岸辺 露伴 ルーヴル へ 行く。 岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のレビュー / 漫画レビュー.com

岸辺 露伴 ルーヴル へ 行く

前半の舞台は日本、それも古い日本家屋。 中盤はルーヴル美術館内。 後半はルーヴル美術館の地下運搬通路および地下倉庫。 舞台によってバックカラーが描き分けられていたり、独特の色彩で描く荒木先生の技が遺憾なく発揮されています。 カバーイラストはフランスにちなんでトリコロールに仕上げたんだとか。 (ドピンクにド青・・w) 巻末に取材時の写真も掲載されているのですが、ルーヴルの地下通路や倉庫がよく再現されているのがわかります。 地下倉庫への螺旋階段なんかは本物も雰囲気たっぷりです。 ルーヴル美術館には消防士が常駐していて、取材の際にも実際同行していたとのことです。 荒木先生の作品といえば、キャラクターのポージングも独特。 「ジョジョ立ち」という言葉もあるくらいw 今作の中ではその独特のポージングが、ルーヴル所蔵の彫刻を模していくつか描かれたりしていて、それを見つけるのも楽しみのひとつです。 カバーイラストの奇抜な色使いだけでなく、装丁もなかなか綺麗です。 2800円と少々高価ですが、ジョジョファンなら持っていて損はない愛蔵版です。 『ルーヴル美術館特別展 LOUVRE No. 9』の大阪展があまりにも素晴らしかったので「漫画!買わずにはいられないッ!」と興奮冷めやらぬうちにすぐさま購入。 構成上原作の内容と多少食い違う設定になっているのは仕方ないのかも……。 17歳露伴ちゃんの少しあどけなさが残る表情や少年らしい細っそりした手足に、恭しい口調。 そして、まさかの初恋…?!と、なかなかに貴重なエピソードも読めるので露伴ちゃん好きの私にとってはたまらない1冊でした。 それにしてもあのギザギザのヘアバンドはいつから付けているんだろうか…笑 ルーヴル美術館に展示されている彫刻作品のオマージュで、キャラクターに彫刻と同じポーズをさせても全く違和感を感じさせない。 むしろ、自分の作風や世界観に取り込んで、新たな形として魅了してくれる。 こんなことが出来る人は本当に荒木飛呂彦先生だけだろうなぁ…!しかも、漫画執筆にあたって、ルーヴル美術館の地下へ実際に消防士さん2人の同伴付きで取材をしたりと、危険を顧みずにリアリティを追求し続ける姿勢もすごい…! そんな魅力たっぷりな内容が1冊にギュッと凝縮された最ッ高の作品!さらに全ページフルカラーなのもすっごく豪華です。 というかそれでも足りないくらいです。 荒木先生の絵が好きな人、露伴先生が好きな人にとっては垂涎ものです。 それはもう、だらだらです。 だけど、ジョジョを、岸辺露伴を知らない人に薦めるかというと、難しいです。 とにかくオールカラーという豪華さ。 中身は読みやすいように抑えめのカラーで、色使いがとても綺麗でした。 最初はただただページ毎に絵に見入ってしまいましたが、ストーリーが進むにつれて内容に引き込まれ、ページをめくる手が止まらず、気付いたら読み終わっていました。 後でちゃんと絵もじっくり見たいと思いました。 また、この作品自体がルーヴル美術館の企画展のためのもので、普段の漫画とは勝手が少し違うことや、露伴先生のキャラクターもマイルドにしてある、という巻末の説明を読んで、なるほど!と思いました。 企画展のためのものと考えると、ここまでジョジョを保っていることが、むしろすごいことかとも思いますが 笑 なんにせよ、大満足な1冊でした。 この企画展の他の作品も日本語版であるようなので、読んでみたいなぁと思いました。

