コロナ 水ぶくれ。 虫刺されで水ぶくれが…何の虫?対処法を解説。皮膚科へ行くべき?

くちびるの水ぶくれは放置しないで!ヘルペスかも…

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(文献1) この皮膚症状にはいくつかのパターンがあります。 皮膚症状のタイプですが、18名中の14名がよく見られる赤いぶつぶつ(紅斑性皮疹)、3名がじんま疹のような症状、1名が"みずぼうそう"(水疱瘡)のような発疹でした。 これらは体幹を中心に出現し、かゆみはあまりないようです。 出典: 最近になり、"しもやけ"に似たCOVID toe(コロナのつま先、コビットつま先)と呼ばれる特徴的な所見が出現することもわかってきました。 さて、コビットつま先とはどういう症状なのでしょうか? 63例の"しもやけ"様の皮膚症状を集めた解析結果 コビットつま先は名前の通り、つま先に"しもやけ"のような症状が出現した皮膚症状です。 新型コロナウイルスに感染した患者さんにみられる特徴的な皮膚症状として報告されています(2020年4月末現在)。 しかし、足のつま先だけでなく踵(かかと)や手の指先にも症状が出現します。 つい先日、イタリアから63例の"しもやけ"様の皮膚症状を集めた解析結果が報告されました。 (文献2) 性別:男性 57. また、痛みやかゆみ、そして皮膚症状は比較的長く持続すると報告されています。 コビットつま先はどうして起こるのか? 新型コロナウイルスに感染した際、コビットつま先が出現するメカニズムについてはこれまでの研究報告から推測できます。 まず、新型コロナウイルスに感染すると小さな血管に炎症が起こることが報告されています。 (文献3) さらに、新型コロナウイルスは血管内皮細胞に感染し内皮細胞に炎症を起こすこと(文献4)、血液が塊やすくなり、血の塊である血栓が起きることも報告されています。 (文献5)このように、血管の炎症や血栓によって指先の血流が悪くなった結果、"しもやけ"と同じ様な皮膚症状が出現するメカニズムが考えられています。 コビットつま先が出現したら新型コロナウイルスに感染しているのか? ではそうなると、コビットつま先が見られたら必ず新型コロナウイルス感染症なのか?という疑問が生じます。 "しもやけ"様の症状ということから、最初に本当の凍瘡(しもやけ)ではないかと考える必要があります。 "しもやけ"は寒いところに長時間ゆび先がさらされると起こります。 まずはそのような経験がないか思い起こす必要があります。 他に凍瘡様ループスといった膠原病やリンゴほっぺ病などのウイルス感染でもこのような"しもやけ"様の症状が出現します。 こういったことから、皮膚症状に関しては皮膚科専門医の診察が必要です。 スペインからは、"しもやけ"様の皮膚症状が出現した132名の患者さんを解析して、新型コロナウイルス感染症との関連を調べた報告があります。 (文献6)これは、これまでの新型コロナウイルスに感染している患者さんを調べて、コビットつま先を見つけたという流れではなく、先に"しもやけ"様の皮膚症状があるかどうか確認し、その患者さんが新型コロナウイルス感染症と関連するかどうか調べた論文です。 この報告によると、54人の患者さん(40. 9%)は新型コロナウイルス感染症が確認された患者との濃厚接触者であり、28人の患者さん(21. 2%)は医師や看護師などのヘルスワーカーと密接な接触があり、19人の患者さん(14. 4%)は新型コロナウイルス感染症と臨床的に診断されていたようです。 つまり、"しもやけ"様の皮膚症状が出現した76. 一方で、"しもやけ"様の皮膚症状が出現した11人の患者さんにPCR検査を実施したところ、2名の患者さんしか陽性にならなかったとしています。 ただし、この陽性率の低さについては、"しもやけ"様の皮膚症状が新型コロナウイルスの感染の後半に出現するためPCRでは検出できなかったのではないかと筆者らは考察しています。 まとめ 新型コロナウイルスに感染した際、しもやけの様な症状(コビットつま先)が出現することがわかってきました。 この症状は、特に若い世代に多いようです。 しかしながら、コビットつま先が出現したからといって必ず新型コロナウイルスに感染しているというわけではありません。 下痢や吐気、咳などの症状がないか体調管理を行いつつ、感染を拡大させない努力が必要です。 日本国内の感染者数が減少してきた今、ひとりひとりがもう一度気を引き締めて行動する必要があります。 参考文献 文献1: J Eur Acad Dermatol Venereol. 2020 Mar 26. doi: 10. 16387. 文献2: J Eur Acad Dermatol Venereol. 2020 Apr 24. doi: 10. 16526. 文献3: Transl Res. 2020 Apr 15. pii: S1931-5244 20 30070-0. doi: 10. trsl. 2020. 007. 文献4: Lancet. 2020 Apr 20. pii: S0140-6736 20 30937-5. doi: 10. 文献5: Am J Hematol. 2020 Apr 8. doi: 10. 25822. jaad. 2020. 093.

