スリーエム 配当。 【米高配当株】スリーエム(MMM)は連続増配60年の米国株|ねるねるの米国株投資

スリーエム(MMM)の銘柄分析(株価・配当など)

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コンテンツ• 1976年以来、ダウ工業株30種構成銘柄となっていて、 4番目の古株です。 スリーエム(3M)の名前自体は聞いたことがなくても、貼ったりはがしたりできる付箋である Post-it( ポストイット)や、テープやのりなどの Scotch( スコッチ)ブランドなどは見聞きしたり、実際に使ったりしたことがあるのではないでしょうか。 スリーエム(3M)は「 15%カルチャー」という文化を持つ企業としても知られています。 これは、「将来のビジネスのためになる」ものであれば、労働時間の15%を費やして、その研究にあてることができるというものです。 こうした取り組みが新たなイノベーションをもたらしているといえ、著名な経営書『ビジョナリーカンパニー』においても、以下のように紹介されています。 今後50年間、100年間、成功を続け、環境の変化に対応していく企業を1社だけ選べといわれれば、わたしたちは3Mを選ぶだろう。 売上高(収益)、営業利益、純利益 売上高(収益)は近年横ばいで推移していて、年平均増加率(2014-19)はわずか 0. 営業利益率は20%を上回る水準で安定して推移していましたが、2019年に節目の20%を割り込んでしまいました。 資本財セクターは、 景気敏感セクターといわれます。 スリーエム(3M)の製品は、Post-itのように消費者向けの製品や、医療事業者向けの製品など、不況でも需要が見込めるものもありますが、多くが工場現場で用いられる製品です。 そのため、景気が悪化して世界経済が落ち込めば、工場の生産量も落ち込み、 製品への需要が減少することが見込まれます。 世界経済にそれほど減速感はありませんが、米中貿易摩擦の影響もあって、2019年は全体的に製造業が不振でした。 営業利益率は 22. 8%です。 トランスポーテーション&エレクトロニクス部門は、自動車向け製品や交通安全製品(標識など)、電子機器材料などで構成されています。 営業利益率は 23. 1%です。 この2部門はスリーエムの収益の 約3分の2を占める主力事業ですが、 ここ3年の売り上げは 横ばい、やや微減傾向と思わしくありません。 ヘルスケア部門は、聴診器や歯科用接着剤、創傷ケア(皮膚の損傷を治療)製品など、医療現場向けの製品で構成されています。 食品面の衛生をチェックする製品などもこの部門に属します。 営業利益率は 25. 2019年に創傷ケア企業の アセリティ(Acelity)を買収しています。 8%にとどまります。 BPS(1株あたり純資産)も、2015年以降横ばいで推移していますね。 2019年のアセリティ買収で、さらに債務が増えている点が心配ではあります。 キャッシュフロー(CF) 営業CF、フリーCFともに2014年以降は横ばいで推移していますが、 営業CFマージンも20%程度で安定しており、 キャッシュを創出する力は高水準であることがうかがえます。 増配率 2020年は四半期あたり 1. 44ドルから1. 1%にとどまりました。 5%となっています。 配当利回りが3. 5%を超えるのは、リーマン・ショック時の 2009年以来ですね。 自社株買いも含めた株主還元状況 自社株買いも含めた総還元性向は2013年以降100%を上回っていて、 利益以上の金額を株主に返していることが分かりますね。 それでも、株価が下落してしまっているのですが…💦 ・業績:直近5年は横ばい。 ヘルスケア部門の成長期待。 中国の売り上げは10%程度で比較的影響あり。 ・財務:アセリティ買収もあって、借金が増加傾向にあるのが気がかり。 ・ 株主還元: 62年連続増配企業。 配当利回りは歴史的水準も、さらなる増配には業績向上が必須。 9%と小さいですが、調整後EPSが、リストラなど構造改革費用が重しとなって 13%の落ち込みとなっています。 配当性向も 75%程度とやや高めです💦 もっとも、これだけ事業ポートフォリオが多様化されている企業ですし、キャッシュフローも安定して稼げていますから、 会社が倒産するなんてことはとても考えづらいです。

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【米国株】(高配当株)スリーエム(3M)【MMM】の銘柄分析

