うつぶせを嫌がる理由を見極めよう! 赤ちゃんのうつぶせ嫌いの大まかな理由をフローチャート分けしました。 あなたの赤ちゃんがうつぶせにした瞬間から怒ったり、びっくりして泣く場合は うつぶせの感覚に慣れていないのかもしれません。 普段仰向けが多い赤ちゃんは、うつぶせになることで視界がひっくり返ることに驚いてしまいます。 また、普段は体重のかからない胸で体を支える、という感覚も最初は怖がる子もいます。 そりゃあ、身体の中で一番重たい場所ですからね。 かつ、仰向けで寝かせていると頭の重さを感じる機会がありません。 急にこんな重たいもの乗せないでー!と怒っているかもしれません。 頭を持ち上げるためには、首の力、背中の力、かつ腕を自由に動かす力が必要です。 最初は頑張れるけど、少しずつ疲れてくると頭が下がり、怒ってしまう子も多いです。 大好きな大人と見つめあったり、喃語でおしゃべりしたり、背中をマッサージしたり… 赤ちゃんが気持ちよいと感じる刺激をたくさん送ってあげましょう。 機嫌よくうつぶせでいられる時間を少しでも長くできればOKです。 頭の重さにびっくりしてしまう子、筋力がなくて頭が徐々に下がってきてしまう子には このように体に角度をつけてあげることをオススメします。 ポイントは• 両腕をしっかり前に出してあげること• 正面におもちゃ等を置いてあげること です。 これによって、両手が自由に動かしやすくなるので、体の重さを負担に感じづらくなります。 時間はお子さんが少しぐずり始めるかな…?くらいまでは続けてOKです。 泣きだしたら、無理に続けず休ませてあげましょう。 そんなの、赤ちゃんだって楽しくない!ということで、楽に体を支えながらたくさん遊ぶことができます。 しかも、この枕取り外しして洗えるようです。 衛生的。 よだれまみれになること間違いないですからね笑。 まとめ 今回は、うつぶせを嫌がる赤ちゃんのための原因の見つけ方とその対策を紹介いたしました! うつぶせ遊びは、ハイハイやずり這いだけでなく、立つ歩くといった長期間の発達に影響するといわれています。 大人も赤ちゃんも、楽しいうつぶせ遊び、Tummy Timeを過ごしましょう! 疑問やお悩みがある際は、こちらからお気軽にどうぞ!.
次のiStock. けれども、 「うつぶせ姿勢で獲得しておくべき能力が、適切な時期に身についていないと、あんよを始めてから転びやすいといった傾向も。 ほかにも先々デメリットが生じる可能性がまったくないとはいえません」と中原さんは言います。 筋力の発達や運動能力の発達につながる 「うつぶせ姿勢にすると、首がすわる前の赤ちゃんでも頭を持ち上げたり横に向けたりしようとします。 この運動が、首~背中にかけてや肩甲骨周辺の筋肉の発達や、体を支えるためにバランスをとる感覚にいい影響を与えます。 赤ちゃんが床の上を自由に動き回ることで、バランス感覚をはじめとした必要な能力を持って、次のステップに移行していけるのです」 呼吸にいい影響を与える 「うつぶせの姿勢の利点は、運動能力だけではありません。 背中が床で圧迫されないため、背中側の肺が広がりやすくなり、呼吸が促され、呼吸器の発達が促されるといわれます。 また、うつぶせ姿勢に慣れている赤ちゃんは、口をきちんと閉じて腹式呼吸を行いやすくなるともいわれています。 この『口をきちんと閉じて鼻呼吸をする』というのは、口腔(こうくう)の正しい発達や感染症の予防をはじめ、発達面にも健康面でもとても大事なことといわれています」 あごの発達や歯並びにもいい効果が 「赤ちゃんの舌は上あごのくぼみに収まるようにできていて、きちんと収まることであごが正しく発達して、歯のかみ合わせも正しく育っていきます。 けれども、ベビーソファなどにいつも座らせている状態だと、あごが上がり、あお向けの状態となり、口が開きやすくなります。 舌の位置が上あごのくぼみからずれやすく、結果、あごの発達やかみ合わせなどに影響を及ぼすこともあるといわれます。 うつぶせ姿勢は、舌が上あごの正しい位置に収まりやすいので、口を閉じやすくなる、ひいては口呼吸に移行しにくくなるともいるでしょう」 うつぶせ遊びは怖くない うつぶせ姿勢は、メリットがいっぱいなことがわかりました。 しかし、近年、SIDS(乳幼児突然死症候群)が心配で赤ちゃんをうつぶせ姿勢にするのを怖がるママ・パパが増えているそうです。 畳ぐらいの固さの場所、ママやパパが見守ることが大事 「確かにうつぶせ寝は、SIDS(乳幼児突然死症候群)の危険因子の1つといわれます。 けれどもそれは、寝かせるときにうつぶせ姿勢にすることや、やわらかい布団の上でうつぶせ姿勢にすることが問題なのです。 赤ちゃんをうつぶせ姿勢にするときは、必ずママやパパの目の届くところで行うこと、そして、口や鼻をふさぐ心配のない畳程度の固さのところでうつぶせにすることが大事です。 首がすわっていない赤ちゃんをうつぶせにするときは、とくに注意して見守るようにしてくださいね」 うつぶせ遊びのとき、おもちゃは近くに置かない 「赤ちゃんと遊ぶとき、基本、おもちゃは必要ありません。 赤ちゃんはまず、自分の体を触って知ることを遊びとして行います。 首を動かしてお部屋やお母さんの様子を観察したり、動きたいという気持ちから手足を動かしてみたり…そうやって自分の体を動かしているうちに、偶然に寝返りやはいはいのしかたを覚えたり、体の支え方、バランスのとり方を獲得していきます。 目の前におもちゃがあると、動く必要がないので、動きたいという気持ちが生まれません。 動きたいという気持ちは、好奇心や意欲を育て、ひいては知能の発達を促します。 中央愛育園など療育施設に非常勤勤務。 不定期で理学療法士向けや子育て支援者向けの勉強会講師も行っています。
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