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足の水ぶくれの処置と予防 4つの方法

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中学生男子です。 2カ月ほど前から下唇の裏側に水ぶくれのようなものができ、かかりつけ医で「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」と診断されました。 今までに2度切除しましたが、再発しました。 検査の結果、悪性のものではないと言われ、しばらく様子を見ることになっています。 切除すると痛みや腫れが出るので、他の対処法や治療法があれば教えてください。 唾液は主に、大唾液腺と呼ばれる耳下腺、舌下腺、顎下腺から分泌されますが、口唇や舌、頬粘膜には小唾液腺と呼ばれる組織が多数存在しており、おのおのの唾液腺には唾液を出す細い管が存在します。 大唾液腺での発症より、小唾液腺で高い頻度で発症する病気ですが、唾液腺が存在する部位であれば口腔内のどの部位にでも発症の可能性があります。 粘液嚢胞の原因や誘因として、その腺管(唾液を口腔内に流すホースの役目をする部位)の閉塞・慢性外傷・慢性炎症・異物の存在が挙げられます。 これにより唾液が排出できず、管の中に唾液がたまって粘膜の下に水風船のようなものができることで、半透明の水ぶくれのようになります。 内容液が透けて見え、触ると軟らかく、大きさは1センチ以上になることもありますが、腫れても無痛性であることがほとんどです。 特に下唇に発生頻度が高く、原因は先ほど述べた中でも、歯でかんだり傷つけたりと慢性的に外傷を受けやすい部位であるためと予想されます。 自然に破れ内容液が流出し消失することもありますが、時間が経つと再発します。 薬物治療などの保存的治療もなく、摘出のみが根本的治療となります。 口腔内にできる粘液嚢胞は、それ自体が悪性の腫瘍など病的なものではなく、放置しても二次的な病気を生じることはありません。 普段の生活で邪魔でなければ、必ずしも切除は必要でないでしょう。 ただ一般的に放置しておいても自然に治ることはなく、歯が当たって破れてまた膨れてくる…というように、再発を繰り返す場合もあります。 気になるようであれば、摘出を視野に入れて口腔外科医にご相談ください。

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粘液嚢胞かも?舌の裏の水ぶくれが繰り返しできる原因と治療法