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【基本情報】 スリーエム【ティッカー:MMM】は、グローバルに展開する産業部材の会社で、 世界有数のコングロマリット(多国籍複合企業)です。 一番身近な製品で ポスト・イット(付箋)が有名ですね。 「あなたの3m以内に、何かのかたちで3Mに関係した製品がある」と言われるほど、 様々な分野に製品を展開しています。 オフィス用品のほか、ヘルスケア、エレクトロニクス、自動車、交通インフラ、通信など合わせて 5万5千の産業製品を有しています。 資本財セクターに属するのは機械、建物、工具など様々製品の製造や販売を行う企業です。 米国の同セクターで比較しますと、ボーイング【BA】、ハネウェル【HON】、ユニオンパシフィック【UNP】、 ユナイテッドテクノロジーズ 【UTX】に次ぐ 時価総額5位の会社です。 上記は過去40年のチャートです。 右肩上がりのチャートですが、ここ2,3年は陰りが見えています。 技術者間の活発なアイデア交換の一助にもなっており、この文化がスリーエムの 革新的な製品開発につながっているんですね。 それでは、早速スリーエム【MMM】の強みと弱みを見ていきましょう! 【強み-Strength-】 まずは、スリーエム【MMM】の強みをみていきます。 私が思う主な強みは2点あります。 また、グローバルに事業を展開していますので、 国際分散という観点からも非常に魅力のある企業です。 この状況がいつまで続くかは分かりませんが、長期的に存続しうる企業の一つだと思います。 現に100年以上も続いている企業ですし。 配当は 株主のリターンの源泉で、連続増配銘柄は配当により株価が支えられており、無配当銘柄と比較して株価の上下が少ないのが特徴です。 近年は米中貿易摩擦の影響もあり、微増ながら売上も着実に伸びていますので、長期投資向きの企業です。 【スリーエム MMM 配当情報】 ・年間配当額 5. 44$ ・過去5年配当利回り 2. 69% ・過去5年平均増配率 12. 参考にどうぞ。 【弱み-Weakness-】 次に、スリーエム【MMM】の弱みをみていきます。 私が思う主な弱みは2点あります。 資本財セクターは他セクターと比べ浮き沈みが激しい業界でもあるので、見極めが非常に難しい側面もあります。 スリーエム【MMM】に投資する際も、 保有比率には気をつけたいです。 2018年12月期決算より アジア太平洋では中国の売上割合が大きいため、昨今の 米中貿易摩擦の影響を強く受けています。 ヨーロッパや南アフリカの政情不安や為替の影響など、他要因のマイナスポイントもあるため一概には言えませんが、米中貿易摩擦によるチャイナリスクで2019,2020年の業績見通しは暗いです。 米中貿易摩擦は長期化することが予想されますので、スリーエム【MMM】の不調は長続きするかもしれません。 とはいえ、顕在するチャイナリスクは 長期的な株価上昇のアクセルになり得ますので、 米中貿易摩擦関連の銘柄として今のうちに少しづつ買い増していくのも面白いと思います。 【まとめ】 資本財セクターの配当王スリーエム【MMM】に対する、私の考えを整理してみました。 米中貿易摩擦やそのほかの国際的な政情不安により、 中期的な見通しは暗いです。 ただ、スリーエム【MMM】は長期的に永続しうる企業だと思っていますので、 連続増配が続く限りはしっかりホールドしたいと考えています。

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【MMM】60年連続増配の配当貴族企業『スリーエム』(=3M)の今後の株価を予想!業績見通しは不透明だが長期投資に妙味あり?

