ある日、お姫様になってしまった件について 登場人物。 【感想・ネタバレ】ある日、お姫様になってしまった件について 2のレビュー

Shimakage Ruia

ある日、お姫様になってしまった件について 登場人物

* 縦書き? 横書き? LINEマンガでは縦読み形式だが、単行本では普通の漫画のコマ割になっている。 そして、LINEマンガのテキストは縦書きだが、単行本では横書きだ。 多分、元の漫画の原稿は通常のコマ割で作成してるんだろうな。 で、LINEマンガなどの媒体で配信する時はコマ単位・フキダシ単位で分割して、縦読みしやすいよう組み立ててるんだと思う。 だからテキストも日本の出版事情に合わせて縦書きにできるんじゃないかな。 でも、単行本化する時は本来の原稿の形に戻るから、韓国で出版されてるものと同様、横書きになるのだろう。 Amazonのカスタマーレビューには「読みづらいから原稿を反転させて縦書きにしてほしい」なんて意見もあるけど、やめてくれ。 私は横書きのほうが読みやすかったです。 * 父親に媚びて生き残りを図るお姫様 それはさておき、フルカラーを活かした絵が美しい漫画なのだ。 登場人物は美男美女だし、主人公はお姫様らしく多種多様なドレスやワンピースを着ていて、とてもかわいい。 庭にいる場面が多いんだけど、登場人物に重なる緑色の木々の影やこもれびの描写も美しい。 フルカラー万歳。 ストーリーは、いわゆるなろう系なので、ありがちといえばありがちだ。 睡眠薬を飲んだはずの主人公は、とある小説に出てくるお姫様アタナシア(アーティ)に生まれ変わってしまう。 しかし、小説内の彼女は父親である皇帝クロードに疎まれて育ち、小説の主人公ジェニットの犠牲になる形で無実の罪をきせられ、父親に処刑されて死ぬ運命だった。 処刑エンドを避けたい主人公アーティは、冷酷なクロードに「パパ大好き!」と全力で媚を売って生き残ろうとする……(1巻、3巻の表紙にいる仏頂面の男が父親のクロードで、女の子がアーティ) 同じ韓国の漫画『皇帝の一人娘』と酷似してるらしいけど、なろう系などのWeb小説は似たようなネタの話が多いからそのせいかも。 『皇帝の〜』はKindle版が出ていないため、読み比べることができなかった。 (登場人物の名前は、聞き慣れた名前と微妙に異なるので書きまちがえそうになる。 アナスタシアではなくアタナシア、フェリックスではなくフィリックス、エゼキエルではなくイゼキエルが正しい表記) * クロードのつっこみどころ、あるいは面白さ ここから先は、読みながら面白くてじわじわきてしまった部分を、つれづれなるままに書いていこう。 1番ツッコミどころが多くて謎めいていて面白いのが、アーティの父親であり、冷酷で人々にも恐れられている皇帝クロードだ。 まず服装。 なぜか作中のクロードは、ほとんどの場面で古代ギリシャ人のようなひらひらの布をまとっており、正装した表紙との落差が激しい。 布をゆるく肩にかけて腰紐で結び、腕も胸もお腹もほぼ露出した格好なのだ。 他の男性陣はかっちり長袖ジャケットなのに。 寒くないですか?? この世界の季節感がわからない……(暑さ寒さの描写がほとんど出てこないため、常春の天候なのかも) また、クロードは皇帝として多忙なため、睡眠時間も短いと記されているのだが、アーティの前ではいつも暇そうだ。 ぼーっと座ってたり、急に昼寝を始めたり、書類ひとつ載ってないテーブルの前でお茶を飲んでたり。 恐らく、仕事がひと段落ついてからアーティを呼んでいるか、あるいはアーティが来ると聞いた時点でそのへんを片づけているんだろうけど、それにしてもめっちゃ片づきすぎてるんですよ。 周りに人が多いのを嫌って、メイドもほとんど身の回りに置いてないのに。 7歳のアーティが「父親の宮殿に行けばケーキ食べ放題」と学習して、ケーキほしさに突然訪れた時も、クロードは何もないテーブルの前でソファに座り、悠然とティーカップを傾けながら「来たか」とか言うわけですよ。 きっと「姫様がこっちに向かってます」と先触れを聞いた瞬間、急いで仕事道具を片づけたのでは? そしてお茶を飲みながら余裕そうな顔で待ち構えていたのだろう。 そう思うと、めっちゃじわじわくる。 * 余談:学問の描写 アーティは小説の世界に生まれ変わる前の大人だった記憶があるし、勉強もめちゃくちゃがんばるんですよね。 小学校に入るくらいの年齢で、すでに哲学書を読んでいる。 周りが「天才だ!」と褒めてくれるとうれしいし、自分とあまり年齢の変わらないイゼキエルに負けたくないし。 作中で、アーティやイゼキエルの勉学に対する早熟さ・優秀さを描写するため、架空の哲学者・思想家の名前がいくつか出てくる。 それを読んで思ったんだけど、この世界では社会学や哲学といった分野も、ピアノのバイエルみたいに「どの本をどの順番で学ぶか」って決まってるっぽいな。 「この年齢で、この理論を何冊目まで終わってるなんてすごい!」みたいな描写もあるし、四書五経に似てるね。 「男子たるもの、科挙に備えて何歳までにこれくらいやっておかなくては」ってのと似てる気がする。

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ある日、お姫様になってしまった件について 登場人物

詳細は「」を参照 青髪 ピアス(あおがみ ピアス) 声 - 上条や土御門の親友で学級委員の高校1年生。 本名不明。 も驚く野太い声でエセ関西弁を話す、長身の自称関西人。 級友からは、友人の上条や土御門と共に「 クラスの三バカ(デルタフォース)」の一角として認知されている。 登場シーンは3人でオタク談義を行っていることが多く、他の2人以上に豊富なオタク知識や嗜好を持つ。 特に好みの女性のタイプを述べた際は、電撃文庫の1ページが半分埋まるほどのタイプを(も含め)列挙した。 メイド服似の制服を目当てに、とあるパン屋で下宿している。 に対して一定の価値観を置いており、夏休みの宿題を彼女に褒められたくて全部やったのに、彼女の補習を受けたい一心で全て家に置いてくる。 また、小萌の住所を知っているため、作中では「ロリコン」「マゾ」「ストーカー」などと表現されている。 その行動ゆえか、4月から一端覧祭までに計43回の職務質問を受けている。 能力はレベルを含めて不明。 また上記のように小萌目当てにわざと補習を受けていることもあるため、本当に成績が悪いのかすらわからない。 『超電磁砲』では「天賦夢路(ドリームランカー)」の中でも伝説と謡われるSランカー「 BLAU(ブラウ)」として登場。 芸能人や超能力者の常盤台組を題材にした卑猥な夢を配布していたことがバレて、美琴から制裁を受けたうえで食蜂に記憶を消された。 新約ではオティヌスの作り出した世界で懐中電灯を武器に上条に襲いかかった。 この時、初めて標準語を話すなど不気味な雰囲気を醸し出していた。 姫神 秋沙(ひめがみ あいさ) 声 - 本作のヒロインの1人。 上条のクラスメイトの高校1年生。 元霧ヶ丘女学院の生徒。 「」の一人。 表情の変化が少ない長い黒髪の少女。 しかし、全くの無表情というわけでもなく、むしろ一切の攻撃性を感じさせない、安心感を与える顔立ち。 初登場時は姿。 原作や漫画では読点(、)を使うべき箇所で句点(。 )を使った話し方で表記される。 Cカップ。 もともとはの小さな山村で生活していたが、10年前、自分の能力を恐れた吸血鬼に命を狙われた際に、結果として故郷の住人達を皆殺しにしてしまった過去を持つ。 それ以来、能力の弊害を防ぐ術を求め、学園都市に訪れるが、希少能力者であったことから三沢塾による軟禁生活を送ることとなる。 その後、吸血鬼を欲するが三沢塾を乗っ取り、互いの目的のために彼に協力していたが、三沢塾の事件で自暴自棄になったアウレオルスに殺されそうになったところを上条とステイルに救出される。 事件後は、からもらった「」の力を簡略化したで能力を抑えた事で、吸血鬼を呼び寄せる心配はなくなった。 だが、これによって無能力者と判定されて霧ヶ丘女学院を退学させられ、8月中は一時的に小萌の家に居候する事になり、その後、2学期より上条の高校へ転入した際に学校の寮へ引っ越す。 なお、この十字架を持っていたため、大覇星祭ではイギリス清教の魔術師と間違えられてに襲撃された。 同級生の吹寄とは仲が良く、男子相手にも物怖じしない姿に憧憬を抱いている。 能力は「 吸血殺し(ディープブラッド)」。 学園都市に来る前から持っており、「原石」の能力の一つ。 自分の意思と無関係に、を食虫植物のごとく誘い出し、自身の血を吸った吸血鬼を無差別に灰に帰してしまう。 この能力によって吸血鬼が存在することが証明される。 漫画版では原作第2巻の内容が描かれていないため未登場だったが、原作と同じ2学期に上条の高校に転入してきた謎の転校生として登場している。 また、コンビニのATMのシーンが上条との初めての会話となっている。 吹寄 制理(ふきよせ せいり) 声 - 本作のヒロインの1人。 上条のクラスメイトの高校1年生。 背が高く、巨乳でスタイルがいい少女だが、それを彷彿させる色気は無い。 大覇星祭実行委員に立候補し、全力で活動するなど典型的な仕切り屋タイプ。 また、好きの健康オタクで、怪しい健康グッズや健康食品などを多く持っている。 クラスメイト(特に男子生徒)からは「対カミジョー属性完全ガードの女」と呼ばれている。 「不幸という屁理屈で人生に手を抜く輩は大嫌い」とも豪語しており、「不幸」が口癖の上条には厳しく接する。 男勝りな性格からも、上条とは。 三バカが学校で引き起こす問題行動に対して制裁を加えるが、やり過ぎて教師から一緒に怒られる事も多い。 大覇星祭初日に運営として玉入れの会場で働いていた際、オリアナが仕掛けていた「速記原典」による攻撃を受けて負傷するが、冥土帰しの病院に搬送され一命を取り止める。 大熱波の際には上条や青髪ピアスと共に「水狩」の一員として校外で活動した。 創約ではクリスマスに入院する事になった青髪ピアス達を見舞いに来たが、いかがわしいデータの入った青髪のタブレット端末を破壊する。 雲川 芹亜(くもかわ せりあ) 声 - 上条の高校の先輩。 統括理事のブレイン。 底辺校の生徒だが、非常に頭脳明晰な巨乳(Gカップ)の美少女。 「けど」という語尾が特徴。 貝積のブレインとして様々な情報に精通しており、上条の「幻想殺し」を知っている模様。 話術のみで人心の掌握を行い、現在の地位に君臨している。 また、肉体損傷に備えて「」で肉体のスペアパーツをいくつも用意している。 刺激溢れた今の生活を愛しており、刺激の中心になる上条の不幸を面白いと気に入っている。 記憶喪失前の上条とは親交があり、彼との関係性を大切にして暗部などのしがらみを持ち込まない関係を保とうとしている。 また、上条が記憶喪失になったことも知っている模様。 上条への好意や心理戦を得意とするという共通点から、食蜂とはライバルのような関係。 上条への好意はかなり強く、食蜂に彼が自分の悪口を言っていたというあからさまな嘘を聞かされた時には普段の冷静な態度が崩れて涙目になり、彼がラブレターをもらって自分の目の前で喜びだした(結局は誤解だった)時には殺意をのぞかせている。 世界中の「原石」を独占しようと企んだアメリカの要人ジョージ=キングダムに対し、貝積の頼みでを使って「原石」達を保護する計画を立案・実行する。 また、にジョージ暗殺を命令した。 「人的資源」プロジェクトを貝積と共に潰そうと画策していたが、薬味に騙され黒幕が貝積だと思った土御門と交戦。 丸腰にもかかわらず話術と心理的圧迫により圧倒的優位に立つが、抉り取られた眼球を触媒としたを使用されて敗れる。 「人的資源」プロジェクトが潰えた後、スペアの眼球を移植し、一連の行動のケジメとして土御門を第7学区の鉄橋で「処刑」した。 食蜂が自身の記憶に不審を持った際には上条のことを出されたこともあって素直に協力し、彼女が危機に陥ることを見越して入院中の上条を第21学区に向かわせた。 『超電磁砲』にも登場。 「ヘソ出しカチューシャ」を名乗り、大覇星祭初日に行われた二人三脚の解説者を務めた。 教師 [ ] 月詠 小萌(つくよみ こもえ) 声 - 上条のクラスの担任である教師。 童顔と身長135cm の容姿から小学生にしか見えない が、教師だけあり、大学も卒業済みのれっきとした成人女性。 も持っており車の運転もするが、足がペダルに届かないため、ペダルの操作を手で行える用の車を使っている。 私生活はずぼらで、タバコも吸いビールも嗜む。 学園都市の七不思議のひとつになっていたり、一方通行に「不老不死実験の被検体」と揶揄されるほどに実年齢は物凄いことになっているらしく(少なくとも黄泉川よりは上で、地の文では扱いされたこともある )、第5巻あとがきでは「最年長ヒロイン」と称された。 教えることが大好きで教育の機会を取り上げられると酷く傷つくなど、教師の鑑のような人物。 出来の悪い子こそ教師が救うべき対象と考え(上条によると「出来の悪い子供を見れば見るほどニコニコの笑顔になる」)、自分の生徒を侮辱されると猛抗議する。 その辺りには生徒達も感謝しており、大覇星祭では自分達を侮辱して小萌を悲しませた対戦相手をチーム一丸となって殲滅した。 また、姫神やのような家出少女などの保護が趣味という、根っからの世話好きでもある。 科学技術が発達している学園都市でも際立つほどのオンボロアパートに住んでいる。 また、秒刻みで時間がわかる正確な体内時計を持っているため、家に時計は置いていない。 能力開発の専攻は発火能力らしいが、社会心理学・環境心理学・行動心理学・交通心理学なども専門とする。 また、「AIM拡散力場」に関しても豊富な知識を持ち、その知識はしばしば上条を助けている。 黄泉川 愛穂(よみかわ あいほ) 声 - 上条の高校の体育教師。 第73活動支部所属の「」の一員。 尻まで届く長さのロングヘアを後ろに縛り、抜群のプロポーションが映える大人の美女であるが、服装はいつも冴えない緑のジャージ姿。 「 - じゃん」という語尾が特徴。 同僚の小萌とは友達に近い交流を持っているほか、とも昔馴染の間柄。 普段は飄々と振る舞っているが、「警備員」としての熱い側面を持つほか、何か問題があると後先を考えずに部屋の整理整頓を始める癖も持つ。 教師としては「優等生より馬鹿な生徒の方が面白くて好き」らしく、そういった面々のクラスを担当している小萌を羨んでいる(黄泉川のクラスは優等生ばかり)。 過去に「警備員」として子供に武器を向け殺してしまったため、相手がたとえ上位の能力者であっても子供へ武器を向けないよう自分に制約を課している。 その代わり、「あくまで防具」としてやを武器のように使って捕縛行為をする。 また、ATM荒らしをした浜面達を捕まえる際には大型特殊車両でカーチェイスをし、却って被害を拡大させるような面もあることから、「シリアスをコミカルに処理する女」と評される。 そんな彼女だが、子供のために武器を向けることは迷わない。 小萌の家とは対照的に、最新設備が満載された第7学区の教員用4LDKマンション「ファミリーサイド」の2号棟13階に、実験協力という名目で住んでいる。 また、を万能な調理器具として用いており、これで色々な料理を作ることができる。 芳川からとの面倒を見るように頼まれ、退院した2人を自宅へ引き取り、職を失った芳川も居候させる。 都市の暗部に堕ちた一方通行が距離を置いた後も彼を気に掛けており、一方通行との勝負の際にはこれに割って入り、とどめを刺そうとした一方通行を引き止めようとした。 第三次世界大戦後は、暗部から解放された一方通行に加えて、新たにの面倒も見ている。 「警備員」という立場上、『超電磁砲』『一方通行』にもしばしば登場する。 親船 素甘(おやふね すあま) 声 - 上条の高校の数学教師。 逆三角形の眼鏡に堅いスーツ姿の女性。 教師の中でも特にしつけに厳しい人物。 自身の損な経験上、美人は得をするということを身をもって知っていることから、美人の恩恵を受けるために化粧や健康管理など色々努力している。 災誤(さいご) 上条の高校の教師。 生活指導を担当している。 厳つい顔と巨体からと描写される。 古武術の使い手で、青髪ピアスを一瞬で締め落とすほどの実力を持ち、生徒から恐れられている。 落石注意ゾーンで岩盤を両手で受け止めた伝説がある。 