衆議院と参議院の違い。 【衆議院と参議院の違いってなんだ?】簡単解説!よく聞く政治用語

衆議院と参議院の違いを分かりやすく解説

衆議院と参議院の違い

衆議院と参議院の違い そもそもなぜ2つに分かれているの? 国会が衆議院と参議院の2つに分かれていることを 「二院制」といいます。 国会では、法律や国の予算や法律など、国の運営上めちゃくちゃ重要な事柄を決めるので、深く話し合いもしなければなりません。 ということで、 話し合いをする場も2箇所設けて、様々な角度からいっぱい話し合おうぜ!という形で衆議院と参議院に分けられているのです。 この二院制は、日本だけではなく、世界の多くの国で採用されています。 でも、せっかく2つに分けても、同じ人たちが同じ様に話し合いをしていては意味がありません。 なので、衆議院と参議院にはそれぞれ違いを付けています。 衆議院と参議院の違いは? この2者の違い、簡単に言うと、 「衆議院」は、よりリアルタイムな国民の意見を反映させることができ、 「参議院」は、どっしりと腰を据えて話し合いができる、 という特徴を持っています。 言い換えるなら、 衆議院はイマドキでピチピチな感じで、 参議院は落ち着いた大人な感じですね! ではその違いを、具体的に見ていきましょう! 衆議院と参議院の比較表 こんな感じ!どどん! では、項目を一つづつ見ていきましょう。 議員定数 議員の数は、衆議院のが参議院の倍近くいますね。 これは、 「より、今の国民の声を取り入れる」という政治の方向性が現れています。 任期と解散 一番大きな違いはこれです。 衆議院は参議院よりも任期が短い上に、 解散があります。 余談ですが、衆議院議員選挙に勝つためには、 議員一人2000万円くらいの費用がかかるのですが、2000万円をかけてせっかく当選しても、解散すればまたやり直しです。 結構ツライですよね、国会議員。 ですので、このことから、 「衆議院は頻繁に選挙をするため、よりリアルタイムな国民の意見が反映されている」 といえるでしょう。 入れ替わり ここにも大きな違いがあります。 衆議院は、一回の選挙で 全員が入れ替わりますが、参議院は1回の選挙で 半数の121人しか変わりません。 3年ごとに121人ずつ変わっていくシステムを取っています。 ですので、このことから、 「参議院は一気に全員が入れ替わることがないので、ひとつの事柄も長い目で議論ができる」といえるでしょう。 このことから、選挙の呼び方も参議院と衆議院で異なります。 衆議院選挙は一気に総入れ替えするため 「総選挙」、参議院選挙は3年に1回のペースで必ず行うため 「通常選挙」といいます。 よって、「参議院総選挙」や「衆議院通常選挙」は存在しません。 選挙権 選挙権は、衆参ともに18歳以上と変わりはありません。 被選挙権 被選挙権とは「その選挙に立候補できる年齢」ですが、参議院の方が衆議院より5歳上です。 参議院の方がちょっぴり大人ですね。 選挙方式 選挙方式にも大きな差があります。 しかし、この選挙方式の差は「衆議院と参議院の差をつける」というよりかは、 「大きな政党と小さな政党の間の有利不利を少なくする」為の差です。 衆議院の選挙制度が自民党のような大きな政党に非常に有利になっているので、参議院の方は中小政党にも優しい制度にしています。 この選挙制度の関しては、また別記事で解説致します! と、このように衆議院と参議院に差をつけることによって、より多角的な議論ができるようになっています! でも、仮に衆議院と参議院で意見が食い違った場合は、どうなるのでしょうか? 殴り合い? じゃんけん? 話し合い? ・・・ということで次にいきます! 衆議院の優越 衆議院と参議院の間で意見が食い違った時は、多くの場合、 衆議院の意見が優先されます。 この、衆議院が参議院よりも力を持っていることを 「衆議院の優越」と言います。 では、具体的にどのようなものでしょうか? 法律案に関しての優越 法律案について、例えば衆議院でオッケーが出たが、次の参議院でオッケーが出なかった場合、もう一度衆議院に戻ってきます。 そこで、衆議院議員の3分の2以上が再度オッケーを出したら、参議院は反対しているにもかかわらずその法案は可決、という形になります。 予算案・条約の承認・総理大臣の指名 予算案・条約の承認・総理大臣の指名の際に、衆参での意見が食い違った時は、 「両院協議会」を開きます。 両院協議会とは、衆議院と参議院からの代表者を数名づつで話し合い、どっちが折れるか決める話し合いなのですが、まあ当然どっちも折れませせん。 で、両院協議会でも決着がつかない時は、最終的に衆議院の意見を優先します。 でも、ある一定の条件を致した場合、意見の食い違いは超頻繁に起こります。 それはどんな時か・・・そう、それが 「ねじれ国会」です。

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衆議院と参議院の違いは?表で簡単にわかりやすく!

