ミルタザピン。 リフレックスの効果と特徴【医師が教える抗うつ剤の全て】

リフレックスの効果が出るまでの日数

ミルタザピン

【禁忌】 次の患者には投与しないこと• 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者• MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者(「相互作用」の項参照) 副作用 (頻度不明) 不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定等の セロトニン症候群があらわれることがある。 セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること。 (「相互作用」の項参照)異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。 無顆粒球症、好中球減少症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、感染症の兆候がみられた場合など、必要に応じて血液検査を行うこと。 異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 痙攣があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う 肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 (「慎重投与」の項参照) 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。 QT延長、心室頻拍があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 注意 慎重投与 次の患者には慎重に投与すること 肝機能障害のある患者[肝機能障害を悪化させるおそれがある。 また、本剤のクリアランスが低下する可能性がある。 ] 腎機能障害のある患者[本剤のクリアランスが低下する可能性がある。 ] 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。 ] 躁うつ病患者[躁転、自殺企図があらわれることがある。 ] 脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある患者[精神症状を増悪させることがある。 ] 衝動性が高い併存障害を有する患者[精神症状を増悪させることがある。 ] てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣発作を起こすことがある。 ] 心疾患(心筋梗塞、狭心症、伝導障害等)又は低血圧のある患者[症状を悪化させるおそれがある。 ] QT延長又はその既往歴のある患者、QT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者、著明な徐脈や低カリウム血症等がある患者[QT延長、心室頻拍(torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。 ] 緑内障又は眼内圧亢進のある患者[本剤はノルアドレナリン放出を促進するため、症状を悪化させるおそれがある。 ] 排尿困難のある患者[本剤はノルアドレナリン放出を促進するため、症状を悪化させるおそれがある。 ] 高齢者(「高齢者への投与」の項参照) 小児(「小児等への投与」の項参照) 重要な基本的注意 うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること。 不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等があらわれることが報告されている。 また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されている。 患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、これらの症状の増悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行うこと。 自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること。 家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること。 眠気、めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 (「その他の注意」の項参照) 投与中止(突然の中止)により、不安、焦燥、興奮、浮動性めまい、錯覚感、頭痛及び悪心等があらわれることが報告されている。 投与を中止する場合には、突然の中止を避け、患者の状態を観察しながら徐々に減量すること。 適用上の注意 薬剤交付時 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。 [PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。 ] 用法用量に関連する使用上の注意 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら投与すること。 効能効果に関連する使用上の注意 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮すること。 (「その他の注意」の項参照) 海外で実施された7~17歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。 本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。 (「小児等への投与」の項参照) 高齢者への投与 高齢者では、血中濃度が上昇するおそれがあるので、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。 ] 授乳中の女性への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には、授乳を避けさせること。 [動物及びヒトで乳汁中に移行することが報告されている。 ] 小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する有効性及び安全性は確立していない。 [国内での使用経験がない。 ] 海外で実施された7~17歳の大うつ病性障害(DSM-IV *における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。 *DSM-IV:American Psychiatric Association(米国精神医学会)のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,4th edition(DSM-IV精神疾患の診断・統計マニュアル) 薬物動態 生物学的同等性試験 ミルタザピン錠30mg「トーワ」 ミルタザピン錠30mg「トーワ」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(ミルタザピンとして30mg)健康成人男子(n=60)に絶食単回経口投与して血漿中ミルタザピン濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log 0. 80 ~log 1. 25 の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。 77 78. 19 1. 0 19. 6 標準製剤(錠剤、30mg) 777. 44 78. 92 1. 2 19. ,n=60) 血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。 ミルタザピン錠15mg「トーワ」 ミルタザピン錠15mg「トーワ」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成24年2月29日 薬食審査発0229第10号)」に基づき、ミルタザピン錠30mg「トーワ」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。 一般名同一薬剤リスト• 東和薬品株式会社 薬剤一覧•