人間離れした風貌から、にと間違えて攻撃され、病院送りにされたことがある。 常盤台中学 [ ] 御坂 美琴(みさか みこと) 声 - 本作のヒロインの1人。 常盤台中学2年生。 学園都市第3位の超能力者(5)。 詳細は「」を参照 白井 黒子(しらい くろこ) 声 - 常盤台中学1年生。 「風紀委員(ジャッジメント)」第177支部所属。 大能力者(レベル4)。 『超電磁砲』では準主人公。 茶髪ツインテールの少女。 鈴のような声をしており、語尾に「 - ですの(主に事件発生時に容疑者と対峙する際の台詞「ジャッジメントですの!」)」と付けるなどのお嬢様口調が特徴(ただし汚い言葉も平気で使う)。 美琴の後輩かつルームメイト(美琴によれば「押しかけてきた」らしい)。 作中では「風紀委員」として事件の表部分に関わることが多いが、「残骸(レムナント)」を巡る事件では主人公格として活躍する。 コンビニや輸入雑貨まわりに関連するホワイトスプリングホールディングスの関係者。 美琴を「優しすぎる」という理由で慕っており、彼女を「お姉様」と呼び、自身をそのとしている。 時には相棒として共に戦い、友人としては美琴にも認められているが、恋愛感情に基づいたアプローチをする点は変態扱いされており、しかもそのアプローチが過激なため、美琴からはたびたび電撃制裁を受けている。 また、美琴と親しくなった人に対して嫉妬し、怒りを露わにしたりする。 「風神雷神コンビ」として美琴と仲のいい婚后光子を目の敵にしており、会うたびに言い合いをしているが、ときには背中を預けて共闘もしたことがある。 本来は美琴のルームメイトではなかったが、美琴の本来のルームメイトを「あくまで合法的に 」追い出して同室になったことが、黒子の言葉から明らかになっている。 自他共に認める変態では有るが、成績・素行等は優良、能力レベルも高いため、学校内では次代のエース候補と目されている。 佐天によれば、「自分の中で絶対に曲げない信念があって、それを信じて実行する正義の人」。 基本的には公私をキッチリと分け、「風紀委員」として行動する際は一切その素振りは見せず確実に任務をこなす等、非常に優秀な人物でも有る。 ただし、美琴とのデートを実現させるために初春を利用しようとしたりするなど、他人を巻き込むこともする。 しかし、仲間思いの面もあり、美琴が何か隠し事をしていると気づいた時には、ただ黙って見守っていたりもする。 幽霊が怖いといった意外な面もある。 9月14日、不審なキャリーケースの確保に失敗したことから「残骸」事件に巻き込まれ、初春のサポートで主犯の結標を追い詰めるが発砲され重傷を負う。 ビルの崩落に巻き込まれかけたところを上条と美琴によって救われたが、しばらく車椅子生活を送ることになる。 大覇星祭には怪我のために不参加。 2日目、パトロール中に不確定要素とみなされ食蜂によって一時的に美琴の記憶を消去される。 初春と美鈴が不審者に襲撃された一件から「書庫」の記録に疑問を持ち「」へ向かい食蜂たちを救出、「」の権限を使い誘導役として美琴を操っていた警策と負傷を押して交戦し、初春のサポートもあってこれを撃破した。 なお事件の中で御坂妹にも会っているが、この記憶は食蜂によって消去されている模様。 「宝探しアプリ」が流行し出すと、11次元演算で未来を変えうることからアプリの配信者である美山から相談を受け、事故を防止するための活動を続けた。 第二少年院の「脱獄トライアル」後に初春が誘拐された際には、美琴と手分けして誘拐犯の追跡を行い、囮となった釣鐘を撃破する。 12月に発生したエレメント襲来及び大熱波では、事態に対処すべく奔走していたがで倒れてしまう。 その後の疎開では他の常盤台生と共にへ向かう。 12月24日の清掃活動では邪な事を考えていたため、美琴が脱走する際の囮に使われる。 はの「 空間移動(テレポート)」。 能力の限界値は、距離が81. 5m、質量が130. 7kgであり、飛距離と質量の間に因果関係はないが、双方が限界値に近いほど精度は落ちる。 つまり空間移動の連続はおよそ1秒につき1度となる。 物質を自動的に押し出して転移するため、転移先に干渉する物質がある場合、板状のものを転移させることで物質を「切る」ことも可能。 転移対象は皮膚上に触れているものに限定されるため、箱の中身だけを転移させて取り出すといったことは不可能(箱を転移させて中身を取り出すことは可能)。 戦闘では、相手を逆さまに転移させて転ばせる、自身を相手の頭上へ転移してドロップキックを見舞うなどの攻撃をする。 また、武器として太股に忍ばせた鉄矢を転移させて、相手の衣服を壁などにダーツのように刺し止める戦法を使う。 相手に刺し込むことも可能だが、立場上、相手を必要以上に傷つけないように制限している。 「AIM拡散力場を利用して行動を先読みする」相手に対して、「演算を使ったフェイント」を即興で編み出し実戦レベルで使いこなすという、天性の格闘センスの持ち主でもある。 婚后 光子(こんごう みつこ) 声 - 常盤台中学2年生。 大能力者(レベル4)。 「」も参照 薄絹 休味(うすきぬ やすみ) 声 - 常盤台中学1年生。 ドラマCDの「科学サイド」パートに登場。 黒子と同じく美琴に想いを寄せており、美琴の全力を引き出せば彼女への恋は叶うという噂を信じ、彼女に決闘を申し込む。 能力はの「 念動力(サイコキネシス)」。 副作用として一定限度の電気を遮断する「 気力絶縁(インシュレーション)」を用いる。 念動力の方はレベルが示す程度だが、付加的に発動する「気力絶縁」の方は、電撃を防御したり、辺り一帯を力で包むことで、電気を基点とする攻撃そのものを封じることが可能。 繚乱家政女学校 [ ] 土御門 舞夏(つちみかど まいか) 声 - 繚乱家政女学校の生徒で見習い。 の義妹。 登場する際はなぜか清掃ロボに座っていることが多い。 柄の長い掃除道具を使いセンサーを撹乱させて清掃ロボを操っている。 「 - だぞー」「 - からー」など、語尾を伸ばした口調が特徴。 料理が全くできない義兄・元春の部屋に頻繁に訪れて食事を作っている。 そのため、隣人の上条やインデックスとは面識があり、交流もある。 元春との関係は彼の言動を見る限り、兄妹の一線を越えているらしく、彼女自身、兄と妹が関係を持つことが好きであるような描写がある。 学校の中でも成績のいいエリートらしく、実地研修のために常盤台中学など、あちこちに顔を出す(そのため美琴とも面識がある)。 特に料理の腕前は上条によると「お金を取れるレベル」で、同じく料理が得意な五和に対してライバル心を持っている。 メイドについて深いこだわりを持ち、としてのメイド像を挙げる元春にはしばしば暴力をふるうこともある。 もともとは孤児で、元春が学園都市に潜入する際に、追及を撹乱する目的で妹役に選ばれた。 雲川 鞠亜(くもかわ まりあ) 繚乱家政女学校の生徒。 異能力者(レベル2)。 舞夏のクラスメイトで、黒髪縦ロールに蛍光カラーでスカート丈が非常に短いという「電気街にいそうな」メイド服を着用している、繚乱家政女学校でトップクラスの成績に加え、能力強度・運動神経に幸運をも兼ね備えた完璧美少女を自負しており、ゆえにプライドの崩壊を招きやすい不測の事態や窮地に対する免疫を作るため、自らのプライドに傷がつく行為を率先して行っている。 姉に似ず貧乳。 や、を組み合わせたオリジナルの格闘術を会得し、両腕両脚を通常の人間の範疇を越えて自在に操れる(本人によれば「右足で剣道できるし左足で槍投げできる」)。 命の恩人である加群の消息を追って「ナチュラルセレクター」が行われるバゲージシティーに潜入していたところ、「グレムリン」と学園都市部隊との戦闘に巻き込まれる。 戦乱の中、円周との戦闘などを経て加群の死を見届け、マリアンの「戦乱の剣」の前に絶体絶命の状況に陥るが、上条の介入により難を逃れる。 その後、第23学区での研修中に上条と再会、東京に侵攻した「グレムリン」との戦いに向かう上条たちに同行、飛行機が撃墜されてからはレイヴィニアやレッサーとともに行動していたが、意識を失ったフレイヤを上条から預かり、「死者の軍勢」になりながらも人命救助を行っていた加群とともに戦場を離れた。 能力は相当の「 暴風車軸(バイオレンスドーナツ)」で、自分自身の体が生み出す遠心力を0. 5-2倍の範囲で増減させる。 ただし、身体構造の強化は出来ないため、全力で攻撃すると自分の体がダメージを負う。 柵川中学校 [ ] 初春 飾利(ういはる かざり) 声 - 柵川中学1年D組所属。 「風紀委員(ジャッジメント)」第177支部オペレーター。 低能力者(レベル1)。 血液型A型。 乙女座。 『超電磁砲』では主要人物の一人。 では主人公格として活躍する。 黒髪のショートヘアに飴玉を転がすような甘ったるい声色が特徴の可愛らしい少女。 ショートヘアの頭に造花の飾りの付いたを付けており、遠目には頭に花瓶を乗せているように見える。 天然なところもあるが、高度な情報処理能力を有し、洞察力も高い。 人間関係に於いて、相手を信じる心が強く、優しい心を持ち、アニメ版「超電磁砲」、「超電磁砲S」では、、、の心の支えとなった。 佐天曰く、「正義に憧れて正義でありたいと思っている子」。 黒子と違い、まともな意味で常盤台中学校や美琴に激しい憧れを抱いているが、若干幻想が激しくなってしまっているところもある。 一方で付き合いの長い黒子に対しては日頃の変態的な言動を見ているためか時折毒舌になるが、相棒としては信頼している。 中学の同級生である佐天とは親友で、自身がクラスに馴染めず孤立しかけていたところを救ってもらったため感謝している。 ただしいつもスカートめくりを狙ってくるため、対応が辛辣になることがある。 黒子とは小学校の頃から「風紀委員」としての付き合いを持ち、主にオペレーターとして、情報の収集・伝達等で黒子達のバックアップを担う。 また、超一流の天才 でもあり、ハッカー達や親しい人達の間では「 守護神(ゴールキーパー)」と呼ばれている。 彼女が構築したコンピュータセキュリティを破るのは至難の技で、その技術レベルは黒子も舌を巻くほど。 それゆえ作中での戦闘場面では主にコンピュータなどを用いて御坂や黒子のサポートをしている。 また、彼女が構築したセキュリティプログラムは、データを「防護」するというよりも侵入者を「攻撃」する構成になっており(度が過ぎて黒子に怒られることもある)、更に侵入者を誘導してIPアドレスを「警備員」に通報するためのダミーサーバも作っている。 「風紀委員」で体技訓練を受けているが身体能力は小学校低学年レベルで、能力・身体能力などに劣る彼女が「風紀委員」になれたのはハッキングの特技のおかげらしい。 「幻想御手」にまつわる一連の事件では重力子爆弾で狙われたところを上条に助けられ、幻想御手の副作用で佐天が倒れてからは事件の真相に迫るも、真犯人である木山に一時的に拘束されてしまった。 8月1日には暴走する衛星誘導車を止めるために体を張った。 大覇星祭編では9月19日に偶然「才人工房」と食蜂の関係を示す都市伝説サイトを発見したため、彼女の「心理掌握」によって操られてしまい、その翌日に黒子たちと同様不確定要素とみなされ一時的に美琴の記憶を消去されてしまう。 その事実を聞いたうえで裏方として警策と交戦する黒子をサポートし、合成映像で警策の目を欺き黒子が追い詰めるまでの時間を稼いだ。 予知アプリが出回った頃には佐天からの情報提供で調査に乗り出し、黒子とともに運命を変えるために奔走した。 9月30日には支部で事務仕事をしていたが、テレビのニュースで事件を知ったことで「天罰術式」の影響を受け昏倒してしまう。 10月9日の独立記念日には偶然出会った打ち止めを庇い、彼女を狙う垣根に拷問され左肩を脱臼するも一方通行の登場により難を逃れる。 第二少年院の「脱獄トライアル」では持ち前のハッキング能力を駆使して優勝を果たし、賞金の10億円は「置き去り」のために全額を寄付する。 しかし、有能なハッカーを探していた嬉美の一派によって自宅を襲撃され、誘拐されてしまう。 能力はの「 定温保存(サーマルハンド)」。 触れている物体の温度を一定に保つことが出来るというものだが、レベル自体が低いことに加え、余りにも高温や低温の物体にはそもそも触れることができないため、結果として対象は常温の範囲内の物体に限られている(暖かいお茶を冷まさなかったり、冷たい水をぬるくしない程度)。 この能力が戦闘で生かされる場面は無いが、アニメ版「超電磁砲」の作中で、入院中の春上にたい焼きを温かいまま届けたように、相手の不安な心を穏やかにしたりしている。 佐天 涙子(さてん るいこ) 声 - 柵川中学1年D組所属。 無能力者(レベル0)。 本作では第1期OPとインデックスたんに登場。 詳細は「」を参照 スキルアウト [ ] 駒場 利徳(こまば りとく) 声 - 第7学区のスキルアウトのリーダー。 コピー用紙を吐き出すように陰鬱な話し方をする、ゴリラのような大男。 そのような外見に反して性格は優しく、無法者の集団でしかないスキルアウトの中では比較的モラルがある人物。 「無能力者狩り」を楽しむ心無い能力者達を粛清するために各地区のスキルアウトを纏め上げて学園都市全域の通信機能を麻痺させ、「警備員」や「風紀委員」が混乱した隙にリストアップした能力者を殺害する計画を進めていたが上層部に知られ「グループ」が派遣されたことで計画は失敗、自らもや一方通行と戦うことになる。 筋肉を補強する「発条包帯(ハードテーピング)」や薄型の電波撹乱兵器の「攪乱の羽(チャフシード)」、標的に最も適した火薬と弾頭を即興で形成する「演算銃器(スマートウェポン)」を駆使し二人の弱点を突いて善戦するも遂には敗れ、最後に一方通行へ携帯電話の画面に映る被害者()の姿を見せ、計画の真意を伝えた後、一方通行の反射能力が生きているのを知りながら彼に向けて銃を撃ち、その反射された弾丸を受けて自決した。 なお、リストアップされた心無い能力者達はこの後に一方通行がすべて粛清した。 服部 半蔵(はっとり はんぞう) 第7学区のスキルアウトのメンバー。 の後のリーダーを担っている。 何かと自分を卑下することが多い浜面を陰ながらサポートする。 正体は服部家の末裔であるであり、その出自から影に徹している。 駒場や浜面がいた頃は作戦立案が主な役目だったらしい。 ダンボールハウスから高級マンションまで様々な隠れ家を多数用意しており、身分を偽装するための道具も一通り取り揃えている。 体術や武器術にも優れ、銃も器用に扱うが「初撃必殺」に強い拘りを持つため、それが出来る場面以外では戦闘に参加したがらない。 に一目惚れしている。 「新約」では駒場に代わってフレメアの世話をしていたが、そのフレメアが「新入生」に狙われ始めたため浜面と共に「新入生」に立ち向かった。 横須賀(よこすか) 第7学区のスキルアウト。 浜面らとは別グループ。 対能力者戦闘のエキスパートを自負し、「内臓潰しの横須賀」の異名を持つ巨漢。 をカツアゲした仲間がに倒されたことで彼に勝負を挑むも、「すごいパーンチ」に敗れる。 『偽典・超電磁砲』「とある自販機の存在証明」にも登場する。 削板との対決後も何度もリベンジをかけ、互いを認め合う仲となっているが、削板からは「モツ鍋なんとか」と適当に覚えられている。 現在は削板を打倒するため第6位の藍花に仲介人として雇われており、「藍花悦」のプロフィールを他人に貸し与え、その支援を行っている。 超能力者(レベル5) [ ] 一方通行(アクセラレータ) 声 - 本作の主人公格の一人。 学園都市第1位の。 詳細は「」を参照 藍花 悦(あいはな えつ) 学園都市第6位の超能力者(レベル5)。 容姿、本名、性別、年齢など一切の個人情報が不明で、学園都市でも一切存在を知られていない。 そのことを利用し、藍花本人は一切表に姿を現さず、ある事情で苦境に立たされている人物に問題解決のための手段として仲介人を通じて学園都市第6位「藍花悦」の個人情報と身分を貸し与え、第6位を名乗らせており、自らは仲介人に指示を出して対象人物の支援や、演技がばれた際のアフターケアを行っている。 問題解決したときにはまた別の人物に「藍花悦」のプロフィールを移動させている。 