よりいち画像。 継国縁壱 (つぎくによりいち)とは【ピクシブ百科事典】

災害時の衛星画像の解析データや提供情報の入手方法.

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2019年12月5日頃から小笠原諸島西之島で溶岩流を伴う噴火が発生しています。 JAXAでは、気象庁などからの要請に基づき12月6日から 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)搭載のLバンド合成開口レーダ「PALSAR-2」による西之島の緊急観測観測を行っています。 図1は、PALSAR-2の高分解能モード(3m分解能)で2019年11月17日(噴火前)と同年12月15日(噴火後)に 観測されたデータの干渉SAR解析によって得られた地表変動の様子です。 西之島の中央東側の領域において、少なくとも2サイクル以上の干渉縞(色の繰り返し)が見られ、 これは24 cm以上の変動(衛星から遠ざかる方向、東向きもしくは沈降)が起きていることを示しています。 その他の砂目模様のような場所は非干渉領域であり、2枚の画像間で地表面の様子が大きく変化していることを示しています。 図2は、PALSAR-2のスポットライトモード(衛星進行方向の分解能を1mに向上したモード)で 2019年12月6日および同20日に観測された画像を比較したものです。 西之島の最近の地形変化として、火口から東西2方向に流れる溶岩により陸地が拡大している様子が捉えられています。 西之島は2013年11月の噴火で新島を形成し、溶岩流で旧島を飲み込み、島を拡大してきました。 その後も要請に応じて高分解能モードあるいはスポットライトモードによる観測を多数行い、 これまでの観測回数は2019年12月時点で200回以上に及びます。 (表1)。 図3は、2014年から現在までの観測画像(一部)をアニメーションにしたものです。 噴火時期には陸地が拡大し、それ以外の時期には浸食により海岸線がやや縮小することを繰り返しながら島が成長しています。 また、画像中央付近の円錐形の火口も形状が絶えず変化しています。

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だいち2号(ALOS

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「だいち」は搭載されたセンサを駆使し、縮尺2万5千分の1の地図を作成するためのデータを収集します。 これは、災害状況を把握し、被害を最小限に抑えるための災害予測地図(ハザードマップ)などの作成に役立ちます。 データを比較して、被害状況を詳しく調べるために役立つ 「だいち」が蓄積したデータを利用すれば、災害が起こる前と後のデータを比較して、被害の状況を詳しく調べることができます。 もしも災害が起こったとしても、スムーズな対策をとることができます。 日本だけでなく国際的にも役立つ「だいち」は「国際災害チャータ」という取り組みに参加し、海外で災害が起きたときにも素早くデータを提供して、 また、この役目は「だいち」の後継機である「だいち2号」が引き継ぎました。 その他のミッション 地図作成、地球観測、資源調査など、「だいち」は様々なシーンで活躍しました。 広範囲のデータが都市計画に役立つ 「だいち」は帯状に約70kmの幅を一度に観測し、広範囲の写真を撮影することができます。 その広さは、関東平野をひとなめするほどです。 この画像を利用すれば、地形を把握して森林破壊を避けた都市開発計画を立てるなど、さまざまな有効活用ができます。 「だいち」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いて整備された「」は 世界で初めて5m解像度と5mの高さ精度で世界中の陸地の起伏を表現した世界最高精度の全世界デジタル3D地図であり、 2017年に「」を受賞しました。 詳細データが地下資源の発見に役立つ 「だいち」が高精度センサで集めるデータはとても詳細です。 地上からではわからない、石油などの地下資源の発見にも役立ちました。 全世界の2万5千分の1の陸域の地図作成 「だいち」は特に陸域を観測する衛星で、全世界の2万5千分の1の陸域の地図()作成したほか、地域観測、災害状況の把握、資源探査などにも多様に利用されました。 3つの搭載センサはどれも高解像度なため、データはこれまでにない量となりますが、大容量のデータレコーダの搭載と衛星上の画像圧縮技術を適用することにより、地球の裏側で撮影した画像も溜め込むことができます。 また、データ中継技術衛星「こだま」を活用することにより、地上への送信可能な範囲もぐっと増やしました。 (「こだま」は2017年8月5日に運用を終えました。 ) 空を覆う分厚い雲も、真っ暗な闇夜もなんのその。 「だいち」に搭載されているレーダであるPALSARを利用すれば、曇りや雨、さらに夜でも地表の様子を正確に観測できます。 「大容量データを一気に地上に送る」DRCがスゴイ! スゴイのは衛星本体だけではありません。 「だいち」は今までの人工衛星の約20倍もの大容量のデータを一気に送ることができます。 しかし、直接地上にデータを送るのは通信時間も短く安定していないため、効率的とはいえません。 そこで静止軌道上のデータ中継技術衛星「こだま」(2017年8月5日運用終了)に一度データを送信し、地上に中継します。 遠回りになりますが、静止衛星は通信可能時間が長いため、効率よくデータを伝送することができます。 また、データを受信する地上側の設備も世界各地に分散し、大容量のデータを効率よく処理できるように工夫されています。 各センサ仕様 PRISM パンクロマティック立体視センサ バンド数 1(パンクロマチック) 観測波長帯 0. 52~0. 0(前方視後方視間) 地上分解能 2. 5m 観測幅 70km(直下視のみ)/35km(3方向視モード) 信号対雑音比 70以上 空間周波数伝達特性 0. 42~0. 52~0. 61~0. 76~0. 25以上 Band4:0. 5dB アンテナサイズ アジマス方向:8.

