血祭りに上げてやる。 第二百五十九話 体育祭 その二

在日医師「ネットしていてむかついた腹いせに、日本人の患者を血祭りに上げませんか?」

血祭りに上げてやる

「血祭り」は, 血祭りに上げる, などと物騒な言い回しをする。 多くは,例えば, 「昔中国で,出陣のさいいけにえを殺し,その地を以て軍神に祀ったことから」 を由来とし, 戦場に臨む際に,縁起のため,間諜または敵方の者などを殺すこと,また戦場で,最初に敵を討ち取ること」 といった意味を載せる(『広辞苑第5版』)。 あるいは, 「(昔、中国で、出陣に際し、いけにえを殺して軍神をまつったことから)出陣に際して、敵の者などを殺して士気を奮い立たせること。 手始めとして敵をほふって気勢を揚げること。 」 と(『大辞林』)いう意味になる。 ただ, 血祭りに上げる, の形は, 「昭和になってからで、近年は転じて単にひどい目にあわせる意でも用いられる。 」 とある(『由来・語源辞典』)。 たとえば, 「『やつらを血祭りに上げてやる」などと使うように、一人や 二人をやっつけて喜んでいるのではなく、全員を徹底的にやっつけるという意味あいのある威勢のいい言い方であり、あくまで『例え』にとどめておきたい言いぐさである。 』 という((『笑える国語辞典』)のが今日の含意である。 気になるのは,中国云々の由来だ。 「『血祭り』とは、古代中国で出陣の際、いけにえを殺してその血で軍神を祭る『血祭(けっさい)』に由来する。 」(『由来・語源辞典』) 「『血祭り』は、生け贄の血を神に供えて祭る古代中国の『血祭(けっさい)』に由来」(『語源由来辞典』) 等々とある。 確かめる手がないが,『字源』には,「血祭」(けっさい)の項で, 「いけにえを殺し血を取りてまつる」 とあり,周禮・春官の, 「以血祭一祭社稷語祀五嶽」 を引いている。 軍神とはいささかも関係ない。 で,我が国だけの使い方として, 「出陣の時,いけにへを殺して軍神を祭る。 又其の敵とする者を殺してみせしめにする」 とある。 軍神云々は,中国由来ではないことになる。 『続日本紀』には,出陣を, 「天平寳字三年(七五九)六月壬子令大宰府造行軍式以将伐新羅也」 とあり,行軍式といったらしい。 出陣の儀礼化が進んだのは,室町以後で, 「管領為始宿老中に意見有御尋,時宜定めて以後,陰陽頭撰吉日,進時五日も十日も前に御陣奉行之右筆罷出,其國之守護代令同道寺家にても誘申,御陣奉行は其儘待可申鎌倉御立,當日御出之御酒として大草調進鮑勝栗昆布御肴にて御酒一献あり」 と,『鎌倉年中行事』にあるように,縁起を担ぎ,鮑,勝栗,昆布を食している(大草家は将軍家の調理を担当する)。 その後,神仏に祈念し,武運長久を願う。 「茅の葉にて酒を注いで九万八千の軍神勧請常の如くなり」 と『鴉鷺合戦物語』にあり,室町頃から行なわれている。 (月岡芳年「鹿児島暴徒出陣図」 ) 血祭は,出陣に際してではないようである。 「敵の首を取ったとき味方の気勢を上げるために軍の神に供えるといういみでささやかな祭事を行うのを軍神への血祭りという」 とある(『武家戦陣資料事典』)。 『軍侍用集』に, 「初めて捕えたる首を祭ることを血祭と云ふ也,九万八千の軍神に向かひ手を合せて南無摩利支尊天を初め奉り一切九万八千の軍神今日の首あたへ給の所偏へに武運高名之奇妙也,弥武運長久を祈り友引の方に向ひ四天王の八鬼を念九魔王神に供え祭りて味方の勝利我方の武運長久と守り給へ,急々加津令といのるべし,必ず破軍にむかふべからず」 とあり, 初めて捕えたる首を祭ること, を血祭といったとみえる。 密教の秘法から出た祈りらしく,どうも,この頃活躍する兵道家・陰陽師が,権威づけに言ったのではないか,と思いたくなる。 この嚆矢は,平安末期らしく,当初は, 「去らば軍神に祭らんとて暫く弓を引き持ち,表に進みたる伊藤六がまん中に押し當て発ちたり」(保元物語), と,初戦に敵を殺して,軍神に捧げて加護を願うといった意味であった,と見られる。 兵道家・陰陽師が「こじつけ」形式化したようだが,結局, 「唯軍神へ血祭り明春越州江州邊に於て有無の一戦を致し首を取獄門に晒し可申」(松隣夜話) というように,敵首を梟首して済ませたようである。 後年,伊勢貞丈は,『軍神問答』で, 「佛家の説に九萬八千夜叉神と言ふは三宝荒神の眷属にて,具に言へば九億九萬八千七百七拾弐神あり,常に略してに九萬八千と言ふ」 としている。 毛利元就の軍幡には 「頂礼正八幡大菩薩 南無九万八千軍神二千八百四天童市十 帰命摩利支尊天王」 とあるとか。 武士は縁起をかついだのである。 参考文献; 笹間良彦『武家戦陣資料事典』(第一書房) 笹間良彦『図説 日本戦陣作法事典』(柏書房) ホームページ; コトバの辞典; スキル事典; 書評.

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血祭りに上げてやる

かしこさ26とは、のさである。 概要 まず初めに言っておくと、劇中での言い逃れにも騙されなかったようにの頭が悪いと に決まっているわけではない。 ところが、「にてある出来事があった。 前述した内ではに自分のを見せつけた。 その欄はらしく軒並み級のであったが、その中になんと さだけ26という並の数値があった。 しかし、それ以前から等でよく「ってなんだ?」と、のた打ち回っていたのでという先入観はあったかもしれない。 ちなみにには「にしたはさが20に達していなければ言うことを聞かない」という要素がある。 のかしこさ26は、かろうじての命を聞ける知である。 だが、が強すぎて結局言うことを聞かせることができないかもしれない・・・。 関連動画 関連項目•

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