仲介人として雇われている横須賀は第6位の能力があれば直接救済できるといっていたが、本人曰く「自分で解決しないと意味がない」としている。 超能力者らしく、正しいことに対してはとことん傲慢な性格をしており、始める前から解決は無理だと取り上げて、当事者そっちのけの上から目線で接する側面も持っている。 『超電磁砲』では大覇星祭の実行委員が選手宣誓を彼に依頼しようとしていたが、原作版では実行委員の山根が依頼しようとしたが結局見つからず、アニメ版では第6位を名乗る人物の情報が余りにも多く、委員の一人が「触らない方が良い気がする」として依頼を断念した。 新約7巻にて登場した「人的資源」の騒乱の終局で、暴れている「ヒーロー」たちを制圧していた黒い革のジャケットをまとった少年も「藍花悦」を名乗っていたが、食蜂には「第6位を騙っている」と言われていたため、偽物である模様。 能力を使ってはいなかったが戦闘力は高く、「ヒーロー」たち数十人を徒手空拳で鎮圧していた。 新約12巻では、にてという少年が「藍花悦」を名乗っていた。 本来はどっちつかずの偽善者には関わらないようにしており、口では性善説を語りながら拳での暴力を捨てられない矛盾を抱える上条には接触するつもりはなかった。 だが、創約2巻でアンナ=シュプレンゲルが学園都市を襲撃した際には、自分を曲げて上条に接触し事態に対処する力を貸そうとしたが、その上から目線の姿勢を嫌った彼から助力を拒まれる。 望む能力を他人が使えるようにできる能力を持ち、面倒な修行やレベル上げの必要もなく、誰でもインスタントで主人公にさせられるようだが、能力を創る事は出来ないという。 能力の性質上個人で正義を為せる訳ではないので、誰に味方すれば善玉が勝てるかを常に考えて行動しており、自分の名前をあちこちで貸しているのもその一環である。 削板 軍覇(そぎいた ぐんは) 声 - 学園都市第7位の超能力者(レベル5)。 「原石」の一人。 通称「 ナンバーセブン」。 白いのような服装の少年。 他人が困っていたり傷ついていたりしたら、迷わず助けるような熱い性格で、人助けを理由に学校を休むことも多い。 口癖は「根性」。 後述のようにその能力は学園都市の学者さえも取り扱えないほど複雑かつ繊細な力らしく、超能力者(レベル5)に分類できるものかも確信できない能力者であるため、世界最高の「原石」とされている。 大覇星祭の開会式では第5位の食蜂と共に選手宣誓を任されているが、途中でセリフを忘れた挙句アドリブを始め大失敗(しかも背後で爆発)している。 翌日、雷が地上から上空へ昇る光景を目撃して何らかの事件が起きている事を察知し、幻生によって操られ絶対能力者化が進行する美琴を止めるため上条と共闘。 負傷しながらも異世界の力を押さえつけ、上条が美琴に接触するための道を作る活躍をした。 アメリカによる「原石」採集に端を発する一件では、牽制目的で学園都市に侵入したと交戦するも敗北する。 オティヌスが作った「幸せな世界」では一方通行、美琴、麦野、食蜂がそれぞれの「幸せ」にいたが、垣根帝督と同様に動向が確認できず、どこでどうしていたか不明。 すべてが戻った世界では学園都市に上条とオティヌスの抹殺依頼を受けたが、引き受けなかった。 能力は正式名称も具体的な原理も不明。 本人も自分の能力を恐ろしく大雑把にしか把握しておらず、例えば「念動砲弾(アタッククラッシュ)」(掛け声は「すごいパーンチ」)なる必殺技を不安定な念動力の壁に刺激を与えて爆発を起こさせていると解説しているが時間割り(カリキュラム)に沿った理論ではそのような現象は起きない。 また、通常の「すごいパーンチ」よりはるかに強力な「ハイパーエキセントリックウルトラグレートギガエクストリームもっかいハイパーすごいパーンチ」や、衝撃を遠方へ飛ばす「超っすごいパァァンチ」がある。 その他にも、銃撃程度では傷一つ負わず、「根性入れりゃ血は止まるし骨だってくっつく」と豪語する驚異的なタフさを見せ、音速の2倍の速度で動く、空気を蹴って空を飛ぶ、異世界の力を強引に抑え込むなど、多彩かつ不可解な技能を持つ。 なお、他の全超能力者の能力を再現できる恋査でも、削板の力だけは再現することができない。 『超電磁砲』第5巻特装版『』の「とある自販機の存在証明」にも登場し、美琴と交戦している。 その他の学園都市の学生 [ ] 海原 光貴(うなばら みつき) 声 - 常盤台中学理事長の孫。 大能力者(レベル4)。 美琴に好意を持つ爽やかな少年で、しばしば彼女に付きまとっているらしい。 一方で、自分の能力を使ってカンニングを行っていることなどから、努力家の美琴は彼を嫌っている。 能力はレベル4の「 念動力(テレキネシス)」。 自身を分子レベルで固め、状態になることが可能。 また、定期テストでは、教員のパソコンの画面表面に密かに「能力の膜」を張ってパソコン起動における画面光量や熱量を感知してカンニングを行っている。 そのため、本来の成績はあまり芳しくない模様。 コールドスリープ時はエツァリの槍でも解体できない。 なお、作中に登場する「海原光貴」は基本的に本人ではなく、その容姿をまとったを指す。 エリス=ウォリアー 20年前に死亡した学園都市の少年。 の友人であり、彼女の使う「=エリス」の由来となった人物。 学園都市とイギリス清教の共同で超能力と魔術を両方行使する人間を生み出す研究の素体としてイギリスを訪れ、イギリス側の協力者だったシェリーと出会う。 しかし魔術を行使するや拒否反応が出て重傷を負い、時を同じくして乱入した共同研究に反対する騎士派の襲撃に遭い、シェリーを逃がすことには成功するが自身は騎士たちによって殺害された。 原谷 矢文(はらたに やぶみ) が所属するスキルアウトにカツアゲの被害にあった学生。 横須賀の無駄に大きい存在感や、削板の根性論に外れた能力解説といった2人のやり取りにツッコミを入れる。 工山 規範(くやま きはん) 学園都市に住む高校生。 小学生の頃に教職員用を偶然解除してしまったことをきっかけに に目覚め、趣味的クラッカーとして暗躍するようになる。 「守護神」の噂を聞きつけて初春に挑むもあっさり見破られ、「警備員」によって補導された。 フレメア=セイヴェルン 8歳の無能力者(レベル0)の少女。 第13学区の学生寮に住む。 かつて駒場利徳が「無能力者狩り」から助けて保護し、その姿を携帯電話の画面で一方通行に見せた少女でもある。 姉と同じく金髪碧眼で、ゲームやアニメのキャラクターのような派手でフリフリの衣装を着ている。 B級ホラーゲームが好きで、が嫌い。 「大体〜」と付けるのが口癖。 「にゃあ」という猫の鳴き声のような口調も特徴だが、浜面によれば昔はそんな口癖はなかったらしい。 浜面と一方通行の両方に関わりがある人間という理由で「新入生」に標的として狙われていたため、半蔵に保護されていた。 「新入生」による襲撃後は新生「アイテム」の面々に見守られながら暮らしている。 「一端覧祭」前夜祭で迷子になった際、同じく迷子になっていた打ち止めと出会いともだちになっている。 何度も危険な事件に巻き込まれそのたびに誰かによって命を救われているという経緯から、「人的資源」プロジェクトの人造庇護対象として「力点」に選ばれ「ヒーロー」達に追われることとなるが、垣根が連鎖の攻撃を受けたのを見て庇護対象以外の性質を獲得、AIM思考体に逆に干渉し薬味を恋査の内部に叩き込むことに成功する。 微細 乙愛(びさい おとめ) 学園都市の学生であり研究者。 SP上条編に登場。 高校生ながらも、ブレザーが不自然に見えるほどの妖艶な雰囲気を纏った色っぽい少女。 戦闘ではを使うが、鞭で敵を節がある。 仲間からは「微細博士」と呼ばれ、第22学区に位置する密着微生物の研究施設「 火星の土(マーズワールド)」の研究責任者を務めている。 また、部下である私設の特殊部隊を護衛として引き連れている。 で相手を翻弄しながら爆音と閃光に紛れて「衝撃を伝導させやすい微粒子」を周辺に散布し、それを自身の能力で衝撃に指向性を持たせている。 これにより、全長が1mほどしかない鞭の射程距離を10m以上延ばし、遠く離れた相手を自在に攻撃する戦術を取っている。 能力の名称などの詳細は不明。 作中の数カ月前からとコンタクトを始め、彼らを火星の過酷な環境から救い出し地球上で保護しようとする。 その研究の中でテストのために同種の微生物を作り出そうとして、「演算能力を持たず、外部に流出すれば地球を覆い尽くしてしまうほどの莫大な繁殖力を持っただけの突然変異体」を生み出してしまう。 それらは適切に管理していたものの、存在を聞き付けたと彼女に協力する上条達と交戦し敗れたために、人工変異体は絶滅させられる。 その後、密着微生物を救出するためのシャトル発射を計画する。 扶桑 彩愛(ふそう あやめ) 学園都市に多数存在するヒーローの1人。 上半身がビキニ、下半身がぶかぶかのズボンという舞台衣装を着た少女で、普段はゲリラバンドの活動をしている。 薄着は自分をさらけ出して歌を届けるという意図があるため。 貧乳にコンプレックスがある。 能力強化用に巨大スピーカーを搭載した無人トレーラーを使用するが、違反であるため、正義の味方でありながら警備員に追われる姿がたびたび目撃される。 10月にはトレーラーのローン返済のため、賞金10億円目当てで「脱獄トライアル」に参加する。 能力と身体能力で配備されたメカを次々破壊していったが、実力者を排除していたに襲われ、撃ち落としたT:HWの麻酔針を背後から刺されて脱落する。 11月には「人的資源」の影響を受けてフレメアを救うために立ち上がり、巨大スピーカーを搭載した広告トラックを引き連れ、自身の能力と合わせた大音量と衝撃波を駆使して他の「ヒーロー」達と交戦していた。 購入したスピーカートレーラーのローンに悩まされており、バイトなどで完済を目指していたが、乱入した麦野の一撃でトラックをすべて破壊されてしまった。 音響系能力を保有し、歌声をにして攻撃に使う。 能力の性質上、音痴と思われがちだが、攻撃に使わなければかなりの美声。 で能力を封じられても、生の歌声でを起こしてロボット内部のを壊すこともできる。 『超電磁砲』には、天賦夢路編ではインディアンポーカーの製作者の1人として夢の中だけの登場で、本人は獄門開錠編が初登場。 幌河(ほろかわ) 学舎の園にある女学校の一つ・枝垂桜学園に通う女子生徒。 アズミ 学園都市に住む女子小学生。 フレメアと同級生。 大人しめの性格をしている。 天埜 郭夜(あまの かぐや) ある統括理事のブレインを務める中学生くらいの少女。 長い黒髪に十二単を纏う純和風な風貌だが、口調は粗野。 その体躯は人間離れした「みたいな」スタイルであるという。 学園都市が打ち上げている「」の中にある無重力生体実験室に滞在している。 直径20メートルほどの無重力部屋に、半ば監禁されているかのように配属されている。 「ひこぼしII号」の主と形容されており、地上からの指示に応じて衛星の管理を行っている。 化生院 明日香(けしょういん あすか) ある中高一貫校の高等部生徒会長。 異能力者(レベル2)。 大きなリボンをつけたロングヘアーの少女。 大仰な名前と裏腹に引っ込み思案な性格で、周囲からは「ビクビクウサギ」のあだ名で呼ばれる。 虚勢は張るが何かあると年下の未絵に泣きつくなど非常に頼りなく、成績も平均以下で、生徒会でもほとんど役に立ってはいない。 ただし妙なカリスマ性とピーキーな個性があるためそれなりに慕われてはいる模様。 木原唯一が成り変わる対象に選ばれ、稀少なに感染したという扱いで緊急入院することになった。 エレメント襲撃前には退院、ほぼ面識がないにも関わらず妙に上条に懐いている。 能力はレベル2の発火系。 秋川 未絵(あきかわ みえ) ある中高一貫校の中等部に通う少女。 非常に優秀な学生で放課後には高等部の生徒会にお手伝いとして駆り出され、業務の実質8割を執り行っている。 学校の家庭教師的なシステムで明日香とは縁があり、勉強を教えたり食事を作ったりと何かと頼りない先輩の世話を焼いている。 12月3日、僧正による被害を制御するためのサイドストーリーとして利用されることとなり、父が設計した金庫が地盤の崩落で壊れ、庫内に収められていた母のプロジェクトに重要な10億円相当の液体ダイヤを守るべく、強盗の追手から逃げ続けた。 その際上条と僧正の交戦で追跡が一時緩んだため、詳しい事情は知らないが助けられたと思って両者に感謝している。 翌日自身の学校に通うこととなった上条と再会、さらに翌日になって明日香の異変を感じとり彼に助けを求めた。 杠 林檎(ゆずりは りんご) 外伝「とある科学の未元物質」の登場人物。 低能力者(レベル1)。 「暗闇の五月計画」の生き残りの少女。 計画の過程で友人の知果を殺してしまった事がトラウマになっている。 映像で見た垣根の天使のような能力に憧れを抱いていた。 一方通行を倒す為にその演算パターンを欲していた垣根に保護される。 しかし、代替品としての一方通行の再現を望む相似に狙われて、洗脳したDAアラウズにより誘拐され心を調整されて、自我を失った状態で垣根と戦わされる。 「未元物質」で音や光を重ね合わせて脳の電気信号に干渉した事で意識を取り戻したが、垣根に最初に保護された時点で仕込まれていた臓器への機能停止命令を出す自壊プログラムが発動して死亡してしまう。 最期の瞬間、垣根が知果を覚えている自分を忘れないと約束した事に満足して息を引き取った。 能力はレベル1〜2相当の「 念動使い(サイコキネシスト)」。 通常の出力は小石を揺らす程度だが、強い負荷(ストレス)を受ける事が鍵となって出力が桁違いに跳ね上がり、一方通行のベクトル操作のように「方向だけ」を反転させる事も可能。 相似により調整された際には一時的に超能力者と互角の戦闘力を引き出され、「未元物質」の翼でも威力を殺しきれない程の出力で無数の瓦礫を発射、変質した烈風を弾き返し、能力で強引に身体を加速させて高速移動する事が可能になったが、Gによる身体的負荷でダメージを負うリスクがある。 流郷 知果(りゅうごう ともか) 外伝「とある科学の未元物質」の登場人物。 「暗闇の五月計画」の被験体であり、杠の友人。 警備員(アンチスキル) [ ] 黄泉川 愛穂(よみかわ あいほ) 上条当麻が通う高校の教師。 詳細はを参照 才郷 良太(さいごう りょうた) 第84活動支部所属の「警備員」。 平時は鈴山高等学校で教師を務めている男性。 所属支部は違うがと共に行動することもある。 杉山 枝雄(すぎやま えだお) 学園都市の「警備員」。 ステファニー=ゴージャスパレス 声 - 学園都市の「警備員」。 元傭兵兼暗殺者。 モデルのような容姿の女性。 元は学園都市で「警備員」を務めていたが、傭兵となる。 傭兵としての駆け出し時代にに助けてもらった縁から、彼を師として慕っている。 砂皿とは対照的に派手な近接戦闘を好み、特注の軽機関散弾銃を用いる。 「警備員」の経歴を持つため、能力者に対する考察や対応も優れている。 砂皿を倒したに復讐するため、の誘いに乗って学園都市を訪れると、重体の砂皿を交渉材料にしようとしたトマスを殺し、絹旗の命を狙う。 絹旗の武器である窒素を奪うように戦うが、結果的には絹旗を侮っていたため敗北した。 松定博士亡命事件の前に「警備員」として復帰。 同じ「警備員」である黄泉川とはそれ以前から面識があったらしい。 12月1日には浜面とともにダイヤノイドに機材を搬入する仕事を請け負っていたところにサンジェルマンの襲撃を受け、その後は新生「アイテム」の面々とともにサンジェルマンたちと交戦した。 亀山 琉太(かめやま りゅうた) 学園都市防空部隊所属の「警備員」。 学園都市で防空パイロットに就くために教員となった人物。 第三次世界大戦ではを操り、ロシア空軍部隊を圧倒。 その後「」発動を阻止するべくエリザリーナ独立国同盟近郊の空域まで進行し、細菌兵器の散布装置を焼き払うが、麦野の「原子崩し」の余波を受けて機体が損壊し不時着した。 麓洞 龍一(ろくどう りゅういち) 学園都市の超音波爆撃機HsB-07のパイロット。 バゲージシティへの攻撃でファイブオーバーを守る役割を負うが、マリアンが投じた「ロキの投網」に機体ごと絡め取られて墜落する。 学園都市の最高権力者。 元世界最高最強の魔術師にして現世界最高の科学者。 