衆議院と参議院の違い

衆議院は有権者の直近の意見や考えを政策に反映させるための集団• 参議院は専門知識が豊富な人の観点から政策をじっくりと練る集団 このようになります。 細かい事を書くと、衆議院の方が定数が多いとか、衆議院は任期4年で途中解散があるのに参議院は任期6年で途中解散はないとか、様々な違いがあります。 これらは全て上で述べた衆議院と参議院の性質の違いを具体化したものです。 こうした両院の違いについて、以下に一覧表で示します。 衆議院 参議院 定数 465名 248名 任期 4年 6年(3年ごとに半数を改選) 被選挙権 25歳以上 30歳以上 解散 あり なし その他• 衆議院で通過した案を参議院で審議する• 衆議院の優越 一覧表にすると、衆議院の方がより多くの人の意見を幅広く反映させる形になっているのに対し、参議院は専門知識を持っている議員がじっくりと議論ができる体制となっている事が分かります。 定数が多い衆議院の方が様々な意見を持った人材が政治家として当選する可能性が高くなります。 そして衆議院の任期は4年で、かつ解散があることでさらに短くなります。 だから、直近の有権者の意識や意見を政治に反映させやすいと言えます。 対する参議院は定数が少なく任期は6年と長くなります。 解散もありません。 これは高い知見を持っている政治家がじっくりと議論をして政策を煮詰めていく事に適した形になっています。 そして、忘れてはいけないのはその他に書いた「衆議院の優越」です。 衆議院と参議院で結論が異なる場合、衆議院で再び審議をして3分の2以上の賛成により可決をするというシステムです。 衆議院には有権者の直近の意見が反映されるという理念の元、参議院より衆議院の方に強い権限を持たせてあるんですね。 衆議院の優越は他にもあります。 予算や条約の批准についての審議を衆議院から始めることもそうです。 また内閣不信任決議案は衆議院だけが提案できます。 衆議院と参議院の選挙の違いは? 衆議院と参議院の選挙の違いも、前述した両院の性質の違いを考慮した物となっています。 下の一覧表をご覧下さい。 衆議院 参議院 選挙時期 解散による(総選挙) 3年ごとに半数を改選(通常選挙) 選挙制度 小選挙区比例代表制 大選挙区比例代表制 選挙区 全国289の選挙区から各1名当選(289名) 都道府県ごと決められた定数が当選(74名) 比例代表制• 全国を11の選挙区に分ける• 有権者は党名を記入• 得票の多い党の名簿順位が上から当選が決定• 全国を一つの選挙区とする• 有権者は政党名または候補者名を記入• 得票数に従い各党に議席を分配• 個人の得票数に従い当選を決定• 予め優先的に当選させる特定枠の制度あり 最後の比例代表制の部分が分かり難いですが、ザックリ書くと衆議院の比例代表制では個人を選ぶことができないのに対して、参議院では個人を指名して投票できるところが最も大きな違いです。 また、参議院の選挙区は全国を一つとしますので、知名度が高い候補が当選しやすいシステムだと言えます。 参院選に有名な芸能人や元スポーツ選手などが立候補することが多いのは、こうした背景があるからです。 衆議院と参議院がある理由とは? ここまで見てきて分かるように、 衆議院と参議院の2院制となっている理由は幅広い意見を政策に取り入れて様々な角度から検討することにあります。 衆議院の議員は入れ替わりが激しい代わりに、様々な人材が当選しやすくなっています。 これは 国民の少数意見も吸い上げやすいというメリットがあります。 その衆議院で可決された政策は、次に参議院へと持ち込まれて審議されます。 これは「良識の府」と呼ばれる参議院の高い知見を持つ議員が、 衆議院の決定を専門的な視点から再検討するというダブルチェックの機能と言えます。 でも衆議院で可決をされた政策が参議院で否決をされれば、衆議院の優越により再び衆議院で議論がされます。 これは、みんなで決めた結果を専門家に見てもらい、否定されたら再びみんなで考え直すのに似ていますね。 最終的には民主主義はみんなで決める制度ですので、参議院から衆議院へと差し戻されても3分の2以上の賛成があれば可決とされるんですね。 日本の国会が衆議院と参議院の2院制となっているのはこうした理念に基づいていますが、実は歴史的な背景もあります。 明治から終戦直後まで続いた大日本帝国憲法の元で、かつての国会では衆議院と貴族院という2院制が敷かれていました。 貴族院は皇族や華族、有識者から特に選ばれた人などで構成されていました。 解散はなく、一部の議員には選挙もありませんでした。 選挙で選出される議員も華族による互選でした。 終戦に伴って大日本帝国憲法や華族制度が廃止されたことで貴族院も消滅しましたが、現在の憲法にはかつての2院制の形を残したため、参議院には学識経験者が立候補するものという伝統が続いています。 まとめ いかがでしたか? 衆議院と参議院の違いって何か中学校の授業で勉強したな、って程度にしか覚えていない人が大半だと思います。 でも選挙に行くにはこうした違いのことをよく考えて、それぞれに相応しい候補に投票をして行きたいですね。 それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう.