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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原画展ではカラー版が飾られていたので、機会があれば原画展へ! グッチの伝統を知りつつ、奇妙なストーリーのラストが絶妙です。 ページ数が少ないので急展開なところもありますが、すっきりまとまっているし露伴先生の口の悪さも楽しめる作品です。 通訳の女性のキャラが面白すぎるんですけど。 似た能力が8部のジョジョリオンにも出てくるので、ジョジョリオンを読んだ人は「もしかしてあの能力かも?」と予想しながら読んでいただけるのも良いかもしれません。 グッチへ行く編なので、ファッションはもちろんグッチです。 クリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニさんのデザインを着ている露伴先生が超絶カッコイイ! 女性のファッションもめちゃくちゃオシャレで、ファッションが好きな人は、洋服やポージングを見るだけでも楽しめます。 ファッションに興味のない人は、話の流れをぶった切るポージングが面白いので注目! 出典:SPUR そして、マンガ「岸辺露伴グッチへ行く」にはとても興味深い部分があるって知っていましたか? ここでは岸辺露伴グッチへ行くのココがすごいというポイント4選をご紹介します。 SPUR(シュプール)という女性誌からマンガの執筆依頼が来たので急に岸辺露伴をグッチファンという設定にしたのではないかと疑ったファンもいるかもしれませんがいらない心配でした。 実は岸辺露伴は「第4部ダイアモンドは砕けない」の時にすでにグッチの時計を身につけていたのです! その画像がこちら。 いかがですか。 ちゃんとグッチの時計をしていますよね。 女性誌からマンガの執筆依頼がくるとこの時すでに予想して岸辺露伴にグッチを身につけさせていた・・というわけではさすがにないと思いますがそれでも荒木飛呂彦先生はすごい!と改めて感心しました。 ・・と思ったのですが作者の荒木飛呂彦先生は第4部で岸辺露伴がグッチの時計をしていたことは忘れてしまっていたとの事(笑) 「ああ、そういえばしてたなぁ・・」と荒木飛呂彦先生はおっしゃっていました。 こういうお茶目なところも荒木飛呂彦先生の魅力の一つですね! 作者の荒木先生は無意識とはいえ岸辺露伴にグッチの時計をさせていたという伏線があった事で今回のグッチとのコラボが実現したわけなのでやっぱりこの漫画はすごいといっていいでしょう。 さすが荒木先生! しかしグッチ好きの方なら気づいたかもしれませんが岸辺露伴と女性通訳以外の登場人物が着ているグッチの服は本物と色違いになっています。 これは岸部露伴と女性通訳が着ているグッチの服をよりアピールためにその他の登場人物が来ているグッチの服の色を変えて目立ちすぎないようにしているのです。 今作ではグッチのアイテムが数えきれないほど出てきます。 例えばどんなアイテムが登場したかというと・・• バッグ• ネクタイ• シャツ• ジャケット• パンツ• ショール• スニーカー• ベルト• スカーフ• 傘 確認できただけでもこれだけのグッチのアイテムが出てきました。 おそらくまだまだあると思われます。 グッチ好きの方は隅から隅までグッチのアイテムを探してみてください。 ところで単純接触効果に話を戻しますが筆者としては正直今までグッチに興味はありませんでした。 しかしこのマンガでこれだけのグッチアイテムを見せられてくるとだんだんグッチに興味がわいてきて好きになったのです。 おそらくこれは「単純接触効果」を利用したもので荒木飛呂彦先生もこの効果を狙ってたくさんのグッチアイテムを登場させているのでしょう。 とくに作中ずっと出てくる岸部露伴の着ているグッチの服は本当におしゃれで一度着てみたいと思いました。 完璧に単純接触効果の影響ですね(笑) グッチ側も単純接触効果で新規顧客を開拓することを狙ってジョジョとコラボしたのでしょう。 そして売り上げアップにつなげることがグッチ側の真の目的です。 グッチの目的に沿いながらしかも面白いストーリーに仕上げている「岸部露伴グッチへ行く」はやっぱりすごいマンガでした。 ちょっと怖い気もしますがたくさんのグッチアイテムが素晴らしいのもまた事実です。 フルカラーなので仕方がないのですが読み切りマンガとしてはかなり少ないページ数です。 連載マンガならまだしも1話完結スタイルの岸辺露伴は動かないシリーズには少なすぎます。 しかもグッチのコーディネートをアピールするために1ページ丸ごと使ったりしていますのでストーリー部分は実質10ページちょっとになっています。 10ページくらいだと普通はストーリーがまとまるはずはないのですが・・岸部露伴グッチに行くはきっちりまとまってるッ! 少なすぎるページ数をまるで感じさせないストーリーの面白さ!そして内容も濃い!少ないページ数で読者をここまで惹きつけるこのマンガのすごさを感じます。 さらにグッチのアイテムひとつひとつが精巧に書かれているところもすごいポイントです。 たとえば今回岸部露伴が持っていたグッチのバッグも本物そっくりに描かれています。 マンガだから適当に書いていると思われる方はぜひ一度ぜひ「岸辺露伴グッチへ行く」を読んでみてください。 グッチ製品の細かな描写にきっと驚かれるはずです。