窓もドアもないビルの中、緑色の手術衣を着て、赤い液体に満たされた巨大な円筒器に逆さまで浸かっている人間。 作中では「男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える」と描写される。 生命活動を全て機械によって補い、計算上は1700年の寿命を持つ。 肉体はほぼ仮死状態に近く、思考の大半も機械で補っている。 基本的に生命維持装置から出ることはなく、外から情報を得て指令を出すだけだが、その気になれば出ることもできる。 公には明らかにされていないが、その正体は20世紀最高にして最低の魔術師と言われた「 」(実在の人物で、本名はエドワード=アレクサンダー=クロウリー)その人。 魔術サイドではに名前が載るレベルの有名人であり、アレイスターの活動したわずか70年ほどで数千年を超える魔術師の歴史が塗り替えられたとまで言われ、現在の魔術師の2割がアレイスターの亜流、何らかの影響を受けている者ならば5割に届くとされており、今でも系魔術師への対策機関が存在している。 などの魔道書を記した魔導師でもあり、名実共に魔術師の頂点に君臨していた。 魔法名は Beast666。 力を信奉するが善悪・正負・成否の区別をつけずに目的の達成のためならば躊躇なく手を伸ばし、合理と効率を重視する性格。 失敗することや妨害を受けることが当然と考えているため、失敗を織り込んだ「計画」を立てて行動している。 若いころは中世的な美貌とカリスマ性から割とモテていたが、その一方で上条から「ド変態クソ野郎」と評されるほどに性的にフリーダムな変人でもあった。 周囲の寛容や理解を気にしない性格だが、過去に「規格外の悪人」「変態」「食人鬼」として糾弾され、国外退去処分を下されたことからイギリスという国に対して隔意を抱いている。 倫理が壊れているため、1秒前に自分が言った約束でも忘れてしまう。 良くできるのに周りがそれを評価してくれないため自信がなく、正しいものを正しい場所に置くために地均ししたいと思っており、他人と比較して自分を優位に置かなければ安定できないので口が悪い。 財力をはじめとする全てを得ていながら、「理解者」となる存在や愛情を得ることができず、「黄金」に優れた人材を集めたメイザースに対して羨望を抱いていた。 また、求めれば求めるほど遠ざかるのに、どうしても寄り添っているとしか思えない「奇跡」の存在を知るが故に、神様のことをひどく嫌っている。 幼少期に親や教師から受けた仕打ちがもとで不完全な世界に失望し、自らが完全な世界を作ることを夢見て「黄金」に入る。 しかし、「黄金」の魔術が位相の衝突を生み、その結果として世界に無用の不幸を生み出し続け、それに巻き込まれてこれから生まれる娘が「不幸」にも病で死ぬ事を知り、「黄金」への復讐を開始。 に「」を引き起こし、究極の追儺霊装「幻想殺し」を盗み出して「黄金」を壊滅させた。 だがそこで止まらず、「この世界にある全てのを絶滅させ、位相に振り回されて不幸になる人を二度と出さない世界にして見せる」という信念により魔術を絶滅させることを誓う。 一方で魔術の反動の危険性を熟知しながらも、自らの手でグローバルリスクを掌握するため、「『黄金』の壊滅と共に資料流出した」という体裁で近代西洋魔術を全世界へ拡散させる。 しかし、予言の通り4年後に産まれた娘は生後間もなく死亡し、自らもまた「黄金」にかけた呪いによって「全ての可能性が摘み取られた道」を歩むことになる。 現在の最大の目的は「全ての位相を破壊すること」で、奇跡になり損ねた飛沫から人々を助け出し、神頼みや天罰などに左右されない、個々人が積み上げた成果だけが返る世界を築く事であり、オティヌスの見解では宗教によらない科学の世界を直接扱うためにエイワスの力を利用する予定らしい。 その詳細は不明だが、「」や「」の制御や利用を土台にして「計画」の達成のために行動しているらしく、学園都市中にばら撒いた「滞空回線」で、学園都市内の情報を細かく把握し、その他の組織との微妙なパワーバランスを操るなど、常に何らかの計算を行っている。 上条の存在や、一方通行の「絶対能力進化実験」およびそれの頓挫なども想定範囲内に納め、修正、調整によって「計画」自体に大きな影響はないとしているが、度重なるイレギュラーや第三次世界大戦の影響で「計画」に大きな誤差が生じているようである。 「計画」のために多大な犠牲をもいとわないが、その一方で甘さを捨てきれない部分もあり、自分の行いが魔神たちのものと変わらないことに苦悩することもある。 突如として魔術を捨て科学に奔ったため、魔術サイドからは魔術史上最大の侮辱として全世界の魔術師を敵に回すことになった。 その後、魔術師討伐組織に追われ、ボロ布同然になっていたところをに助けられ、史実同様に死亡したことにして予てから興味のあった日本へ移住、彼の助力もあって失われた「幻想殺し」を活躍させ、発見するための舞台として学園都市を創設することとなる。 今でも本名の「アレイスター=クロウリー」を名乗っているが、同時に誤情報も流し、機械によって魔術的探査からも逃れているため 、一般には魔術師アレイスターと同姓同名の別人か、名を騙った偽者と思われている。 作中で彼が本人であることを知っている描写があるのは冥土帰しと土御門くらいであったが、第三次世界大戦終戦間際にてロシアにifを1体飛ばし、自らの「計画」を逆算、阻止される可能性を潰すためを制裁した際の700秒間をイギリス清教に探知され、生存が確認される。 師アラン=ベネットが得意とした「霊的」やその補助術式「衝撃の杖(ブラスティングロッド)」を扱い、病に対する武器という扱いで医療機器・検査機器までイメージさせられる。 近代西洋魔術を組上げて再配布した存在であるため、自身の理論が根底にある技術体系全般に対して介入を行うことができ、魔術基礎の国際共通規格を巡ってしのぎを削ったウェストコットやメイザース級の独自性を保った魔術師か、真正の「魔神」ほどに飛び抜けた存在でなければ、魔術の分野で出し抜くことは不可能。 ただし自身の構築したフィルターを介さない太古の技法による神秘であれば殺すことが可能で、1947年にはこの方法で敗北を喫している。 自分自身で行使した魔術に限定されるが、位相の衝突で生じる火花や飛沫のしわ寄せを恣意的に操作する技術を編み出しているほか、自身の魔術の金字塔の一つである他人の呪いの方向性を変更する「 」の呪詛返しを使い、自らがを練ることなく探知を躱して対象を魔術的に攻撃することが可能。 「幻想殺し」への対策の1つで、敵に刺した呪詛の魔術剣を媒体としての概念を用いた「(カルマ)の獣」を生み出し、これを破壊させて靄のような「殺生のカルマ」を負わせる。 単独で魔神にも通用するだけの技量を持つが普段は魔術を封じており、自らが決めた生き方を貫く場合、癒した肉体を副作用で傷つけるという破滅的な循環となるため、自分に対する回復魔術は使用できない。 さらに今日の「科学サイド」と「魔術サイド」という枠組みそのものを作り出した存在であるため、人間の好悪も善悪も切り分ける「 制御(アーキタイプコントローラ)」により、その人間の特性を傾けることで魔術や能力を奪うことができる。 また、魂に秘めた1083092867通りもの可能性を同一の座標にとどめており、ファックスのように自身の可能性を一瞬だけ分化させ瞬間移動させることすら可能とする。 学園都市全てを掌握していた経緯から、「書庫」なしでもショッピングセンターの日曜大工だけで次世代兵器を作り上げる科学技術力も持っている。 加えて財力の面でも桁違いで、隠し財産を全てかき集めれば、ブリテン・ザ・ハロウィン、第三次世界大戦、デンマーク「魔神」包囲作戦で財政の傾いたEUを丸ごと買収できるとされる。 大戦以降はイギリスに対しても完全に連絡を絶っていたが、オティヌスの行為に介入した真のグレムリンメンバーたちが潜む「位相」に侵入し、激情に任せて魔神達と戦闘を開始する。 その結果体の3分の1を焼き焦がされるが、肉体の修復を終えあらゆる魔術を撃滅するための闘いを開始する。 魔神達が実存世界に現れた際、事前に魔神の一柱であるゾンビを倒し、魔神達の実存世界での活動を可能にする術式に何らかの細工を施し、彼らのパラメーターを操作し、宣戦布告した。 僧正を脳幹が倒した直後に上里が「魔神」達を次々と葬っていることを知り、「計画」に支障をきたす上里を排除するために脳幹を捨て石として唯一の成長を促し、自身も安全地帯から外に出る。 復讐心から暴走を始めた唯一の行動を黙認し、を鹵獲したことで「計画」の障害となりつつあった美琴を呪詛で昏倒させ、エレメントの一件が終息したところでイギリス清教と繋がりを持つ府蘭の前に姿を現すが、「原形制御」の通用しない多重スパイである土御門に撃たれて一時的に行動不能になる。 その翌日、上条たちを「窓のないビル」まで招き入れ自身の半生を伝えたうえで交戦に突入する。 エイワスを召喚することで圧倒的優位に立ったかと思えたが、わずかな失敗の積み重ねにより敗北。 直後により心臓を「」で破壊され死亡し学園都市を奪われるも、無数の可能性を群体「 クロウリーズ・ハザード」として解き放ちイギリス本土を除く加盟国をすべて制圧する。 これらの群体は、魔術を極めたものからきっぱりと諦めたものまで様々で、ほとんどは人の姿をしていない。 自分なりの責任の取り方として自分の魔術の反動は自分自身で抑え込むため、無数のクロウリーが共存する場所では様々な場所へ反動を押しつけている。 また、個体がすり潰されるたびに「 血の供犠」で、デフラグ、効率化が進んでゆく。 ただ、世界の総人口を10%近く増やしてしまったが、単なる思いつきによる行動だったため、それに伴う食糧・エネルギー問題については一切考えていない。 そのうちの1体はをイメージソースとする中学生ぐらいの美少女の姿で上条に接触を図り、5人分のクロウリーを消費して「窓のないビル」ごとコロンゾンを宇宙へ追放した後で、その置き土産であるA. フランキスカに対処するため学園都市内で情報収集を行う。 それにより事件の鍵となっている浜面の元へ上条と共に向かい、エイワスによって救い出されていたリリスと再会を果たし、A. フランキスカの核であるルビーの結晶を摘出することで府蘭を救う。 戦後、敵の本丸である大英帝国を陥落させるため上条等に協力を要請し、「新天地」から帰ってきたコロンゾンに対して「もう一人の娘」を取り戻すことを宣言し、学園都市全体を「」に見立てて「暫定封印」を行う。 の墓地に埋葬されているはずのメイザースの遺体を手に入れ、それを中継器としてコロンゾンを間接的に操るためイギリス本土へ直接乗り込む。 上条を利用してロンドンを覆う三重四色の最結界を解除させ、市内に侵入すると神裂や騎士団長を退けるも、相性差から「クロウリーキラー」として作られたに敗北。 上条の助けを借りて「神威混淆」を破壊して目的地へ到達した際に、すでに死んだはずの元「黄金」メンバー全員から未知の攻撃を受けるも、2度の交戦で相手がコロンゾンによってタロットカードから再現された存在だと見抜き、「王室派」を襲撃するメイザースを追跡して空から攻撃を仕掛ける。 相打ちになる形で落下した先で自身が結婚式を挙げた小さな教会でオルソラに再会し、彼女との対話を経て大嫌いな十字教の神様の力を借りることを決意、メイザースとの一対一の殴り合いでは意図的にを作り出すことで空間に莫大な力を満たして「黄金」たちが形を保てないようにして勝利する。 メイザースとの決着後、でメイザース本人の遺体を確保しコロンゾンの制御に成功したかに見えたが、ローラの姿もコロンゾンが作り上げた偽物である事が判明し、安堵した一瞬の隙をつかれ彼女にナイフで刺されて重傷を負う。 回復しないまま度重なる戦いを経たことで肉体が限界を迎え、コロンゾンとの戦いの後で遂に立ち上がれないほどに消耗。 船内に現れたエイワスとアンナ=シュプリンゲルとの繋がりを知るが、何もできないまま去っていくのを見届け、直後にやって来た一方通行にリリスの乳母をミナに任せるよう頼み、統括理事長としての全権を彼に委譲して息を引き取り、ローラ=スチュアートを止めた功労者として故郷イギリスでされることとなった。 自身も満足して死んでいくつもりだったが、「深淵」を超えるためにコロンゾンと同化した儀式が「中断」していたせいでくたばることにも失敗し、大悪魔が用意した肉の器にアレイスターが入るという人の領域からはみ出した形で生き残ってしまう。 そして、コロンゾンの力の象徴であった長い髪を切り落とし、科学と魔術の外にある「第3の領域(バックステージ)」にしばらく潜ることにする。 トマス=プラチナバーグ 声 - 学園都市統括理事会の一人。 理事会では若手で、ゆくゆくはアレイスターの跡を継ごうと考えている成金。 一方通行と「猟犬部隊」の戦いの際に、情報収集のために一方通行に強襲される。 その後、一方通行に復讐するため、重体の砂皿緻密を使ってステファニー=ゴージャスパレスを雇おうとする。 しかし、万が一のために砂皿の身体に仕込んでいた内臓を停止させる特殊な発信機の存在を彼女に見抜かれた上、それを逆に自身の体内に埋め込まれて死亡した。 親船 最中(おやふね もなか) 声 - 学園都市統括理事会の一人。 の母親。 年齢は50 - 60歳程度。 娘からの手作りの贈り物を身に付けるなど、家族想いの女性。 人格者で、理事会の思惑に反して学園都市とローマ正教の全面対決を回避しようとしたり、学園都市の子供達にを与えようとしたりしている。 その為、他の理事会メンバーには良く思われておらず、潮岸の牽制を受けている。 単純に善人というわけでもなく、かつては「平和的な侵略行為」とも称された話術・交渉術に長けた辣腕家であったが、娘を盾にした脅迫を受けてからはその一面を見せることはなくなっていた。 左方のテッラがC文書を使って学園都市に対するデモと暴動を起こした際は、使いたくない拳銃を使って半ば強引に上条に事態の収拾を依頼。 また上条への依頼は自身が勝手に行動し、拳銃で上条に脅迫したという名目で、土御門に自身への制裁も依頼。 土御門に急所を外して撃たれるという自作自演を演じた後はしばらく身を潜めていたが、10月9日に復帰。 暗部組織抗争で「スクール」に命を狙われたが「グループ」に暗殺から救われた。 「ドラゴン」を追っていた「グループ」が潮岸に接触しようとした時には彼らに協力し、海原に変装用の皮膚を提供した。 潮岸(しおきし) 声 - 学園都市統括理事会の一人。 学園都市の軍事技術分野に縄張りを持ち、理事会の中でもかなり暗部に関わる老人。 身の安全を第一にすることこそが趣味という感じで用心深い性格。 普段から特注の「駆動鎧」を着込み、部下も離反の可能性を考え「班」と「美濃部班」に分けている。 「ドラゴン」について知っており、また知ろうしている者の暗殺を行っていた。 そのため、「ドラゴン」を知ろうとしている「グループ」を消そうとしたが、親船最中の協力を得た彼らに逆に追い詰められた。 最終的にエイワスが現出するきっかけとなる。 貝積 継敏(かいづみ つぐとし) 学園都市統括理事会の一人。 自身も学者であるらしい老人。 をブレインとして雇い、この地位にいる。 「原石」に対する扱いなど、理事会のメンバーの中では善人であり、雲川には甘いと評されている。 親船と共に平和主義であるが、彼女ほど博愛を貫いているわけではなく、争乱が起きると分かれば、即座に準備して徹底的に抗戦することで生き抜いてきた。 雲川を中心とする「実力行使部隊」を抱えている。 「人的資源」プロジェクトを阻止しようとしていたが、そのために薬味に疎まれ、彼女の策略により逆にプロジェクトの黒幕に仕立て上げられ、誤情報を摑まされた土御門に襲撃される。 薬味 久子(やくみ ひさこ) 学園都市統括理事会の一人。 外見年齢は30歳程だが、実際は70代の女性。 医療関係に明るく、自身も第13学区の病院でを勤めるという顔を持っている。 元々は患者からの信頼も篤い名医であったようだが、いつのころからか木原唯一の知的好奇心を植え付けられており、その結果「人的資源」の事件を引き起こすことに繋がってしまった。 の主導者であり、その目的完遂のためにフレメア殺害を目論み、その障害になる新生「アイテム」を人食ゴキブリを使って襲撃する。 襲撃自体には失敗して自らがゴキブリに食われ肉体を失ったが、思考をAIM拡散力場を触媒にした濃淡コンピュータに転移させて目的完遂を図る。 