるようになったら、全卵が少量入っているまざりもの(ハム、かまぼこ、揚げ物の衣など)を少しずつ食べさせていきます。 乳や小麦にアレルギーがあるかないかでまざりものの与え方や種類が変わってきます。 自己判断せず、専門医と相談して進めよう ここまで与えられるようになるまで、1~2年かかるのが普通です。 3歳を超えるとさらに与えやすくなります。 1歳半の時に血液検査の結果、アレルギー反応が強かったお子さんは3歳位から減感作療法を始めるとうまくいくことが多いようです。 とはいえ、おうちの方が自己判断せずに、必ずアレルギー専門医と相談しながら進めていきましょう。 卵アレルギーがある場合に参考にしたい、アレルゲンの強い食べ物、弱い食べ物 卵アレルギーがある場合の進め方、正しい順番は? ポイント 卵を初めて摂取する場合は卵黄からおこなうこと。 加熱により、卵の抗原性が低下するため、まずはしっかりと加熱した卵から。 そして、卵アレルギーがある場合は卵に替わる良質なたんぱく質を摂取することも意識しましょう。 卵アレルギーの場合、食べられないもの 鶏卵と鶏卵を含む加工食品 その他の鳥の卵(鶏肉、魚卵は基本的に除去する必要なし) マヨネーズ 洋菓子類の一部 (クッキー、ケーキ、アイスクリーム等) 練り製品(かまぼこ、はんぺん等) 肉類加工品の一部(ハム、ウインナー等) 卵アレルギーのアレルゲンの強さと食品リスト 最も強い 生卵 強い 〈卵を多く使った料理〉 卵焼き、茶碗蒸し、オムレツ、天津飯、スクランブルエッグ、プリン 〈卵が生の状態で使用されている食品〉 マヨネーズ、アイスクリーム、ミルクセーキ、淡雪かん等 やや強い 〈卵を多く使った菓子類〉 カステラ、ケーキ、丸ボーロ等 〈魚肉加工品、練り製品〉 ハム、ウインナー、ちくわ、かまぼこ、はんぺん等 弱い 〈卵を使った焼菓子類、卵を塗りつけた菓子類〉 ビスケット、菓子パン等 〈つなぎに入っているもの〉 食パン、市販の揚げ物の衣等 卵が使われている可能性があるもの うどん、マカロニ、スパゲティ、はんぺん アレルギー表示 エッグ、マヨネーズ、オムライス、親子丼などと表示されている場合あり。 揚げ物の衣は? 鶏卵を使用せず、水とでんぷんの衣で揚げてみましょう。 洋菓子の材料は? ケーキ、クッキーなどは重曹やベーキングパウダーでふくらませて。 料理の彩りは? カボチャやトウモロコシ、パプリカなどあざやかな野菜で代用しましょう。 卵アレルギーは遺伝する? 母乳に移行する抗原量は、摂取量の 10万~100万分の1にすぎないので、一般的には 受有中の母親の食品除去は必要ない程度だといわれていますが、卵に至っては母親が食べると子どもに湿疹が増えるという話は、私も何度か聞いています。 しかし、だからといって母親が自己判断で摂取食物を制限するのはよくありませんので、必ずアレルギー専門医に相談して判断しましょう。 またその時期と期間も自分で判断せず、医師に判断してもらいましょう。 この質問の場合は、上の子に粉ミルクアレルギーがあったため、母乳で育てたところ粉ミルクアレルギーは出なかったのですが、 アレルギーを起こしやすい体質は遺伝していたようです。 離乳開始前に卵アレルギーが出現した場合、お母さんの母乳中の卵白がアレルゲンになった可能性があるので、お母さんが一定期間卵の除去をしてから母乳を与えて、様子をみるのがよいでしょう。 そのかわり、生後5~6ヵ月になったらまず野菜から離乳食を始め、大豆製品や魚などのたんぱく質を少しずつ進めていった方がよいです。 お話を伺ったのは… 藤川 万規子先生 あゆみクリニック 埼玉県春日部市 院長。 1985年東邦大学医学部卒業。 民間病院勤務を経て2000年に内科、小児科の「あゆみクリニック」を開院。 これまでに1万人以上の子どもを診察。 園医、校医としても活躍。 医師、母親、両方の立場からの親身なアドバイスが反響を呼び、地元ではもちろん、遠方からも来院する患者が後を絶たない。 「命の大切さ」を子どもたちに伝える授業や講演活動も積極的におこなっている。 ぜひ手にとってみてください。 イラスト/松永えりか 再構成/HugKum編集部 写真/繁信あづさ.

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知りたい!離乳食のアレルギー症状の種類!病院の目安とやるべきことは?