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だいち2号(ALOS

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ミッション 大地にも、精密検査が必要だ。 「だいち2号」は、災害状況の把握、森林分布の把握や地殻変動の解析など、様々な目的で使われています。 「だいち2号」に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)という観測装置は、 人工衛星から地表に向けて電波を照射して、その反射された電波を受信して観測を行います。 三菱電機株式会社がプライムメーカーとして、設計・製造を担当しました。 2014年6月に「だいち2号」によって取得された富士山周辺の画像 この画像は、土地被覆の状況をより詳しく判別するため、観測から得られた偏波のデータを用いて疑似的にカラー化されており、 大まかに緑色が植生、明るい紫色や黄緑色が市街地、暗い紫は裸地を表します。 光学センサと合成開口レーダ(SAR) 地表の様子を詳しく調べるために人工衛星に搭載している観測装置は主に「光学センサ」と「合成開口レーダ(SAR)」の2種類があります。 光学センサはデジタルカメラのように、太陽光による可視光などで観測を行うのに対し、合成開口レーダ(SAR)は、地球に向かって電波を照射して、その跳ね返ってきた電波を受信することで観測を行います。 SARは太陽光ではなく電波で観測を行うので、昼夜、天候を問わず観測できるのが特長です。 「だいち2号」には合成開口レーダ(SAR)を搭載しています。 宇宙から災害状況を把握 2015年に発生したネパール地震のように、広い地域で構造物の倒壊などの被害が発生して、しかも現地に到達するのが困難な状況下では、 宇宙から広域にわたる被害状況を迅速に把握できる「だいち2号」が真価を発揮します。 あらかじめ、「だいち2号」の観測により、 大きな被害を受けている地域を特定できれば、優先的に救援活動が必要な地域を絞り込めるので、多くの人命を救うことにつながります。 JAXAは地震、火山噴火、土砂崩れなどの災害が発生した場合は、国内の防災関係機関や国際協力の枠組みによる要請により緊急観測を実施して、「だいち2号」の観測データを提供しています。 ネパール地震発生直後(2015年4月26日)のカトマンズを含む広域の観測画像【左】。 黄色の四角のエリアを拡大したのが、【右上(地震前)】と【右下(地震後)】の画像。 両画像の違いを分析することで、建物の倒壊状況などを調べる。 わずかな地表の動きも見逃さない 「だいち2号」は、地震や火山活動による地殻変動や隆起などの地表面の動きを数cmの精度で捉えることができます。 火山や地震が多い日本では、こういった地表面の動きを把握することは特に重要です。 例えば、火山活動の活発化による広範囲にわたる地表の隆起を捉えることができれば、行政機関によるそのエリアへの立入りの可否の判断材料になります。 地表面の動きは、異なる日時に観測した同じ場所の画像を比較する干渉SAR解析という手法により、知ることができます。 「だいち2号」は海外の同種の人工衛星と比較してもこういった地表の動きを明瞭に捉えることができます。 2015年8月に桜島の火山活動が活発になった際の干渉SARの解析画像。 世界の森林を見る 世界の森林は、農地への土地利用の転換や違法伐採などにより減少を続けています。 「だいち2号」は宇宙から世界中の森林の増減や違法伐採の様子を監視します。 2015年 全球森林マップ 「だいち2号」に搭載されている観測装置のLバンド合成開口レーダ(PALSAR2)はLバンドという波長の長い電波を使っているので、電波の一部が植物の葉を透過して地面まで届きます。 このため、森林と森林でない場所で電波の跳ね返り方に違いがでるので、森林の分布を調べるのに適しています。 技術 「だいち2号」で使われている技術のここがスゴイ! 「だいち2号」搭載のPALSAR-2 「だいち2号」は2011年まで活躍した「だいち」の後継機として開発されました。 前号機の「だいち」には地表を観測するための装置として、2つの光学センサと1つのレーダセンサ(SAR)を搭載していましたが、 「だいち2号」はレーダセンサ(SAR)のみ搭載することで、観測の頻度を向上させてより迅速な情報提供を可能にしています。 「だいち2号」に搭載しているレーダセンサ(SAR)は、新たに開発された、「フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ」(PALSAR-2)と言い、前号機の「だいち」より3倍以上細かいものを見ることができます。

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