しかしフレメアが守られる側ではなく守る側になるという決意を固めたことから、彼女の「人的資源」プロジェクトにおける庇護対象としての価値が霧散し、恋査の機体に叩き込まれたところへ上条の「幻想殺し」を受け脱落した。 ゴキブリの群れに意識を移すことで間もなく意識を取り戻したものの、フロイラインによって自らの存在を限界ギリギリまで捕食されることになる。 根丘 則斗(ねおか のりと) 統括理事の一人。 年齢は30歳前後で、理事の中ではかなり若い。 元の精鋭で、消火や防災といったセキュリティ関係に強い人物とされる。 第15学区にある70階建ての巨大複合ビルの最上階に居を構え、の飛行甲板のようになった屋上には複数のを個人所有している。 レスキューとして助けてきた被害者達が好奇の目にさらされて苦しんでいるのを見て、誰の目も届かず自分を見つめ直す事のできる場所として「暗部」の必要論を主張する。 「暗部」存続派として、オペレーションネーム・ハンドカフスによる「暗部」一掃に抵抗するため、自動投資アルゴリズムが掘り当てた外部勢力であるから魔術を習得、さらにアシがつかないよう大量にばら撒き迷彩とした。 正統な魔術師ではないため、魔法名や「魔神」といった魔術サイドの常識は持たない。 12月24日、一方通行への交渉材料として打ち止めの拉致を舞殿に命じるが、上条達の行動により妨害される。 拘束された舞殿から漏れた情報を手繰って警備員が自宅に来る事を予測し、彼女を潰すための時間を稼ぐべく、包囲された住居に先んじて放火し負傷を装う事で世間の同情を集めようとしたが、美琴の迅速な行動により失敗。 魔術によって上条らの口を封じようとしたが、オティヌスに術式の仕組みを看破され、上条に理想を論じながらも自らが悲劇を生み出す側になっている事を糾弾される。 効果の薄れた魔術を捨て、元レスキューの身体能力を活かした接近戦で上条を倒そうとするも、血の目潰しで視界を封じられて殴り倒された。 天使崇拝が加熱し聖書に登場しない天使が粗製濫造されたという歴史的事実や、「黄金」が「」を効率的に扱うための文字列から天使の名前を自作して切り分けたという伝承を元に、聖化発声の応用で身近な金属を用いて不可視のを想起し、架空の天使により架空の球体を作り世界のルールを改変する。 際限なく広げられるはずの己の想像を金属や元素という現実の枠に納めた堅実な魔術で、ただ単語の端を加工しただけなので効果が低下しており、機械製品で作り出せる艦載兵器の性能しか発揮できず、ストックは総勢4つしか抱えられないので、後から追加して切り替える場合はその名を別枠で切り取らなくてはならないのが欠点であり、奇襲には使えない。 亡本 裏蔵(なきもと りぞう) 声 - 学園都市統括理事会の一人。 詳細は「」を参照 AIM思考体 [ ] 風斬 氷華(かざきり ひょうか) 声 - 本作のヒロインの1人。 上条たちの通う高校へやってきたが学園都市で出会った初めての友達。 巨乳の眼鏡っ娘で、温厚かつ引っ込み思案な性格。 姫神も、霧ヶ丘女学院在籍時に名前だけは知っていた。 初登場当時は、学園都市における謎の存在である「」の正体を知るための鍵という情報以外、一切が謎に包まれていた。 端的に言えば「 超能力の塊」)であり、多くの能力者から発生した膨大な規模のがもたらす能力者の物理的人体情報の集合体、つまり人間の手や足、頭の形などの情報が集まって人の姿となったものである。 そのため、実際の街中を闊歩するとノイズが走り、立体映像のように見える。 学園都市に侵入したへの対抗手段として、アレイスターの策略により人工天使「 ヒューズ=カザキリ」に変貌するも、インデックスらの尽力で救われる。 第三次世界大戦では自らの意思で出撃し、一方通行と共に大天使「神の力」と交戦する。 そして、打ち止めの治療法を模索する一方通行にかつてインデックスが行った「歌」による治療法を伝えた。 能力は「 正体不明(カウンターストップ)」。 常人を超える身体能力や再生能力を発揮する能力。 詳細なレベルは不明だが、「能力の希少価値」が評価される霧ヶ丘女学院ではトップだった。 ヒューズ=カザキリ 風斬氷華をベースに、AIM拡散力場の集合体(虚数学区・五行機関)を部分的に展開させて構築された人工天使。 「妹達」のミサカネットワークの計算能力(「妹達」の意思に関係なく強制的に計算させている)でコントロールし、打ち止めにウィルスを打ち込むことで、現出する。 この状態になると、髪が金髪になり、頭には天使の輪、背には雷光のような翼が生える。 また、現出することで界に圧迫を与えるため、魔術師には大きな負荷がかかる。 戦闘力は本物の大天使には及ばないものの非常に高く、強力な雷光のような力を操る。 「0930」事件で強制的に顕現させられ暴走状態となるも、わずかに残された理性で倒れ伏す人々を守り続けた。 第三次世界大戦では自らの意思で現出してロシアに出撃し、一方通行とともにミーシャ・クロイツェフと交戦した。 エイワス(Aiwass) 声 - 「 」と呼ばれる学園都市の最重要機密。 フィアンマによると「神学や聖書でも説明できず、神の属性からも外れた存在」とし、神の定めた運命を切り崩す糸口である異形な天使。 第7巻および史実より、1904年に「魔術師」アレイスターへ妻ローズを介して法の書の内容を伝えた「 」と同じ、93の数字を背負う存在。 伝えた当時の記憶を持っていることから、同じ存在であることが伺えるが、当時の存在の方式が現在のAIM拡散力場を元にする存在とは違うはずのため、完全な同一の存在かは不明。 また、完全な魔神である「僧正」によれば「完全な失敗作」とのことであるが詳細は不明。 オティヌスによるとその正体は位相の最下層の 純粋な物理法則の世界における天使であり、この莫大な力を利用することでアレイスターはすべてのフィルターを破壊しようと目論んでいる。 ヒューズ=カザキリを核とし、AIM拡散力場を集合させることで現出する。 本人によれば、AIM拡散力場という「濃度の高い食塩水」にヒューズ=カザキリという異物を加えることで「結晶化」したのがエイワスであり、ヒューズ=カザキリとはAIM拡散力場をエイワスという「結晶」とするために調整された特殊な「核」であるらしい。 「ホルスの時代」に属する魔術を行使することが可能。 理論上は「魔神」に対抗できる力を秘めており、人には理解できない青ざめた輝きのプラチナのような翼を使った攻撃で、一方通行の反射を力でねじ伏せた上に黒い翼の力さえも圧倒し、アレイスターの補助術式「衝撃の杖」の効果で「幻想殺し」の中から溢れたなにかを潰している。 加えて、アレイスターの手で変形機能が加えられている模様。 さらに、その出自には「説」が存在することから、地脈などの存在しない宇宙空間であってもその権能を地球上と同じように発揮できる。 それでもまだ全力には遠いらしく、霊媒となる肉の器を得ることで剥き出しのエネルギーである現状以上の力を発揮できるようになるとされる。 他の「天使」とは違って滑らかに自己を表現する。 たまに言葉にノイズが混じるが、それはこの世界では「ヘッダが足りない」ために意味を表現できないからだという。 ただし「世界が真実を取り戻した」ことで、上条と対峙した際にはブレずに肉声を届けられるようになった。 幾つかの異なる時間軸ではアレイスターの「プラン」の崩壊を示唆している。 「しあわせになるための努力を常に怠るべきではない」という持論を持っており、自らの意思で茨の道を歩み続けることを決めたアレイスターには契約者として一目置いており、彼の妻に憑依した際に胎児だったリリスに接触したことでその死の運命に「先」を継ぎ足して別の位相へと退避させていた。 しかし、「必要な事だから」という理由で真実を隠し、事前にきちんと話していれば流れる必要のない血があったとしても、アレイスターがいばらの道を歩むのを止めなかった心性の持ち主でもある。 一方でアレイスターの人生に関わる超存在の片割れであるコロンゾンのことは激しく嫌悪しているようで、辛辣な言葉で罵倒している。 「ドラゴン」を求める「グループ」の前に姿を現し、一方通行を圧倒して重傷を負わせる。 その後、打ち止めの救済法を求める一方通行が意識を失う直前に、禁書目録という言葉を頼りにロシアへ向かうことを促した。 一方通行以外の「グループ」のメンバーには興味がなかったので気絶させるなど興味がないものには完全に無関心であり、風斬にロシアで戦うかどうかの決断を迫る際にはロシアの動向に興味はあるが戦うほどではないとし、自身の存在や人類そのものに対しても関心がないことを示唆している。 12月11日、「窓のないビル」に侵入した上条の「天敵」として、アレイスターがこれまで積み重ねてきた物全てを使う儀式の末に光臨する。 「衝撃の杖」によって10倍に増幅された力で上条を軽々たたき伏せるが、彼の味方についた問答型思考補助式人工知能の妨害で力を奪われ、美琴・食蜂によるビルへの攻撃、土御門による術式への介入と言う要因が重なったことで実体を保てなくなり消滅。 しかし宇宙へ向かう「窓のないビル」の中でコロンゾンを足止めする問答型思考補助式人工知能の前に再び現れ、魔道書「」をしたためることで彼女に移動の自由を与えてアレイスターへの言伝を託して逃がし、その直前にアレイスターの苦難に報いるようにしてリリスを学園都市へ送り2人の再会を果たさせている。 コロンゾンとの戦いでは霊媒の有無という差で敗北したかに見えたが、相手を「新天地」へと送り込むと言う目的を達しており、自分もそれに巻き込まれるのを防ぐためにあえて消滅していた。 実は、アレイスターに召喚される以前からアンナ=シュプリンゲルに使役されており、マダム・ホロスを殺害するよう指示を与えられていた。 伝承ではあらゆる魔術結社に設立許可を与えると同一存在とされ、アンナはその巫女に相当する立場のはずだが、実際には逆の立場である模様。 死にかけのアレイスターの前に現れたホロスを殺害した後は、肉体を取り戻したアンナと共にどこかへ姿を消した。 創約2巻でアンナに呼び出された際には頭部が鷹のような形に変わっていた。 学園都市暗部組織 [ ] 猟犬部隊(ハウンドドッグ) [ ] 木原 数多(きはら あまた) 声 - 都市の暗部組織「」のリーダー。 学園都市の科学者。 の一人。 顔の左半分に刺青がある男で、両手にマイクロマニピュレータを装備している。 部下を平然と使い捨てにし、雑草を抜くような感覚で躊躇なく人を殺す残虐な性格(その殺意には敵意が無いため、の「天罰術式」が効かない)。 一方で優秀な科学者でもあり、かつてはの能力開発にも関わっていた。 自身の肉体を用いて金槌レベルの衝撃を顕微鏡級の精度で行使する技能を持っているうえ、一方通行の能力開発に携わっていたことから、彼の能力や思考パターンを熟知しており、手首を当たる直前で返すという特殊な体術でダメージを与えることができる(当たる直前に手首を返す、つまり手前に引くことにより一方通行のベクトル変換を逆手に取り、一方通行が自分から木原の拳を自らの体に引き寄せることになる)。 ベクトルの向きを変えても、すぐにそれに対応するなど、頭の回転も早い。 ただし、これは対一方通行の能力専用の戦法であるため、一方通行が能力を使用できなくなると、自身の戦法も無効になってしまう。 また、数多以外の者がこの戦法を使用すると、使用者も代償として腕が潰れるなどのダメージを負ってしまう。 新約では木原唯一の高速打撃で敵の体内に気泡を発生させて殺害する体術を参考に、数多がこの戦法を生み出したことが判明する。 ヴェントの侵攻(「0930」事件)に際し、アレイスターがこれを迎え撃つためにヒューズ=カザキリの現出を画策したため、木原は打ち止めの誘拐及びウイルス「ANGEL」の注入を指示される。 打ち止めを守ろうとする一方通行と戦うことになるが、先述の特殊な攻撃によって一方通行にダメージを与え、これを退ける。 ヒューズ=カザキリを現出させた後に再び一方通行を追い詰めるが、全演算能力を失った彼に追い詰められ、最後は黒い翼によって超音速で吹き飛ばされて死亡した。 オーソン 声 - 「猟犬部隊」の一員である男性。 一方通行から脅迫され、車を運転した。 一方通行から解放された後は冥土帰しの病院へ送られ、消息は不明。 ロッド 声 - 「猟犬部隊」の一員である男性。 一方通行を追跡して第三資源再生処理施設へ向かったが、他の隊員と同じく撃破された。 ナンシー 声 - 「猟犬部隊」の一員である女性。 一方通行を追跡して第三資源再生処理施設へ向かったが、ショットガンで下顎を吹き飛ばされたうえにプレス機で潰されかけた。 ヴェーラ 声 - 「猟犬部隊」の一員である女性。 同僚からは暗部に似合わない健全な人間だと評価されている。 一方通行を追跡して第三資源再生処理施設へ向かったが、部隊の全滅と仲間の凄惨な姿を目撃し、絶望と混乱に呑み込まれながら一方通行に撃破された。 マイク 声 - 小島英樹 「猟犬部隊」の一員である男性。 かつて冥土帰しの患者だったらしく、面識がある。 オーソンとインデックスを追跡して第七学区の病院へ向かったが、冥土帰しから忠告を受けた後、一方通行に撃破された。 デニス 声 - 「猟犬部隊」の一員である男性。 オーソンとインデックスを追跡して第七学区の病院へ向かったが、他の隊員と同じく一方通行に撃破された。 グループ [ ] 土御門 元春(つちみかど もとはる) 声 - 都市の暗部組織「」の構成員。 の魔術結社「翼ある者の帰還」に所属していたの魔術師。 本名は エツァリだがの姿を借りており、 海原光貴という表記は基本的に彼を指す。 素顔は黒髪に褐色肌の容姿をしている。 土御門同様、魔術師でありながら科学サイドにも所属しているので、魔術・科学両サイドの豊富な知識を持っている。 普段は爽やかで物腰柔らかい印象だが、腹黒い一面もある。 しかし、惚れた美琴を欺き、本物の海原を利用して傷付けてしまった事に悩み、かつての仲間であるの見舞いに頻繁に訪れたり、魔術の行使のためにトチトリを「利用」したテクパトルに対して激昂するなど、基本的には善良で仲間思いな性格である。 さらに上条と戦った際は、上条が感情的にならず大人しくしていれば美琴や海原を巻き込まずに済んだと悲痛な本音も吐露している他、自分は上条ではないと嘆くなど上条に対しては嫉妬と同時に憧れを抱いている節がある。 「グループ」の一員になった後も余計な被害を出したくないという理由で海原の姿は借りたままであり、「グループ」のメンバーにも偽者であることは明かしているが本名ではなく海原と呼ばれていた。 また、自分が魔術師であることも隠していなかった。 海原の姿を借りている現在は元同僚のショチトルにも敬語を使うなど常に丁寧な口調で話すが、ショチトルによると組織にいた頃はそんな口調ではなかったらしい。 組織の命令で学園都市に潜入した際は1ヶ月間、上条を監視。 海原として上条に会う1週間に本物の海原と入れ替わっている他、エツァリが入手した断片的な情報と推測によれば夏休み中に上条はいくつかの組織を壊滅させた模様。 上条が科学サイドと魔術サイド両方に精通したことで、「上条勢力」という新たな団体ができつつあることを警戒した組織の命令で、学園都市へ潜入し、上条と上条勢力が脅威と判断。 変装魔術で海原になり済ますことで、内部から上条の仲間関係を壊そうとした。 しかし、利用しようとした美琴に惚れてしまい、上条に敗れた時、彼に「御坂美琴とその周囲の世界を守る」よう約束させる。 その後、組織を裏切り、陰から美琴を守るため暗部組織「グループ」の構成員となって行動するようになる。 その後、上層部がスキルアウトに依頼したへの暗殺計画を上条との約束の借りとして撤回させ、暗部組織間抗争では、変装魔術を駆使して「ブロック」を攪乱し、かつての仲間であり、「メンバー」に潜入していたショチトルと相対した際に、彼女の肉体に仕込まれていた魔道書「暦石」の派生系の原典を引き継ぐことで、彼女の一命を取り留める。 後に「ドラゴン」の調査のため、統括理事のアジトに潜入した際、親船最中に変装して潮岸を欺き、潮岸の元に潜伏していた元同僚のとの戦いでは、彼が用いた原典「月のウサギ」を逆利用し、原典の暴走を誘発することで撃退し、2冊目の原典を手にする。 人の皮膚を剥ぎ取った護符を使いその人間に変装する魔術を使う。 