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「岸辺露伴グッチへ行く」荒木飛呂彦の感想!作品のココがすごい!4選|メガネ丼

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手元にあるので、いまさらですが、ちょっと感想書きとめとこうかなと。 今年になってから読んだので、読んだ時の印象など。 一部からジョジョ読もうと思うにあたり、まず最近の傾向はどんなもんかと読み切りから読んでこうと思って、最初に読んだのが、発売された時買いたいなあと思いながらも買ってなかった愛蔵版『死刑執行中、脱獄進行中』だったのですが、そこで初めて露伴先生の読み切り漫画読んだのが初露伴先生でございました。 露伴先生がジョジョ本編でどんな活躍したのかは解りませんが、その後すぐに『岸辺露伴ルーブルへ行く』を読んだわけですよ。 岸辺露伴 ルーヴルへ行く 愛蔵版コミックス 露伴先生が17歳の時のエピソードと、その10年後、17歳の時に出会った女性にまつわるある絵の話で、いざルーブルへ!という感じのお話です。 意外とこれ買って驚愕したのが、舞台が日本!!荒木漫画で日本家屋が・・・って、本編ではとっくの昔に日本が舞台になってるのなんて当たり前だから、まあこんなこと思うのは初期しか読んでない人ならではなのかもしれませんが・・・。 といいつつバオーは日本人が主人公で日本が舞台だったかもしれんけどwでも日本的でなかったから。 まあジョジョ初期の印象から止まってたからねー。 あと、おもいのほか驚愕したのは、露伴少年が脱衣所で半裸の美女とバッタリ!!おおうなんという少年漫画的な展開ッ!!ラブコメ?!みたいなwwてか半裸じゃなくもう9割がた着てなかったけどね(後ろ姿だけど!) まあそんなことをツッコミつつも、これは少年漫画というよりもルーブルの企画なので大人に向けて描かれている漫画で、少年漫画的な面白さ満載と言うより、すっきりと読みやすくストーリーが展開する、ミステリーやら初恋の慕情やらさらりと描かれていてやっぱり荒木先生の力量すげえやと思わざろう得ない作品でございます。 なんか、巻末の先生のインタビューにクラッシックな恋愛要素と書かれてましたが、先生はこういうのも上手いなあというか・・・セリフとか色々、非常になんか好きだ。 17歳の露伴くんが奈々瀬さんに自分の思いを伝えた時のセリフが凄い良いなあと思って、ここで書いてしまいたいんだけど、やめておこう。 しかし先生はどきりとするような色気のあるセリフ書くのうまいな。 ちょっと書くなら、奈々瀬さんが「でも私をずっとみてた・・・」のシーンとか、そりゃ露伴先生も真っ白になるわw表情とかセリフが良いとか漫画読む側が勝手に魅力的に感じてるだけで、意外と描く側は何気なく書いてるのかも・・・・・いや、そんなことはないか。 ルーヴルじゃないけど、ジョジョリオンで定助が病院で康穂ちゃんに「この世界で他には誰も知らない」も、凄い・・・どきりとするセリフだなあと思って。 普通の女の子だったらキュンとくるわ~。 しかし康穂ちゃんが「・・・」だったのは、あたっていたからか!!!なんちゅー下ネタwww ジョジョリオンはコミックスで3巻まで読んでるけど、記憶をなくしてるけど定助ってもしかして凄い女ったらし・・?大弥ちゃんとの関係が逆転してからの女性のあしらい方みても凄い手慣れてるってかんじだし・・・4部を知らないので4部を読めばなんかああそう言うことかと解るんだろうか。 ああこんなところでジョジョリオンの感想ちょっと書いちゃった。 今日は荒木先生の描く女性陣の話が多いですが、康穂ちゃんもすっごい可愛くて魅力的で大好きです。 てか、ジョジョリオンの心の頼りは康穂ちゃんだけだわ。 だって今のところジョジョリオンの登場人物みんな変な人ばっかりなんだもん。 まともな仲間が欲しいわー。

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