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新型コロナウイルス感染症では、一部の患者さんに嗅覚・味覚異常がおきることが報じられています。 「カレーの味がわからない」 「コーラを飲んでも炭酸水のように感じた」 など、患者さんの体験談がマスコミを通して拡散され、新型コロナウイルス感染症を疑う症状として一般の方にも広く知られています。 一方で、こういった嗅覚・味覚異常は新型コロナウイルス感染症だけに起きる症状ではなく、日本耳鼻咽喉科学会からは注意喚起のアナウンスがされています。 5度以上の発熱が4日以上続く場合や、咳、息苦しさ、だるさがあれば、お住まいの区市町村の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。 厚生労働省のホームページからも確認することができます。 mhlw. html 2. 急に「におい」や「あじ」の異常を感じるようになった場合には、万が一、新型コロナウイルス感染症であったときに周囲の人に感染を拡大する可能性がありますので、2週間は出来るだけ不要不急の外出を控えてください。 その間、医療機関への受診は控え、体温を毎日測定し、手洗いをこまめにしてください。 人と接する際にはマスクをつけて対話をしてください。 嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。 自然に治ることも多いのでしばらく様子を見てください。 特効薬はありませんが、2週間経っても他の症状なく嗅覚や味覚が改善しない場合は耳鼻咽喉科外来を受診してください。 さて、最近になって新型コロナウイルス感染症に伴う皮膚症状の報告が相次いでいます。 イタリアの新型コロナ感染症病棟からのデータをまとめた報告(文献1)では、88名の患者のうち18名(20. 18名のうち8名の患者さんは発症とともに、残りの10名は入院後に皮膚症状が確認されたようです。 これらは体幹を中心に出現し、かゆみはあまりないようです。 18例と少ない症例数からの解析結果ではありますが、皮膚症状と新型コロナ感染症の重症度は関連がなかったと報告されています。 全身に出現した小さな水ぶくれ以外に、この女児は肺炎などの全身症状が出現しなかったようです。 同じくイタリアから、新型コロナウイルス感染症で皮膚症状が出現した22名の解析が報告されています(文献3)。 この論文では、小さな水ぶくれ(水ぼうそうのような症状)が12例(54. 5%)に認められました。 先の論文と同様に、かゆみはあっても少ないとのことでした。 "しもやけ"の様な皮膚症状も新型コロナウイルス感染症に特徴的 つい先日、新型コロナウイルス感染症に伴う新たな発疹が報告されました(文献4)。 さらに、クエートからも同様の報告があります(文献5)。 新型コロナウイルス感染症と診断された27歳と35歳の女性が、指先に"しもやけ"様の発疹が出現したようです。 そして、この2名の患者さんは皮膚の症状以外に熱や咳、味覚障害などの全身症状が出ていなかったということでした。 血管に炎症が起きる"血管炎"でも出現します。 最近、新型コロナウイルスに感染すると小さな血管に炎症が起こることが報告されました(文献6)。 では、血管炎が激しくなるとどうなるでしょうか。 皮膚にある血管の炎症がすすむと、小さな内出血が見られます。 いわゆる点状出血という皮膚所見です。 タイからの報告(文献7)では、新型コロナ感染症の患者さんにデング熱と同じような皮膚症状が出現したようです。 デング熱は紅斑と点状の出血を伴う典型的な皮膚症状が出現します。 タイではデング熱が多いため、患者さんの初診の段階では新型コロナ感染症とはわからず誤診したとのことでした。 つまり、新型コロナウイルス感染に伴う血管炎が、指先に起これば"しもやけ"の様な症状となり、体に出現すればデング熱のような点状出血がみられる可能性があります。 感染を広めないためにも、咳や息苦しさの症状出現に注意しつつ、外部との接触を控えましょう。 まとめ 新型コロナウイルス感染症にともなう皮膚症状についてまとめました。 現在のところ、"みずぼうそう"と"しもやけ"のような症状は新型コロナウイルス感染症で出現しうる皮膚所見です。 注意していただきたいのは、こういった皮膚症状が出たからといって新型コロナウイルスに感染した証拠となるわけではなく、他の病気(本当のみずぼうそうや膠原病など)の可能性もあるということです。 また、若い方は新型コロナウイルス感染症にかかると、肺炎などの症状が出ることなく"みずぼうそう"や"しもやけ"のような皮膚症状が出現することがあります。 感染を拡大させないように一人ひとりの注意が必要です。 参考文献 文献1: J Eur Acad Dermatol Venereol. 2020 Mar 26. doi: 10. 16387. 文献2: Pediatr Dermatol. 2020 Apr 21. doi: 10. 14201. jaad. 2020. 044. jdcr. 2020. 011. 文献5: Clin Exp Dermatol. 2020 Apr 17. doi: 10. 14243. 文献6: Transl Res. 2020 Apr 15. pii: S1931-5244 20 30070-0. doi: 10. trsl. 2020. 007. 文献7: J Am Acad Dermatol. 2020 Mar 22. pii: S0190-9622 20 30454-0. doi: 10. jaad. 2020. 036.

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