その際、変装する相手の特徴を一週間かけて調べてから行うようにしている。 また、の光をのナイフで反射し、その光を浴びたもの(無機物・有機物・大きさは関係ない)を構成する全パーツに解体する「 」のレプリカを武器に用いる。 一撃で巨大建造物を破壊でき、殺傷能力もきわめて高いが、対象は1度につき1つに限定されるため複数を相手にするには不向きで、光を反射して発動する性質上、霊装に粉塵などの異物が付着すると使用不能になる。 ショチトルとの戦いで、魔道書の「原典」を入手後しばらくは汚染に苦しんでいたが、徐々に自分のものにしていき、「月のウサギ」の所有者に選ばれた際は「自分は原典に気に入られている」と解釈している。 結標 淡希(むすじめ あわき) 声 - 都市の暗部組織「グループ」の構成員。 霧ヶ丘女学院2年生。 大能力者(レベル4)。 窓のないビルへの「案内人」。 長い赤髪を2つに分けており、上半身は胸にサラシを巻いてその上からブレザーを羽織り、下半身はミニスカートのみという露出度の高い少女。 「残骸」の事件後、経緯は不明だがの家に居候している。 かつて自身を転移させた際に座標を誤り、足に重傷を負う。 そのトラウマによって自らの能力に怯え、また自分の能力の必然性に疑問を持ち、能力者の少年たちや学園都市外部の科学結社と結託して「樹形図の設計者」の「残骸(レムナント)」を巡る事件を起こす。 しかし、に自分の考えを否定されたことを理由に黒子を拳銃で撃ち、彼女に重傷を負わせた後、実験再開を阻止するために現れた一方通行に一撃で倒される(科学結社も「警備員」に壊滅され計画自体も失敗に終わる)。 その後、学園都市に仲間だった少年たちを人質に取られてしまい、彼らを救出するため暗部組織「グループ」の構成員となって行動することになる。 スキルアウト鎮圧戦では能力が不安定状態でありながらリーダーのと交戦。 暗部組織間抗争では、アレイスターの殺害を目論んだ「ブロック」が、その「案内人」である自分との交渉材料として狙った仲間達を守るため、彼らが収容されている少年院に向かい、再び足を負傷するも、過去の恐怖に打ち勝ちを撃破する。 第3次世界大戦後は、一方通行により暗部が解体されたことで、元の日常生活を送っている。 能力はレベル4の空間移動系「 座標移動(ムーブポイント)」。 通常の「空間移動」と違い、直接物体に触れずとも物質を転移させることができ、距離は800m以上、重量は最大4. 52t(ただし1t以上は身体に悪影響が出る)を転移可能と同系統でもトップクラスの能力。 本来はレベル5に認定されてもおかしくないが、前述の事故によって自身を転移するのには体調を狂わすほど精神を消耗するためにレベル4止まりとなっている。 そのため、相手の攻撃に対し転移で避けることができず、何かを自分の周りに転移することで防御していた。 「残骸」の事件で一方通行に敗れたことで、さらに能力が不安定化し、低周波振動治療器を用いて精神を安定させていたが、「ブロック」との戦いでトラウマを克服する。 その後は、自身の転移も軽々と行っており、後の「迎電部隊」との戦いでは視界に入っていない位置への転移も行っている。 また、自由度の高すぎる能力に基準をつけるため、警棒兼用の軍用懐中電灯を用いている。 なお、新約10巻のあとがきによればトラウマを克服した結標の座標移動は全能のトールと同じような事ができるとされており、結標自身もレベル5に到達すれば学園都市最強の空間移動能力者となれる可能性を秘めている。 グループの連絡係 声 - 都市の暗部組織「グループ」の上役を務めていた男性。 容姿や本名は不明。 「0930」事件において、一方通行を暗部に引き込んだ都市上層部の人物。 非常に丁寧な口調だが、学生の回収運動に動いた保護者代表のへの暗殺をスキルアウトに依頼するなど、学園都市への障害を取り除くためなら手段を選ばない冷酷な人物でもある。 スクール [ ] 垣根 帝督(かきね ていとく) 声 - 学園都市第2位の超能力者(レベル5)。 都市の暗部組織「」のリーダー。 外伝「とある科学の未元物質」では主人公。 長身・茶髪で予備生+新人のような風貌の少年。 同じレベル5の麦野をあっさり退け、一方通行の反射を打ち破るなど、非常に高い戦闘力を誇る。 性格は非常にきまぐれで、自分を「最低の人間」と称するが、一般人には極力手を出さず、脅威にならないと判断した浜面や滝壺を見逃したりしている。 一方で、打ち止めを逃がそうとしたを殺そうとするなど、自分の目的を達成するためには手段を選ばない残虐非道な一面もある。 アレイスターの計画の第2候補(スペアプラン)であり、目的は不明だが彼との直接交渉権を得るため、暗部組織間抗争で第1候補のの命を狙う。 一方通行の反射を破るなど善戦するが、自身の能力を解析されて敗北、とどめを刺される寸前に止めに入った黄泉川を攻撃し重傷を負わせたため一方通行を激昂させてしまう。 暴走して発現した「」の様を見て自身の能力をより深く理解し、覚醒させるが、「黒い翼」に一瞬のうちに敗れ、瀕死の重傷を負う。 その後はアレイスターの指示で回収され、一命を取り留めるも、脳は3分割されて容器に納められ、潰れた内臓を補うために冷蔵庫より大きな機材を取り付けられた状態(麦野によると「超能力を吐き出すための塊」)となり、後述の「未元物質」を素材として生み出すための道具にされてしまっている。 しかし後に、「未元物質」を使って人体細胞を構築する術を獲得し、それによって失われた器官を補い復活した。 これにより個という概念を失ってバラバラに分化した事で不死身の存在となり、「ヒト」という枠を超える存在となった。 その姿は初登場時と比べると遥かに人間離れしていて、体や服も「未元物質」によって作られている為か真っ白になっている。 しかし、未元物質で構成した「カブトムシ05」と呼ばれる戦術兵器が自我を持ち 、善良なる「垣根帝督」となってからは能力を乗っ取られたため前述のような見た目から以前のような外見に戻った。 エイワスからは「垣根帝督」として気にされている。 一方通行や麦野は主導権を握ったカブトムシこそ「垣根帝督」と呼べる存在であり、以前の彼だった人格は「誰でもない者」と述べる。 その後はフレメアの「トモダチ( 保護者兼ボディガード)」としてこっそり同居する。 「人的資源」の一件では「主体を必要としない」という特性を逆手に取られて恋査によって能力に介入されてフレメアを危険にさらしてしまったが、その特性を逆に利用して再起動し、「博覧百科」で上条と共闘して恋査を撃破した。 この時、最初の「垣根帝督」に近い人格が現れ、未元物質で巨大な翼を生成して「槍」を作っていたオティヌス達に襲いかかるが、オティヌスに首を掴まれた挙句、ストッキングを被ったような顔があるバレーボール状の球体にされてしまう。 球体となった垣根の肉体のその後の消息は不明。 また、オティヌスが作った「幸せな世界」では一方通行や美琴、麦野、食蜂などがそれぞれの「幸せ」の中にいたが、原石でレベル5でもある削板軍覇と共に確認できず、どこで何をしていたか不明。 カブトムシの垣根帝督として元に戻った世界では学園都市に上条とオティヌスの抹殺を依頼されるが、学園都市が暗部の存在していた頃と変わっていない事に嘆き、引き受けなかった。 大熱波の際に出現したエレメントは自分に外見が似ていたため、かなり迷惑に感じていた。 能力はレベル5の「 未元物質(ダークマター)」。 この世に存在しない新しい物質()を作り出す能力で、それを活用することで既存の物理法則を塗り替えることも可能。 能力を発生させると天使のような6枚の発光する翼が形成され、それにより飛行、防御、打撃、烈風を生み出すことができる。 またその翼を通過した太陽光を殺傷力をもった光線に変えるなど、かなりの自在性を持つ。 麦野の「原子崩し」を受けても即座に再生するなど驚異的な再生力を持ち、物理攻撃に対してはほぼ無敵であるうえ、内部で情報伝達を行う電気信号も直結ではなく自由伝達を可能とするため、信号を逆流させても効果はない。 物質表面にこびりついた細かな凹凸をなぞることで、その場に残留した情報に形を与えることもできる。 さらに、他の物に能力を転移させることもできるようで、「未元物質」が搭載された兵器が登場している。 これらの特異性を持ち、数ある超能力の中でも類を見ない異質な能力である。 なお、「ダークマター」という名称だがではなく、あくまで(理論上も)この世に存在しない物質である。 獄彩 海美(ごくさい かいび) 声 - 都市の暗部組織「スクール」の構成員。 地の文では「ドレスの少女」と表記されている。 14、5歳の外見をしているが、が着るような赤い派手なドレスを着ている少女。 格好通りホテルで男性と会うなど、いわゆるホステスのような仕事もしているが、身体は売らず、単に話を聞いてあげるだけという。 垣根によると「よくわからん世界」。 暗部組織間抗争では「アイテム」との戦闘で浜面を追い詰めたりしたが、一方通行との戦いでは能力が無意味な相手と考え、垣根に任せて戦線離脱する。 結果として「スクール」では唯一無事であり、後の暗部組織の再編に登場している。 この時、拘束した絹旗にアレイスターのプランに関わっている上条当麻、一方通行の名前を出し、イレギュラー因子である前者2人がどんなに暴れてもプランの許容範囲内にいて影響力がない事、それに対して暗部抗争で死ぬはずだった浜面仕上が生存して、前者2人以上にプランにダメージを与える存在になった事を説明している。 またプランの内容は全く知らないが上条当麻、一方通行の名前を二度も順番に挙げていた事から上条がアレイスターのプランの最重要人物で、一方通行がその二番目である事も把握していた他、上条と一方通行が「暴れても」という口ぶりから2人の活躍もある程度知っていた節がある。 絹旗と会話した後の消息は不明。 能力は「 心理定規(メジャーハート)」。 標的の他人に対して置いている心理的な距離を読み取った上で、それを元に標的と自分の間に存在する心理的な距離を自由に操ることができる能力。 尋問には非常に便利な能力であるほか、例えば、近しい人物相当にまで距離を縮められてしまえば攻撃ができなくなり、さらに、それ以上の関係に近づけることで、相手の本心を能力で塗り潰すこともできる。 しかし、中には「距離が近しいほど殺意が沸く」、「裏切られたことに逆上し、より一層激しい攻撃を仕掛ける」というような人間もいるために、全ての人間の攻撃を封じることができるわけではない。 またヤンデレ気質で面倒くさい性格の相手も心理的な距離が取りづらく苦手としている。 精神系能力者としてはレベル5の食蜂操祈に劣るが、運動音痴の食蜂と異なり、自身の能力ばかりに頼らず、鉄球付きクレーン車などの重機の操縦や銃器の扱いにも長けており、小型拳銃と小型グレネード砲をスカートで隠しながら足のホルスターに携行している。 誉望 万化(よぼう ばんか) 声 - 都市の暗部組織「スクール」の構成員。 大能力者(レベル4)。 頭全体がシャンプーハットのような金属の特殊ゴーグルに覆われており、360度にプラグで刺したケーブルが腰の機械に繋がっている少年。 ゴーグルは情報の分析・抜き取り・転写などをこなすだけでなく、能力のスイッチの役目も果たす。 かつて垣根に下剋上を挑んだが敗北、その後何らかの懐柔工作を受け「スクール」に入る。 垣根へのトラウマがまだ残っており、彼が殺気を滾らせると恐怖から嘔吐している。 『超電磁砲』では「ピンセット」に関係するようなインディアンポーカーの情報をネットワーク上から回収しており、いくつかの研究施設に保管されていたカードの情報を盗み出している。 確度が低いと思われていた佐天の確保に失敗したとの情報からを差し向けるが、フレンダに撃退されたのを確認すると彼女が殺される寸前で何とか救出し逃走に成功する。 計画の際に、人員を確保するのに利用した「人材派遣」から情報が漏れるのを防ぐため、「グループ」の護送車を襲撃し連行中の「人材派遣」を殺害する(「人材派遣」以外は気絶で済ませている)。 暗部抗争で第18学区の素粒子工学研究所にいた時、「アイテム」の襲撃を受けて殺される。 能力はレベル4の「 念動能力(サイコキネシス)」。 能力の応用で発火・無音化・透明化・電子操作などの多彩な能力を包括的に扱うことができ、超能力者相当の実力を持つと自負している。 砂皿 緻密(すなざら ちみつ) 声 - 傭兵兼暗殺者。 紹介料だけで70万と言う実力者。 に殺された「スクール」メンバーの代用として「人材派遣」を介して雇われた補充要員。 学園都市製の磁力狙撃砲で、の暗殺を試みるが、一方通行らに阻止されて失敗。 その後、垣根たちと「アイテム」を襲撃した際に、絹旗の反撃を受けて意識不明の重体に陥る。 その後、一方通行に復讐したいがとの交渉材料にするため回収。 生命維持装置に入れられて彼女の元に送られた。 SP初春編では、「警備員」の依頼を受け、衛星誘導車を足止めする為に高架道路を狙撃・破壊した。 弓箭 猟虎(ゆみや らっこ) 砂皿の前任のスナイパー。 詳細は「」を参照 アイテム [ ] 麦野 沈利(むぎの しずり) 声 - 学園都市第4位の超能力者(レベル5)。 都市の暗部組織「」のリーダー。 お嬢様タイプの女学生。 表向きは面倒見のいい頼りがいのあるリーダーとして振る舞っているが、実際にはプライドが非常に高く、自己中心的かつ逆上しやすい性格。 特に激昂すると不良のような下品な口調になる。 ただし、浜面と和解後はそういった部分はなりを潜め、あっけらかんとした明るい性格になっている。 シャケ弁が好物。 年齢については明らかにされていないが、美琴を年下と見下していたことから高校生以上と思われる。 浜面に敗北後は右目は機械の義眼、左腕は義手になっている。 なお、この義眼は脳と直結しており、ケーブルを繋ぐことで機械から直接情報を受け取れる機能を有している。 8月19日に「絶対能力進化実験」の実験施設の防衛を依頼され、侵入してきた美琴と交戦。 フレンダ、滝壺と3人がかりで美琴を追いつめるも能力と地の利を生かされ取り逃がした。 直後、研究員を脅して実験の秘密事項を聞き出し、面白がってそのまま放置することにした。 『革命未明』編では「」に自立機動兵器のデータ取得に利用され、その報復のため「スタディ」の本拠地を襲撃、同じく「スタディ」と敵対する美琴を不本意ながら援護することになった(『超電磁砲S』)。 暗部組織間抗争ではと2度戦うが、2度ともあっけなく敗北。 その後、保身から情報を流したフレンダを粛清し、「スクール」に挽回するため既に限界状態の滝壺に体晶を使わせようとする。 さらにそれに反発した浜面を殺そうとするが、油断から右目を潰され、能力の暴走で左腕を失って敗北する。 しかし、能力再利用のためにアレイスターに回収され、冥土帰しが残した「負の遺産」と呼ばれる医療技術で一命を取り留めた。 抗争後、復讐のために再び浜面と滝壺を襲うが、浜面の機転によってまたも敗北。 その後、(結果的にだが)彼らの逃亡を手助けし、浜面を追うべく自身もロシアへ向かう。 ロシアでは体晶による驚異的な力で浜面を追い詰めたが、体晶の副作用で肉体が限界を迎えて自滅。 その際に浜面の説得を受け入れて和解し、浜面や滝壺と共に学園都市に帰還した。 新約では絹旗、滝壺、浜面とともに新生「アイテム」として活動しながらも、暗部からは身を引いている。 一巻でフレンダの墓参りに行った後、不良たちから逃げて行った浜面と合流する際に絹旗たちとだれが一番早くに浜面を探すかのゲームを行い、その最中で暗部のにおいをかぎつける。 捜索中に打ち止めと遭遇し、以前では考えられないほどの寛容さで対応していた。 その後上条の部屋で浜面と合流し、フレンダの妹のフレメアと対面したときは第一声に「おまえの姉を殺した女です。 よろしく。 」と言い放ち浜面に突っ込まれる。 さらにそこで一方通行と出会い、元暗部同士自分の罪の清算について述べ合った。 6巻で垣根に追われる身となったフレメアを救うため垣根と戦い、ダークマターで作られた妹達に追いつめられる一方通行に死者に対する向き合い方を諭した。 7巻でも「人的資源」プロジェクトの中心となっているフレメアを救うために「アイテム」を引き連れてヒーローたちの一掃を行った。 