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衆議院と参議院の違いってなに?5つの違いを簡単解説|政治ドットコム

衆議院と参議院の違い

国会の基礎知識 国会の地位と権能 三権分立と国会 日本国憲法は、国家権力を、立法権(国会)、行政権(内閣)、司法権(裁判所)の三つに分けています(三権分立)。 これは、三権の抑制と均衡によって権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障しようという仕組みです。 三権のうち国会は、憲法で「国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と規定されています。 国会が国権の最高機関であるというのは、国会が主権者である国民の意思を最も直接に代表するものであるから、国のすべての機関のうちで、最も重要であるという意味です。 また、国会が国の唯一の立法機関であるというのは、法律は国会だけが制定するものであって、国会の議決だけで法律として確定することを意味するものです。 国会の権能 国会は、法律を制定するほか、予算その他国の財政に関する議決を行い、条約の締結を承認し、内閣総理大臣を指名し、また、憲法の改正を発議するなどの権能が認められています。 このほか、衆議院と参議院の各議院は、それぞれ国政について調査を行うとともに、国民からの請願を審議します(「」を参照)。 各議院は、他の国家機関や他の議院から干渉を受けずに、各々独立して意思決定を行うため、内部組織や運営については自ら決定します。 まず、各議院は、議長、副議長、常任委員長などの役員を選出します。 また、各議院は、会議運営その他の手続や内部の規律について規則を定めます。 さらに、各議院の紀律を保持するため、内部警察の権は、各議院の議長が行うものとされています。 各議院は、院内の秩序を乱した議員を懲罰することができます。 二院制 国会は、衆議院と参議院で構成されています(二院制)。 各議院はそれぞれ独立して意思決定を行い、両議院の意思が一致することによって国会の意思が成立します。 二院制の利点として、国民の間の多様な意見と利益をできるだけ広く反映させることができること、慎重に審議できること、一方の行き過ぎを抑制し、不十分なところを補うことができることなどが挙げられています。 衆議院と参議院には、構成や権限などにいくつかの違いがあります。 まず、議員の任期・選挙制度等が異なります。 令和4年7月26日以降は248人(選挙区148人、比例代表100人)。 また、予算・条約・内閣総理大臣の指名・法律案の議決に際して衆議院により強い権限が与えられています(「」を参照)。 なお、予算は、衆議院に先に提出することになっています。 さらに、内閣不信任決議を行う権限は、衆議院だけが持っています。 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければなりません。 衆議院が解散されたときは参議院は同時に閉会となります。 内閣は、衆議院解散中に国に緊急の必要があるときは参議院の緊急集会(「」を参照)を求めることができます。 国会議員 衆議院及び参議院は、それぞれ、主権者である全国民を代表する選挙された議員で組織されます。 両議院の議員を兼務することはできません。 各議員は、所属する議院の一員として、本会議や委員会等における審議や意思決定への参加、法律案や決議案などの議案の発議(提案)、内閣に対する質問主意書の提出、国民からの請願の紹介等を行います。 議員は、このような職責を果たすため、国庫から相当額の歳費を受けること、国会の会期中逮捕されないこと、議院で行った演説、討論又は表決について院外で責任を問われないことが、憲法で認められています。

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