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Contents• そもそも3Mとは? 3Mは、電気・電子分野から文房具に至るまで、幅広い事業分野を持つ世界的素材メーカーです。 3Mの製品には、具体的に以下のようなものがあります。 エレクトロニクス 電子機器や半導体、自動車部品の周辺部材を扱っています。 具体的には、ディスプレイの材料や電子用接合材料、絶縁テープや両面テープなどがあります。 業務用ソリューション製品 商業施設や工場、飲食店向けに様々な製品を扱っています。 具体的な製品は、たわしやモップ、滑り止めのテープ、フロアマット、梱包用テープなど、多岐に渡っています。 ヘルスケア関連 主に医療関係機関向けの製品を扱っています。 聴診器やサージカルテープ、消毒用ローション、歯の矯正器具なども扱っています。 個人向けにも、あぶらとりフィルムやスキンケア製品、アイパッチや医療用テープなどを扱っています。 セーフティ 人や環境を守るための様々な製品を扱っています。 代表的なものでは、粉塵マスクや防毒マスク、衛生モニタリング製品や道路標識用製品、車両反射材や水質保護用のフィルターなどがあります。 自動車・交通関連 救急車や消防車などの特殊車両や鉄道向けの製品を中心に扱っています。 テープや接着剤、反射材、グラフィックフィルム、交通安全関連製品などがあります。 製造関連 重工業や木工業から飲食業向けまで、様々な製造業向けに多岐に渡る製品を提供しています。 製品は、接着剤や衛生用品、研磨剤など、取引先業種に応じてたくさんの種類を扱っています。 コンシューマー いわゆる事務用品を取り扱っている分野です。 ふせん、メモ、ラベル、カード、粘着テープなどの文房具をはじめ、DIY用製品や個人向け医療用製品などを幅広く提供しています。 ポストイットも同社の製品です。 【はじめは鉱業!さまざまな分野に派生させ今や商品数5万点以上!】 3Mは、Minnesota Mining Manufacturingの略です。 これは、ミネソタの鉱業の会社という意味です。 同社は鉱業からはじまった企業なのです。 鉱業で培った技術を多くの分野に派生させ、コングロマリット化を実現しました。 3Mは経営手法にも特徴があり、経営学者の間でも研究題材になることが多いユニークな企業です。 特に有名なのが「15%ルール」。 これは、勤務時間のうち15%は、会社から与えられた仕事以外の業務をしてもよい」というルールです。 近年は日本でも総合商社の丸紅が取り入れていますね。 この自由な時間こそが、3Mの世界で愛される製品たちを多数生み出しているのです。 連続増配60年の配当貴族銘柄 3Mは連続増配企業としても有名です。 配当金は基本的に利益余剰金から支払うため、増配を続けるには利益を伸ばし続けなければなりません。 その連続増配を60年続けているということは、不景気下でもしっかり稼ぐことが出来る会社だと判断する一種のバロメーターなります。 Dec-14 Dec-15 Dec-16 Dec-17 Dec-18 Dec-19 売上高 31821 30274 30109 31657 32765 32,416. 47 営業利益 7135 6946 7027 7788 7207 5,789. 00 税引前当期利益 7026 6823 7053 7548 7000 当期利益 4956 4833 5050 4858 5349 4,979. 22 ほぼ横ばいの推移ですが2019年期は減収減益の予想となっています。 4月の決算発表では1-3月期は全ての部門で減収減益となり、アナリスト予想を下回りました。 さらに、通期の予想を引き下げています。 合わせて、米中貿易戦争などの影響による中国市場の不調や、自動車・家電分野の市場の弱さなどを理由として2000人の削減を発表しています。 これを受けて株価は13%も急落。 ブラックマンデー(暗黒の月曜日)以来の下げ幅となりました。 フッ素加工用の化学薬品が水路を汚染したとして、ニューハンプシャー州が同社を訴えていることも悪材となっています。 為替動向もあまりよくありません。 投資判断を「強気」としていたアナリストが「中立」に見通しを引き下げたことも株価の重荷になりました。 7月に発表された4-6月期の決算は、予想ほど悪いものではなかったことから株価は約5%急伸しました。 しかし、業績の見通しは暗く軟調な値動きで終始しています。 PER水準は不人気化により過去平均より低い水準 それでは業績に対して現在の株価はどう評価されているのでしょうか。 2019年7月では、米国のPER平均は20. 4倍、世界平均は16. 6倍となっていますが。 PERは業種やその企業ごとに妥当な水準が違うため、PERを比較する際は、その企業の過去のPERの推移や、同業他社などとの比較をします。 下の表は3MのPERの推移です。 過去6年間で見ると、20~25倍の間安定しています。 現在の同社のPERは17倍ほどまで下がっています。 過去の水準に比べると株価が少し割安に評価されているということになります。 3Mの予想EPS は9. 51ドルです。 現在株価は160ドルほどにところで推移しています。 仮にPERが20倍まで戻るとすれば株価は190. 2ドルですので、30ドル程度の上昇余地があるということになります。 配当利回りは高水準 次に配当利回りを見て行きます。 配当利回りは、投資額に対する年間配当金の割合を示します。 3Mは60年に及ぶ増配記録と直近の株価の下落によって配当利回りは3. 5%強となっています。 日本企業では2%弱のところが多いことを考えると、魅力的な水準です。 Dec-14 Dec-15 Dec-16 Dec-17 Dec-18 Dec-19 配当(ドル) 3. 42 4. 1 4. 44 4. 7 5. 44 5. 68 配当利回り 2. 3Mは世界中で事業を展開しており、中でもアジア太平洋地域での売上が約3割、そのほとんどが中国です。 そのため、現在勃発している米中貿易戦争による中国市場での逆風の影響はかなり大きいものとなっています。 それに加えて不安定な為替動向や同社工場の訴訟問題など、業績や株価に悪影響を及ぼすであろう材料も多くあり、 大規模な人員削減策を打ち出しています。 しばらくは同社の株価もさえない展開が続くでしょう。 ただし、同社の製品の多くは世界的に強い競争力を持つものが多く、特許も4万点以上取得しています。 4-6月期の決算でも、アナリスト予想が実際の結果に比べかなり悲観的だったことを考えると、 現在の株価もやや安く評価されすぎている可能性もあります。 また、株主還元にも積極的であり、業績悪化も減配が必要というほどではないと思われます。 そのため、すぐに大きな値上がりは期待できないかもしれませんが、 配当金目当ての長期保有前提で持つということであれば、いい押し目買いのチャンスになるかもしれません。 ただし、中国市場の不透明感が否めず、為替動向も不安定。 しばらくは冴えない動きをすると想定される。 5%超えでまずまず魅力的。

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