次の

リフレックス錠(ミルタザピン)の効果と特徴

ミルタザピン

リフレックス、レメロン(ミルタザピン)の作用機序:抗うつ薬 憂うつな気分が続く病気としてうつ病があります。 うつ病は病気であるため、気合で何とかなる問題ではありません。 このうつ病の治療薬には様々な種類が存在しますが、その中の1つとして NaSSAと呼ばれる抗うつ薬があります。 この抗うつ薬として使用されるNaSSAとして ミルタザピン(商品名:リフレックス、レメロン)があります。 NaSSAによるノルアドレナリンの作用増強 うつ病では脳内の神経伝達物質に異常が起こっています。 そのため、この異常を解消して正常な状態に近づけることができれば、うつ病の症状を改善できることが分かります。 神経伝達物質の中でも、うつ病ではノルアドレナリンやセロトニンと呼ばれる物質が少なくなっています。 そこで、これらノルアドレナリンやセロトニンなどの量を増やすように作用させれば、抗うつ薬として病気を治療できるようになります。 このようにして、ミルタザピン(商品名:リフレックス、レメロン)はノルアドレナリンの作用を強めます。 NaSSAによるセロトニンの作用増強 なお、NaSSAはノルアドレナリンの放出を促進するだけでなく、セロトニンの作用を増強させる働きがあります。 セロトニンが作用するセロトニン受容体(5-HT受容体)の中でも、この受容体はさらに「5-HT1受容体」、「5-HT2受容体」、「5-HT3受容体」と分けることができます。 この時、セロトニンによる抗うつ作用には5-HT1受容体が関係しています。 つまり、 抗うつ作用に関係している5-HT1受容体までは阻害作用を示しません。 NaSSAによって5-HT2受容体と5-HT3受容体が既に阻害されているため、脳内に放出されたセロトニンは残りの5-HT1受容体に作用するしか選択肢がありません。 そして、前述の通り5-HT1受容体は抗うつ作用に関係しているため、結果としてうつ病を治療する作用が強まります。 つまり、ミルタザピン(商品名:リフレックス、レメロン)はノルアドレナリン増強作用に加え、セロトニンの作用を強める働きがあります。 しかし、作用する受容体やその選択性によってはノルアドレナリンやセロトニンを増強することが可能となります。

次の

ミルタザピン(リフレックス)の効き目と副作用について ー 睡眠障害に抜群に効いたけど、めっちゃ太った

ミルタザピン

人により副作用の発生傾向は異なります。 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。 通常、成人にはミルタザピンとして1日15mgを初期用量とし、15~30mgを1日1回就寝前に経口投与する• なお、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として15mgずつ行うこと• (用法及び用量に関連する注意)本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら投与すること ミルタザピン錠15mg「明治」の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起• 以下の病気・症状がみられる方は、• 過敏症• MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内• QT延長• 肝機能障害• 眼内圧亢進• 狭心症• 痙攣性疾患• 自殺企図• 自殺念慮• 腎機能障害• 心筋梗塞• 心疾患• 低カリウム血症• 低血圧• てんかん• 脳器質的障害• 排尿困難• 緑内障• 伝導障害• 著明な徐脈• 統合失調症素因• 衝動性が高い併存障害• 躁うつ病 患者の属性に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、• 妊婦・産婦• 授乳婦• 高齢者• 新生児 低出生体重児を含む• 幼児・小児 年齢や性別に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。 50歳以上 50歳〜• 小児等 0歳〜14歳• 18歳未満の大うつ病性障害 0歳〜17歳• 24歳以下 0歳〜24歳• 7~17歳の大うつ病性障害 7歳〜17歳• 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。 18歳未満の大うつ病性障害 0歳〜17歳• 以下にあてはまる方は、• 24歳以下 0歳〜24歳 ミルタザピン錠15mg「明治」の注意が必要な飲み合わせ 薬剤名 影響 モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤<メチルチオニニウム・リネゾリド以外> セロトニン症候群 セレギリン塩酸塩 セロトニン症候群 ラサギリンメシル酸塩 セロトニン症候群 サフィナミドメシル酸塩 セロトニン症候群 セロトニン作用薬 セロトニン症候群 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群 L-トリプトファン含有製剤 セロトニン症候群 トリプタン系薬剤 セロトニン症候群 塩酸トラマドール セロトニン症候群 リネゾリド セロトニン症候群 メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー> セロトニン症候群 炭酸リチウム セロトニン症候群 薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用を増強、本剤の作用が減弱 HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の作用を増強、本剤の作用が減弱 アゾール系抗真菌剤 本剤の作用を増強、本剤の作用が減弱 ケトコナゾール 本剤の作用を増強、本剤の作用が減弱 エリスロマイシン 本剤の作用を増強、本剤の作用が減弱 シメチジン 本剤の作用を増強 肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用が減弱、本剤の作用が増強 カルバマゼピン 本剤の作用が減弱、本剤の作用が増強 フェニトイン 本剤の作用が減弱、本剤の作用が増強 リファンピシン類 本剤の作用が減弱、本剤の作用が増強 催眠・鎮静剤 鎮静作用が増強 ベンゾジアゼピン系化合物 鎮静作用が増強 ジアゼパム 鎮静作用が増強、精神運動機能及び学習獲得能力が減退 エタノール摂取 鎮静作用が増強 ワルファリンカリウム プロトロンビン時間が増加 QTを延長する薬剤 QT延長、心室頻拍<torsades de pointesを含む> 飲食物との組み合わせ注意• セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの• L-トリプトファン( アミノ酸の一種)を含むもの<大豆、カゼイン、かつお節、小麦、豆腐 など>• アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>.

次の