12巻では「アイテム」のメンバーと浜面を待つついでにでショッピングに来ており、そこで襲ってきたと交戦した。 20巻での学園都市からの疎開後も日本国内に留まり、オルソラ教会建設予定地跡を中心とした地域に潜伏、復旧後は学園都市に帰還し浜面達と合流した。 能力はレベル5の「 原子崩し(メルトダウナー)」。 を波と粒子のどちらでもない状態に固定し、自在に操る能力(正式な分類上では「粒機波形高速砲」と称される)。 結果として、固定された電子は、ほとんど質量を持たない「壁」として機能し、その「壁」を高速で動かし叩きつけることで圧倒的な破壊を引き起こすことが可能。 またこの状態の電子を一定座標でループさせることも可能であり、浜面との2度目の対決ではこの方法で失った腕を能力で補うという手法を見せた。 ただし、威力が強すぎるので目標設定は慎重に行う必要があり、自然と発動は遅くなってしまうのが欠点。 また、反動も大きく、通常は無意識下でリミッターを設け、自身が傷つかないようにしている。 連射性能の低さは「拡散支援半導体(シリコンバーン)」というカード状の道具を通すことで補うことが可能。 なお、能力だけでなく身体能力もスキルアウトで鍛えていた浜面を圧倒するほどのレベル にあり、片手が金属の義手になってからは打撃力が致命的なまで上昇している。 絹旗 最愛(きぬはた さいあい) 声 - 都市の暗部組織「アイテム」の構成員。 大能力者(レベル4)。 見た目12歳ほどの女子中学生。 言葉にやたらと「超 - 」と付けるのが口癖。 その能力より「アイテム」での活動ではもっぱら前線に立つため、かなり戦闘慣れしている。 プライベートではB級以下の映画マニア。 日ごろから「総合的に見れば超スタイルはいい」と豪語しているが、内心ではメンバーで一番胸が小さいことを気にしている。 『超電磁砲』絶対能力進化計画編では、8月19日に単独で美琴が向かったのとは別の研究所に行き、布束を拘束した。 天賦夢路編では偶然美琴と遭遇したものの個人的な遺恨はなかったため、貧乳という同じ悩みを抱える仲間として「」を探すため協力した。 暗部組織間抗争では垣根に敗れ負傷するが、その後はすぐに戦線に復帰し、の依頼でアメリカの要人ジョージ=キングダムを暗殺している。 「アイテム」壊滅後は浜面とケンカ友達のような仲(絹旗はあくまで上下関係を主張)となっており、映画鑑賞や滝壺のお見舞いなど共に行動している。 新約でもアイテムとして活動しており、ときどきお笑い要因のような立ち位置になる。 浜面がいない場合に代わりにツッコミ役に回ることが多く、よく過激な行動に出がちな麦野のストッパー役になったり、話を聞かない麦野と口げんかをしている。 能力はレベル4の「 窒素装甲(オフェンスアーマー)」。 を自在に操ることができる能力で、窒素越しに自動車を持ち上げたり、弾丸を受けとめたりできる。 ただし、射程距離は短く、物を動かす際はある程度まで手を近付けて動かす必要があるため、傍目には怪力であるように見える。 また、一方通行のような常に能力が展開された自動防御機能があり、例えば狙撃などの不意打ちであっても彼女には効かない(垣根によると、自動防御は一方通行の演算パターンを参考に「自分だけの現実」の最適化を目的とした「」の副産物らしい)。 ただし、窒素が無いと能力を使えないため、非常時に備えてを入れた容器を携帯している。 また、能力が無ければただのか弱い女の子だと本人も認めている。 金髪碧眼の女子高生。 脚線美が自慢で「結局」「ワケ」が口癖。 サバ缶が好物。 お調子者な性格をしているが、戦闘においては冷徹な一面も見せる。 非常に顔が広く、裏の世界と表の世界を合わせれば4桁にのぼる知り合いがいる。 『超電磁砲』絶対能力進化計画編では、8月19日に施設に侵入してきた美琴と遭遇。 功績を独り占めするために単独で迎え撃ち、話術なども駆使して彼女を翻弄したが、詰めの甘さのせいでミスを犯して敗北。 麦野が駆け付けたおかげで難を逃れ、能力の過剰使用で継戦が困難になった滝壺を連れて戦線を離脱した。 天賦夢路編では偶然佐天と出会ったことで友人になる。 佐天が「ピンセット」につながるカードを手に入れたと考えた「スクール」により誘拐されたのを目撃し、浜面と共に彼女を救出したが「スクール」のスナイパーである弓箭から命を狙われてしまう。 当初は敵の狩猟技術に翻弄されたものの、佐天の協力もあって満身創痍になりながら何とか撃破する。 暗部組織間抗争では「スクール」に捕まり、保身から「アイテム」の情報をしゃべってしまい、そのことで麦野に殺される。 遺体は第10学区の墓地に埋葬される。 新約では死後でありながらもたびたびその存在が言及され、一端覧際のときには彼女の姿を模倣した暗部の手先が現れた。 第十五学区の上層マンションに秘密の部屋を持っており、そこで麦野や友人の加納たちへのプレゼントを考える場所として使っていた。 戦闘スタイルは、「アイテム」内では唯一能力には頼らず、リモコン式を始め、時限式・着火式の爆弾を武器に用いる方法で、心理戦も併用する。 格上の美琴を翻弄させるしたたかさを見せたが、人を見下す性格のため油断する事があり、詰めが甘い。 アニメ版禁書では3期に登場。 垣根から蹴られるなどの暴行を受けて自白してしまい、これが原因で麦野に正座させられた挙句、真っ二つにされて上半身だけの死体を浜面に見せつけた。 また上半身だけとなったフレンダの顔もアップで映るなど、間接的な死を描写されたスクールの弓箭猟虎や誉望万化と異なり、明確かつ直接的な死が生々しく描かれている。 滝壺 理后(たきつぼ りこう) 声 - 本作のヒロインの1人。 都市の暗部組織「アイテム」の構成員。 大能力者(レベル4)。 ピンクのジャージを着用している脱力系の女子高生。 着やせしやすい隠れ巨乳。 他人の名前を呼ぶときは「はまづら」「きぬはた」などの平仮名で表記される。 何事に対しても無気力に見えるが、浜面(恋人関係になる以前)を助けるために副作用がある体晶を躊躇せずに使用したりするなど、仲間想いで心優しい性格。 趣味は後述の能力による日光浴ならぬ「AIM拡散力場浴」。 これには能力を暴走させる必要はなく、ボーっとしている時は大抵他人のAIM拡散力場に身をゆだねている。 危険を冒してまで自分を何度も救ってくれた浜面に対して恋愛感情を抱くようになり、現在では相思相愛の関係になっている。 歩行パターンや重心の偏りで浜面を識別する能力を持つ。 しかし、やや嫉妬深い所があり、浜面が麦野と絹旗に抱きつかれた時には目に見えて不機嫌になった。 特にフレメアとは相性が悪く、子供らしく遠慮のない言葉にイラついたり、目の前で堂々と浜面に甘える姿を見ては語気を荒らげるほど憤慨している。 暗部組織間抗争では、その能力の重要さから直接「スクール」に狙われるも無能力者である浜面を守るため単身で垣根に挑むが、敗れて脳にダメージを負い、これ以上能力を使えば脳が崩壊すると診断されるほどまで悪化してしまう。 抗争後は入院しながら浜面や絹旗と過ごしていたが、退院直後にテロや浜面を狙う麦野の復讐に巻き込まれる。 その後、浜面と共に学園都市を脱出してエリザリーナ独立国同盟へと辿り着き、に体内の体晶を回復魔術で取り除いてもらい、普通に出歩ける状態までには回復する。 その後、浜面と麦野の和解を経て、2人と共に学園都市に帰還する。 新約20巻で学園都市からの疎開が開始されると浜面に同行してへと向かい、「クロウリーズ・ハザード」との戦いに巻き込まれる。 を復活させるためにコロンゾンの捨て駒になる覚悟をした浜面に置いていかれ、でから尋問を受けることになるが、恋人が世界に押しつぶされる前に救い出すため、アンナ=シュプレンゲルを名乗るの手引きで脱走。 魔力を精製することなく術式が行使できる魔導書を与えられてに乗り込むが、最短最速で事態を解決する「だけ」の力を押し付けられたせいで魔術の制御が利かなくなり、意図せず浜面に攻撃してしまったが復活したダイアンに助けられた。 終戦後にが神浄に占拠された際は、上条の事情には興味がなく、特に理由もなく死ぬのは真っ平だと思いつつも、陽動として前線へ出た浜面の援護としてのほとりからで射撃を行った。 能力はレベル4の「 能力追跡(AIMストーカー)」。 一度記憶したAIM拡散力場の持ち主を捕捉し、たとえ太陽系の外まで逃れても居場所を探知できる能力。 「アイテム」の中核を担っていたほどの能力だが、発動には体晶を服用し、強制的に暴走状態になる必要があったため、自身の崩壊を招く危険性も伴っている。 また、能力が完全に開花すれば相手のAIM拡散力場に干渉して他人の能力を自在に制御することで、能力者から能力を奪ったり、強化・改変することも可能となる。 この機能は彼女の資質である8人目のレベル5の能力の片鱗である。 特殊な受信体質としての側面を持つため、魔力を一定周波数で振動させる交信手段などを使われると脳に散弾銃を受けたかのような負荷がかかってしまう。 また、純粋な「読み取る力」だけで大能力者まで上り詰めただけあって、マダム・ホロスの魔導書とは相性が良く、副作用なく魔術を行使することもできる。 浜面 仕上(はまづら しあげ) 声 - 本作の主人公格の一人。 元スキルアウトの少年。 暗部組織「アイテム」の構成員。 詳細は「」を参照 電話の女 声 - 「アイテム」の上司を務めていた女性。 飄々としたノリの軽い性格で、「こいつらと来たら」が口癖。 「アイテム」以外にも部下はおり、第三次世界大戦ではロシアにいた滝壺を回収させるためにヘルメットの女を差し向けている。 メンバー [ ] 博士(はかせ) 声 - 本名不明。 都市の暗部組織「」のリーダー。 白衣を羽織って眼鏡をかけた、いかにも学者然とした中年男性。 に美を見出しており、そのためには「アレイスターの犬と呼ばれても構わない」と言うほど執着している。 馬場の操作する動物型ロボットと共にを襲うが、あっけなく殺される。 「オジギソウ」と称する、空気中の雑菌に付着させた反射合金の粒を武器に用いる。 特定周波数で遠隔操作し、相手の細胞を1つ1つ毟り取るような戦い方をする。 馬場 芳郎(ばば よしお) 声 - 都市の暗部組織「メンバー」の構成員。 高校生。 頭脳派で指揮能力に長け、収集した情報をもとに綿密な作戦を立ててから実行に移す。 学校では人当たりのいい好青年を演じているが、本性は腹黒く、他人を見下している。 極めて自己中心的な性格で自分の同僚ですら信用しておらず、自らの手柄を横取りされないように単独行動することが多い。 実際は虚勢を張る見栄っ張りかつ根は臆病な小心者で、自分より強い者には焦るだけの矮小な弱者となってしまう。 『超電磁砲』では、大覇星祭の最中に美琴を拉致するために暗躍、競技に出場していた御坂妹を美琴本人と誤解してナノデバイスを打ち込んだものの、裏で動いていた食蜂が先んじて身柄を保護したため確保に失敗する。 翌日、美琴の代理で御坂妹を探す婚后から情報を手に入れるため卑劣な手で排除するが、友人を害されて怒った泡浮と湾内に成敗され敗走する。 逆上して博士から提供された大型ロボットで2人を陵辱しようと息巻くも、婚后への仕打ちをしって駆けつけた美琴にロボットを徹底的に破壊され、「次に自分の目の届く範囲にいたら容赦なく潰す」という脅しにあっけなく屈して仕事を降りた。 その後、美琴への恐怖から逃れるため、安全な隠れ家として見つけた第22学区のVIP用核シェルター(通称「避暑地」)に引きこもる。 暗部組織抗争では動物型ロボットを遠隔操作して博士をサポートしたが、博士の死後、水攻めによってシェルター内に閉じ込められ、食料や酸素、救助などへの不安から錯乱状態に陥る。 査楽(さらく) 声 - 都市の暗部組織「メンバー」の構成員。 キノコのようなおかっぱが特徴でダウンジャケットを羽織った少年。 語尾に「ね」をつけて話す。 「ブロック」の計画破綻を狙って衛星アンテナを破壊しようとした一方通行に対し、その防衛のため、能力を利用した不意打ちをしかける。 銃の照準を狂わせ遠距離攻撃を防いだかに見えたが、すぐに能力の正体・弱点を見抜かれ、「反射」で弾道制御しなおした銃弾が直撃して敗北する。 能力はレベル4未満の空間移動系「 死角移動(キルポイント)」(一方通行による仮称)。 他人の背後に回り込む能力。 自身を転移させられるため本来ならばレベル4認定されてもおかしくないが、自力で11次元上の理論値を算出できないため、他人の位置情報を元にする必要があり、結果として対象の背後に しか移動できない。 新約10巻では上条と3度目の交戦となったトールが査楽の情報を入手していたのか、死角移動はレベル3程度でしかない事が語られている。 ショチトル(Xochitl) 詳細は「」を参照 ブロック [ ] 佐久 辰彦(さく たつひこ) 声 - 都市の暗部組織「」のリーダー。 28歳。 主任務は学園都市の外部協力機関との連携の監視。 熊のような大男。 低俗かつ酷薄な性格。 アレイスターの暗殺を目論み、「窓のないビル」の「案内人」である結標を利用するため第10学区の少年院にいる彼女の仲間を人質に使おうとした。 第5学区・ウィルス保管センターへのクラッキングを囮として第23学区の衛星管制センターから「ひこぼしII号」を乗っ取り、一方通行に地上アンテナを破壊させる事で衛星の機能を封じた。 その隙に第11学区の外から5000人の傭兵を内部に招き入れようとしたが、山手に変装していたエツァリの妨害で計画が破綻、「六枚羽」の攻撃を受け、残った100人の傭兵たちを連れて少年院に向かう。 だが、人質作戦に反対する手塩に壁まで殴り飛ばされ、血を流して気絶させられる。 アニメでは「III」で登場。 手塩 恵未(てしお めぐみ) 声 - 都市の暗部組織「ブロック」の構成員。 表向きは「警備員」としても活動している。 25歳。 警備員のにアレンジを加えた格闘術を使う。 長身に筋肉質な体格の女性。 過去に「悲劇」を経験したことから、アレイスターがそれに関わっていたのかを問いただすために計画に加わったが、最終的にを従わせるために人質を使う作戦に反発して佐久を殴って昏倒させた。 基本的な戦術だけで土御門を戦闘不能に追い込んだものの、トラウマを乗り越えた結標との格闘戦の末に敗北する。 アニメでは「III」で登場。 原作キャラクターデザインより美人に描かれている。 山手(やまて) 声 - 岸尾だいすけ 都市の暗部組織「ブロック」の構成員。 実戦部隊としての能力はあまり高くなく、組織の作戦立案や情報分析などの重要な任務を担当していた。 「人材派遣」に関する情報隠匿のために(エツァリ)を襲うが、逆に彼に殺され入れ替わられる。 以後、活躍する山手はすべてエツァリだが手塩によれば山手の力がアレイスター殺害計画の成否を握っていたらしいがその詳細は不明。 これには彼に化けたエツァリ自身も適当な雑魚だと思っていた山手が組織の中枢を担っていた事に驚いていた。 初登場と同時に台詞もなく殺されたため、とあるシリーズの不遇キャラクターとして読者に認識されている。 アニメでは「III」で登場。 アニメでもあっさり倒される。 山手の声は海原(エツァリ)と同じ岸尾だいすけが担当している。 鉄網(てつもう) 声 - 都市の暗部組織「ブロック」の構成員。 陰気な少女。 自分の価値は人の心を読む事しかないと考えている。 その能力より裏切り者の探索を担っていたが、海原(エツァリ)に右手を爆破され能力を封じられる。 その後は痛みと出血のために失神し、佐久と手塩に見捨てられ不明。 能力は「 意見解析(スキルポリグラフ)」。 握手した相手の心を読み、名前や年齢などのプロフィールを知ることが可能。 アニメでは「III」で登場。 原作での右手を爆破される展開はなく、ブロック共々結標の仲間が収容されてる少年院を襲撃するが、海原によって呼び寄せられた六枚羽の反撃に合った挙句、六枚羽の機銃掃射で爆発した車の爆風に巻き込まれて気絶。 そのまま佐久と手塩に見捨てられた。 台詞が無く叫び声を上げるだけになっている。 その後は「III」 15で学園都市暗部組織生き残り達の中で後ろ姿で登場。 新入生 [ ] 黒夜 海鳥(くろよる うみどり) 声 - 都市の暗部組織「」の構成員。 大能力者(レベル4)。 露出の高い黒衣装にフード付きの白いコートをフードの部分だけ被るという格好をしている12歳の少女。 