離乳食 卵 アレルギー 症状

日本小児科学会専門医。 2002年、慶応義塾大学医学部卒。 神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。 内科・小児科・アレルギー科を担... 赤ちゃんが発症するアレルギーのなかでも、特に多いのが卵アレルギー。 卵は多くの料理やお菓子に使われる食材なので、卵アレルギーとどう向き合っていけばいいのか不安になるママやパパも少なくありません。 今回は卵アレルギーについて、原因や症状、対処法、また、たまごボーロなどの加工品は食べさせてもいいのかをご紹介します。 赤ちゃんの卵アレルギーが起こる原因は? 人間の体には、外から侵入してくるウイルスや細菌に対して抗体を作り出し対抗しようとする免疫機能が備わっています。 しかし、本来は体に害のない物質に対しても、免疫機能が過剰に反応してしまうことがあります。 これが「アレルギー」です。 卵アレルギーは、卵を食べたときに起こるアレルギーです。 卵の卵白には「オボアルブミン」や「オボムコイド」というたんぱく質が含まれており、これがアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)になって、赤ちゃんの体にアレルギー反応を引き起こすのです。 そのため、離乳食のステップが進んで赤ちゃんに初めて卵を食べさせるときは、まず卵黄だけを与えて様子を見ます。 卵黄で問題がなければ加熱した全卵を少しずつ食べさせます。 関連記事 赤ちゃんの卵アレルギーの症状は? アレルギー症状の現れ方や程度には個人差がありますが、卵アレルギーの主な症状は以下の通りです。 赤ちゃんの卵アレルギーの症状• ・皮膚のかゆみや湿疹、じんましん• ・咳や呼吸困難• ・目のまわりの腫れ、充血 など 体調不良だと思って見過ごしてしまうこともあるので、症状が現れる前に何をしたかや、何を食べたかを思い返して記録しておくと、アレルギーが原因で症状が起こっているかを判断しやすくなります。 場合によっては、アレルギー反応としてアナフィラキシーショック(急激な血圧低下や意識障害などの全身性の症状)を起こし、命にかかわることもあるので注意が必要です。 関連記事 赤ちゃんの卵アレルギーを検査する方法は? 赤ちゃんがどんなアレルギーを持っているかは、医療期間で検査をしない限りはっきり分かりません。 そのため、何かを食べさせたときに湿疹が現れて、初めてアレルギーがあることを知るケースがほとんどです。 一般的に、赤ちゃんがアレルギーを持っているかどうかは血液検査によって調べます。 具体的には、採血をして「IgE抗体」というアレルギーの引き金となるたんぱく質が血液中にどれくらいあるかを検査します。 卵アレルゲンに対するIgE抗体の量が多ければ、卵アレルギーの可能性があります。 しかし、IgE抗体の量が多くてもアレルギー症状が起きないこともあり、検査の結果と経過を見て、医師が慎重に判断をします。 関連記事 赤ちゃんの卵アレルギーの対策は? 食物アレルギーの基本的な対策は、アレルゲンの食べ物を食べないことです。 赤ちゃんが卵アレルギーと診断されたら、一定期間は卵が使われた食品を与えないようにします。 卵はさまざまな食品に含まれているので、外食したり加工食品を購入したりする際は、卵が使用されていないかよく確認しましょう。 卵アレルギーだと、たまごボーロも食べられないの? 赤ちゃんのおやつの定番ともいえる「たまごボーロ」にも、その名の通り、卵が使われています。 赤ちゃんが卵アレルギーだと診断された場合は、たまごボーロを食べさせないようにしましょう。 たまごボーロのなかには、原材料に全卵ではなく「卵黄」と表記されているものもあります。 前述のように、卵アレルギーは卵白に反応して起こるため、「卵黄しか使っていないものなら大丈夫では?」と思うかもしれませんが、製造過程で卵白が混ざっていることもあるため、基本的には食べさせないようにしてください。 一方で、赤ちゃんの月齢や年齢が進んで、医師から少しずつ卵の入ったものを食べさせてもいいといわれたときには、たまごボーロやクッキーから試すこともあります。 赤ちゃんが卵アレルギーを発症すると、ママやパパは「このままずっと卵が食べられないのでは?」と不安になるかもしれませんが、多くの場合は、成長に伴って食べられるようになるので心配はいりません。 前述の通り、赤ちゃんが卵アレルギーと診断されたら、基本的には医師の指示のもと、加工品などを少量から食べさせていくなどの対処が必要です。 赤ちゃんが卵アレルギーのとき、予防接種はどうする? 厚生労働省の予防接種ガイドラインによると、麻しんワクチン、おたふくかぜワクチン、インフルエンザワクチンには鶏卵成分が含まれていますが、ごく微量(0. ただし、卵を食べて、アナフィラキシーショックを起こしたことがある場合は、接種できないこともあります。 卵アレルギーがある場合は、予防接種を受ける前に医師に卵アレルギーがあることを必ず伝えましょう。 どれだけの卵を食べられるかで、予防接種を行うかどうかが判断されます。 卵アレルギーの赤ちゃんは保育園や幼稚園ではどうする? 卵アレルギーを持った赤ちゃんや子供が保育園・幼稚園に入る場合は、医療機関や園と連携しながら給食に配慮してもらう必要があります。 自治体や園によって対応方法は異なりますが、近年は子供のアレルギーについての認知度が上がっているので、なんらかの対応をしてくれる園が多いようです。 給食がある保育園や幼稚園に入園を希望する場合は、卵をはじめ、アレルゲンとなる原料を除去したメニュー対応が可能かどうか、保育園や幼稚園の見学時や入園申し込み時に確認しておきましょう。 赤ちゃんが卵アレルギーでも心配しすぎないで 赤ちゃんに卵アレルギーが出ると、不安になってしまうものですが、乳幼児期に発症した食物アレルギーは成長するにつれて自然と治まることがほとんどです。 卵は様々な食品に含まれているため、その都度確認するのは大変なことですが、食品表示を確認する癖ができると、それほど苦にはなりませんよ。 赤ちゃんの月齢・年齢が進んだら、担当医師と相談したうえで、たまごボーロやクッキー、中華麺のつなぎなど少量から始めて、問題がなければ次第にその量と形態を変えて徐々に慣らしていきましょう。 卵アレルギーと診断されても、気負わず上手に付き合っていけるといいですね。

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