と同じ「暗闇の五月計画」の被験者で、その影響か昔の一方通行に似た悪辣な目つきと言葉遣いを持つ。 性格は慇懃かつ残酷。 しかし周到な策を練ってから実行に移す慎重さと計算高さも併せ持つ。 のビニール人形をこよなく愛するのが趣味。 普段慣れていない方面からの侮辱で泣き出してしまう、歯医者を怖がるなど年相応の面も持つ。 後述の通りとは能力的な相性が最悪で、最近ではパシリのように扱われよく絡まれている。 激情家である一方、非常に理知的かつ柔軟な思考の持ち主でもあり、咄嗟の発想と応用力においては上条にも引けを取らない。 聞きかじっただけの知識で魔術の真似事をやってのけるなど、自分の能力だけに頼らないバイタリティと才能も備えている。 によって暗部から解放されたことを逆に嫌悪し、闇の世界へ戻るため「新入生」に加わる。 そして上層部に対し強力な交渉カードを持つ一方通行とをまとめて排除するため、2人と接点があるの命を狙い、両者を協力させることで上層部の危機感を煽り、二人の抹殺指令を出させるという計画を企てたが、浜面が乗り込んだ駆動鎧「ファイブオーバー」の前に敗北。 最後の力でフレメアを殺そうとしたが、駆け付けたに阻止され捕らえられた。 その後、フレメア暗殺を防ぐため上条らがハワイ諸島に向かう際に同行させられ「」の騒動解決に協力した。 「人的資源」プロジェクト遂行の際に用済みとして恋査に始末されそうになり、居合わせた浜面に共闘を提案される。 しかし自分を信じたその言葉を疑ったせいで浜面が重傷を負い、激しい後悔と自責の念に苛まれることとなった。 九死に一生を得た後は、ずっと浜面を敵視していた心情に、若干の変化の兆しを見せている。 能力はレベル4の「 窒素爆槍(ボンバーランス)」。 窒素を槍状に固形化して掌から高圧で噴出する能力で攻撃範囲は約3m。 絹旗の「窒素装甲」に対して攻撃に特化しており、かつてこの力で研究員達を惨殺したことが「暗闇の五月計画」破綻の原因であった。 掌から一本ずつしか出せないため有効範囲と防御の面で劣るという欠点があるが、左右の脇腹に生体サイボーグの腕を無数に装着し、砲口を増やすことで本数や威力を飛躍的に高めることによってレベル4の域を超越している。 これにより、数百数千もの発射地点は単なる能力の放出に留まらず群体として一定範囲の気体の流れすべてに干渉することで巨大な窒素の槍を生み出したり、窒素を奪った空間を作り、そこに水素や酸素を雪崩込ませることで爆発を起こすこともできる。 体内の電気信号を操作することも可能で、それを利用すれば1週間ほど飲まず食わずでも生存可能らしい。 しかし、能力が腕に依存している特性上、サイボーグ内部の端子に異物を詰め接触不良を起こしただけで能力が使えなくなる。 サイボーグの制御機構を操作されるため、電気系能力者ときわめて相性が悪い。 なお、このサイボーグは死亡したの研究施設から略取したものである。 シルバークロース=アルファ 都市の暗部組織「新入生」の構成員。 「駆動鎧(パワードスーツ)」の操作・操縦に秀でており、シンプルな二足歩行の人間型から制動が極めて難しい多足歩行の非人間型まで難なく乗りこなす。 専用のバンカーには10機以上もの「駆動鎧」が用意され、状況に応じて最適なものを着こなしていくことをポリシーとしている。 制裁で顔を焼かれ、仕事の報酬で整形手術を繰り返したことにより元の顔を取り戻した過去を持ち、その経験からヒトの外見や2本の手足による挙動に執着しない思考と感覚を持つに至り、多種多様な「駆動鎧」を巧みに操る根幹となっている。 黒夜と共に、一方通行と浜面の危険性を上層部に知らしめるべく行動し、フレメアを誘拐するが、「ドラゴンライダー」に搭乗した浜面に敗北した。 その他暗部関係者 [ ] 蜜蟻 愛愉(みつあり あゆ) 食蜂を憎む少女。 強能力者(レベル3)。 「才人工房」第3研究室「」の出身。 研究室では年長者であり、予算が足りないという名目で1人だけ能力開発の実験から外されると説明を受け、自ら外れることを願い出る。 その実験が失敗した時は、遠峰を犠牲にしつつも暴走する悠里を能力で鎮めた。 精神系能力者の頂点に立つ素養を持っていたが、食蜂のスレーブとして時間割りから切り捨てられた存在。 そのことに悩み、本編1年前の8月に入水自殺を図った。 本来ならば上条が救出に向かっていたが、彼が偶然食蜂と接触したことで間に合わなかった。 その後一命を取り留め、暗部に身を落としてファイブオーバーOSとファイブオーバーを貸与されて彼女の精神を破壊しようと暗躍する。 戦闘の末食蜂を拘束することに成功したが、その場に駆けつけた上条と交戦。 その後は今まで利用していた暗部組織などによる報復から守るため、に送られた。 能力はレベル3の「 心理穿孔(メンタルスティンガー)」。 「心理掌握」と同様に脳内の水分を顕微鏡レベルで制御して精神制御を行うが、こちらはカメラと指先で標的を設定する。 怒りなどで感情が高ぶると、空気中の水分の圧搾と対象内部からの水分子の抜出により、に似た肉眼で確認できる現象を起こすことも可能。 マスターである食蜂と同じ能力開発を受ければ超能力者に達する可能性もあるとされている。 舞殿 星見(まいどの ほしみ) 「暗部」に属する15、6歳の少女。 の尖兵。 上記の名前は上条に名乗ったで、本名は不明。 学校では「何でもできる委員長」的な立ち位置にいるが、両手の人差し指に全神経を集中させる「能力の最適化」を何の断りもなく施され、シグナルスライド法で情報の上書き操作を繰り返された結果、片手でを持つ機能を復旧不能にされており、その事が強烈なコンプレックスになっている。 学友との食事や外食を気兼ねなく楽しむことを願うも、「暗部」に身を浸す事で「できない」ことへの羞恥から自分を守っていた。 「暗部」一掃に抵抗し、根丘の指示で新統括理事長の弱みである打ち止めの拉致を目論む。 「一番目立つ事で、人の印象から消える」目的で、計画当日の12月24日はミニスカサンタのコスプレと長い金髪のを纏って行動していた。 打ち止めが向かったダーツバーを両断し、一緒に居た上条の脇腹を刺して誘拐を成功させ、追ってきた美琴とインデックスを倒壊させたビルに閉じ込める。 だが、御坂妹に治療されて駆けつけた上条が、15年分の記憶を失っているという自分より重いハンデを背負っている事を知って精神的に圧倒され、接近戦に持ち込まれて殴り飛ばされ敗北する。 その後は意識を失ったまま拘束され、根丘の関与の証拠として御坂妹の手で警備員の秘匿取調室へ連行された。 事件後は裁判が始まるまで犯罪容疑者として鉄格子のついた病室に閉じ込められていたが、アンナ=シュプレンゲルの侵攻の非常事態に乗じて監視を逃れ、上条に借りを返そうとしたが、逆に彼から「暗部」絡みは辞めると自分の意思で決めた以上はその通りに生きるべきだと諭されて、協力するのを諦める。 能力は「 念動能力(テレキネシス)」。 上述の最適化を受けた結果、純粋に「物を動かす力」の一点だけなら美琴でも綱引きにならないほど強力で、50階建ての高層ビルを根こそぎへし折り、道路を地盤ごと持ち上げ、水道管やガス管を自由自在に引き千切り、を動かすという圧倒的な出力を発揮する。 さらに「ベクトルの加工」まで可能としており、左右の人差し指で1つの標的を指定し、千切って破断する、圧縮する、回転運動に結び付けるなど応用が利く。 また、「摑む」事ができるのは固体限定ではなく、空気の塊を上空から叩きつけて暴風を起こす事も可能。 だが、人間そのものを振り回すことはできないという制限があるため、人体に影響を与える場合は対象の周囲にある物を利用する必要がある。 純粋に「ゼロから力を生み出す」出力だけで言えば学園都市最強であるが、あまりにも殺しと破壊に特化されすぎて応用性が足りず経済的価値が見出されないという理由から、超能力とは認定されていない。 木原一族 [ ] 木原 数多(きはら あまた) 詳細は「」を参照 木原 乱数(きはら らんすう) バゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人。 「 体験」を司る化学物質の研究者。 茶髪の若い男性。 「木原」としてはスタンダードな人物で、軽薄な口調と残虐非道な性格の持ち主。 作者曰く一族内のランキングは中の下。 のファイブオーバーシリーズの派生研究で開発された脳内分泌物と同じ効果を持つ微粒子をに乗せて空気中にばら撒き、人間の精神を操ることを得意とする。 本来は対象の感情単発を操作し行動範囲を限定させるという戦術が基本だが、様々な効果を組み合わせて極めてリアルな幻覚を体験させ、さらに複数の人間に同時に見せかつ相互に影響を及ぼし合う といった複雑な幻覚も可能。 反学園都市の上層部を皆殺しにした後暇潰しとしてウェイスランドを幻覚の中で弄んでいた所、似たような幻覚使いであるウートガルザロキの魔術を掛け返されてしまい、双方幻覚の無限ループに囚われ相討ちとなった。 木原 円周(きはら えんしゅう) バゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人。 年齢は中学生ぐらい、左右にを結った黒髪に、統一感のないセーターやスカートといった服装で、オドオドとした雰囲気の大人しい小柄な少女。 や小型など複数の携帯端末機器を紐で首から提げているのが特徴。 仲間意識を口にしたり他人の身を案じるなど木原一族らしからぬ言動が目立ち、「木原」が足りないと評される。 幼少期、木原一族を妬む者に誘拐・監禁されていた時期があり、その間一切の教育を受けなかったためにも出来ずも書けないが、部屋の中にあったあらゆる物から独自に科学を学んで誘拐犯を殺害、善悪の区別なくそれらを行使するという純粋かつ最悪の存在になってしまった。 彼女自身は那由他や加群とは違う意味で不足している「木原」を思考パターンをグラフ化する事で補っており、戦闘ではそのパターンをカードゲームのデッキのように組み合わせて使う。 パターンの中には「木原」だけでなく「上条当麻」なども含まれる。 気を失った状態で拘束され、そのまま学園都市の民間委託少年院に収監される。 以後はアレイスターの「原形制御」により認識を操作されて少年院に留まり続けながら、文明を4、5回は滅ぼせるような数式を組み上げている。 唯一に協力を要請されて脳幹のパターンを組み上げるが、「魔術」の解析をしたことで意識を失って倒れた。 木原 病理(きはら びょうり) バゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人。 「 諦め」を司る研究者。 一族の中でも上位に位置する。 変形機能を備えた車椅子に乗っている女性で、眼窩が暗い影に覆われたように描かれることもある。 相手を諦めさせることに意義を見出している。 相手が自分を倒して安心したところを襲うために、体を段階に分けて調整している。 足には虎を蹴り殺せるまでに脚力を上昇させる駆動式ギプスを装着している。 さらに、体内を「未元物質」によって改造しており、心臓を潰されようがコマンド一つで生還し、の推測構造を元に肉体を自由自在に変貌させる。 作中ではの構造を再現した腕による超音速投擲、の豪腕、による巨大なへの変身などを発動し、指先にの脳を創り出せば異能力〜強能力程度の「念動能力」も使用できる。 ただし、「未元物質」による肉体変化を使いすぎると自分の本来の姿を見失ってしまう恐れがあるため、めったに使用しない。 マリアンと円周にそれぞれ撃破されるも悉く平然と生き残っており、円周を倒し安心しきった鞠亜達を「諦めさせる」べく襲撃しようとするも、かつて「諦めさせた」はずの加群の襲撃をうけ、相打ちによって殺害された。 木原 加群(きはら かぐん) 詳細は「」を参照 木原 唯一(きはら ゆいいつ) 木原一族の一人である若い女性。 既製品のリクルートスーツと白衣を着用。 一国の指導者程度では閲覧できない情報を得る権限を有している。 本来はかなり荒っぽく話すようだが、普段は丁寧な口調で会話する。

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転生先は、悲運のサブキャラプリンセス!? 韓国の人気作がついに発売!『ある日、お姫様になってしまった件について』第①巻・第②巻 7月5日 2冊同時発売!|株式会社KADOKAWAのプレスリリース

ある日、お姫様になってしまった件について 登場人物

出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」21話、24話、37話 本作の主人公。 アタナシア(Athanasia 、不滅という意味の名を持つ。 不死の意味を持つ名前は、後に皇帝となる正式な後継者にしか許されないが、彼女の母ダイアナが死に際に名付けた。 愛称はアーティ。 クロードの唯一の実子。 直系の皇族の証である宝石眼を持ち、ダイアナそっくりの容姿をしている。 本来の彼女は孤児院出身で、貧しい暮らしを送る地球の社会人だったが、ある日突然、異世界のオベリア帝国・皇帝の一人娘として転生していた。 前世では、前日に睡眠薬を飲んで眠ったため、睡眠薬のせいで死んだ可能性がある。 彼女は、仕事先で客が忘れていったロマンスファンタジー小説「かわいらしいお姫様」の内容と一致する世界に来てしまい、しかも実の父である皇帝クロードに愛されることなく、濡れ衣で彼に処刑されてしまう悲劇の姫・アタナシアとして転生してしまった。 小説の内容では、9歳で初めてクロードに会い、18歳で処刑される。 なので、生き残るためにこっそり逃走資金を貯め、クロードに会わずにして皇宮から脱出しようと計画する。 だが実際は5歳でクロードに出会ってしまった上に、どういうわけか頻繁に会うようになってしまう。 いつクロードの機嫌を損ね殺されるか戦々恐々と過ごすうち、ある程度の慣れが彼女を強くする。 現在、彼女の身体に収まりきらない魔力が、黒い子犬の神獣となって彼女の傍にいるようになった。 クロード・デイ・エルジェア・オベリア• 出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」24話、30話 オベリア帝国の現皇帝。 アタナシアの実の父。 帝国を救った英雄と称される。 後継者であった兄を殺し、今の地位につく。 そのため、クロードの名は不死に関するものではない。 宝石眼を持つ。 冷血な性格で、感情の起伏がない。 日々4時間くらいしか寝る時間がないので、いつも眠そうである。 愛した女性ダイアナがアタナシアを産んだ直後死んでしまったので、後宮のルビー宮にいる者たちを皆殺しにした。 生まれたばかりのアタナシアも殺すつもりだったが、ダイアナが名付けた不死の意味をもつ帝王の名を聞き、踏みとどまる。 だが、その後ルビー宮に立ち寄ることをせず放置し、アタナシアが5歳になるまで一度も会うことがなかった。 そのため、子育てに関してやや無知である。 小説内では、クロードの前婚約者との間にできた、彼に隠され育てられていたジェニットという可愛らしい娘と出会ってから、ジェニットだけを溺愛するようになる。 そしてアタナシアを一度も愛すことなく、濡れ衣でアタナシアを殺す。 実際には、無愛想ながらなんだかんだアタナシアを構うようになり、彼女が血を吐き気を失ったときは、ひどく動揺していた。 ジェニット• 出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」23話、31話 原作の正ヒロイン。 隠され育てられたクロードの娘という設定。 天真爛漫で純真な彼女は、アタナシアとは違いクロードに愛され、さらにイゼキエルという優秀な婚約者と幸せに暮らすと原作には書かれている。 クロードの元婚約者フェネロペ・ユディットが生みの親だが、クロードの兄アナスタシウスとの不倫で産まれた子なので、クロードの実子ではない。 その上、アナスタシウスの実験により黒魔力を吹き込まれたという、混ざった子だ。 出産の際、フェネロペは死亡。 クロードの実子ではないことは、クロードと原作を知るアタナシア以外、誰もいない。 現在はアルフィアス公爵家で、身分を隠した状態で保護されている。

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