ナオトの今日から俺は。 初めての味は、ミックスジュース|ざわり|note

【ナオト・インティライミインタビュー】活動休止から「音楽を心から楽しむ」原点に戻れた旅(1/2)

ナオトの今日から俺は

「彼女っていいぞ、おいナオトは誰か好きな奴いないのかよ。 」 と友だちにそそのかされて、告った中3の夏。 「ごめん。 沢風くんのことはそんなに風に見れない。 」 と見事にフラれてしまった思い出。 正直、あの頃は、好きという感情がまだなく、友だちにあおられて告白しただけ。 見事な友だちのネタになり、みんなで笑ったのを覚えている。 正直、自分でもあまりにも恥ずかしかったことしか覚えていない… そんな俺も高校に入り、学校生活や部活にも慣れ、落ち着いてきた2年の春。 「おはよう!」 「おーナオト、おはよう。 」 「これ見てみろよ。 」 と見せられたのは、手のひらに収まるくらいの機械。 「なにそれ?新型のウォークマン?」 「バカ、お前はポケペルも知らないのか?!」 と言われ、はてなマークの目をした俺に、ユウスケは言った。 「これはな、女の子と連絡をとったり、女の子と出会ったりするための、最強ツールよ!」 ユウスケは、いつも最新のものを求めてる友だち。 実際にg. zしか知らない俺に、牧田ヒカリの『オートマティック』を教えてくれたのもユウスケだった。 「んで、彼女とかできたのかよ」 「うん。 いるよ!」 「女クラのMちゃん。 」 こいつは、いつの間に彼女を作っていたのだ… 「えっ!いつから?」 「言っただろ、冬休み入る前に告られた。 」 おいおい、まさかあの、生徒会のアイドル的な存在のMちゃんなのかと… 「いや、聞いてたけどまさか付き合うとは…」 「まっ!ナオトもポケベル早めに手に入れといたほうがいいぜ!」 「あっっあ~、そうだな。 」 そんなこんなで、授業が終わり部活の時間になった。 「今日は、ここまで!集合!! 」 「今週の日曜日に、練習試合をすることになった。 朝、早いから遅刻するなよ!」 とコーチが伝えると、仲のいいケンジが 「げっデートの約束してたのに。 コーチいつも急なんだよな。 」 「デートって、彼女とか?」 「映画に誘われててさ。 まっしょうがねーよな。 」 ケンジは、モテる男で一年の夏合宿が終わった時に、 「いい加減、スポーツ刈りなんてやめろよ。 」 「ナオトだって、彼女欲しいだろ?! 」 とアドバイスをくれた友だちだ。 それまでの俺は、ずっとスポーツ刈りの短髪だった。 おかげでついたあだ名は、ゴリ。 まっ言われてもしょうがない体格と輪郭はしてたから、笑いのネタになってやってたが、そのアドバイスからは、刈上げとテクノカットをやめ、2年になってからは、爽やかショートヘアーにしたのだった。 「なあ、彼女ってどうしたらできる?」 練習試合の帰りにバスの中で、ケンジとタケルに相談してみた。 「おっなになに?! なんか進展あったの?」 「いや、俺さ中3の時にフラレてから、なんかトラウマで…」 「ナオトって、ホント真面目だよな〜」 そう、自分でいうのは嫌だけど、実は真面目で、不器用で、努力家。 1年の夏に部活の先輩に 「お前、3年間補欠決まりだな。 マネージャーにでもなれば!」 と言われ、みんなが帰ってから、自主連して今ではレギュラーメンバー。 初めは、みんなで寄り道してラーメンを食べて帰ることも、拒んでたくらい。 そんな俺は、こいつらのおかげで少しずつ垢抜けてきた。 けど、あの時に言われた台詞が頭から離れず、恋話からは、遠ざけていたのだ。 「とりあえずさ、難しく考えずに、少しでも好きな女の子にアタックしてみればいいじゃん。 」 「いないのかよ? 」 「実は〜」 「え〜!バカめっちゃチャンスやん!」 と彼らに話した内容は、去年の秋に3年生の最後の試合になったある日のこと。 「おい、いつまでも泣くな!これが結果なんだ!気持ち切り替えるぞ! 」 俺の高校は、冬の全国大会に向けての予選を勝ち上がり、この試合に勝てば決勝というところまできていたが、最後の最後に大逆転をくらい、ここで先輩たちの青春が終わった。 その中で、俺は1年でサポート業務をしていた。 ある日、球技場の隣にある武道館から出てきた、中学生が目の前で転び、膝を擦りむいてしまったのだ。 「大丈夫?」 「血が出てる。 ちょっと待って!」 と俺は、メディカルバックから消毒液とカットバンを出して、手当をしてあげた。 「あんまり、急がないで気をつけて帰りなよ。 」 「ありがとうございました…」 と言われ、帰って行った彼女は、1つ下のゆき。 なぜ名前を知っているかと言うと、その次の日も試合はなかったが、会場設営やボールボーイ、閉会式まで、学校ではなく試合会場で過ごした。 彼女も、中学の大会が武道館で行われていて、毎日のように来ていたようだった。 「あの〜!!」 と誰かに声を掛けられ振り向くと、彼女がいた。 「あれ、この間の?」 「この間は、ありがとうございました。 」 「怪我、大丈夫?」 「全然、大丈夫ですよ。 あの時は、ちょっと痛かったけど…」 「失礼ですが、名前聞いてもいいですか?」 「あっ俺? 」 と名前を聞かれて、少し心臓がドキって動いたのが微かに感じた。 「俺は、法理付属の1年ナオト」 「私は、西南中のゆき、3年です。 」 「あっゆきさんも、なにかの試合に出てたんですか?」 「違いますよ、友だちの応援です。 」 とショートカットがすごく似合う、笑顔のかわいいゆきだった。 そのあとは、少し話をしてお互いそれっきり。 「てなわけ…」 俺は、今の事をケンジたちに話した。 あれから1年経って、彼女は、高校生。 でも、どこの高校かもわからないし、わかるのは西南中のゆきだけ。 この子とどうにかなるなんては、思ってもなかったのだが、 「お前、今西南中って言ったよな。 俺のクラスに西南中のやついるから、聞いといてやるよ。 」 「えっいいよ…」 「だって、可愛かったんだろう。 チャンスだよ!チャンス!」 本当に、ケンジはすごく優しいやつ。 だから、モテるのかもしれない。 それから3日後、 「おーい、ナオト。 わかったぜ。 」 「えっ本当に?」 「なんか学校でも、結構可愛いくて、有名だったみたいだから、すぐにわかった。 しかも、高校も俺の彼女と同じで、聞いたら知ってるってさ。 」 「まじで!すげー偶然!それで高校は?」 「ここからは、ラーメン屋でな。 」 「タケル、今からナオトとラーメン食べてから帰るけど、お前どうする?」 「わりぃ、俺、今日彼女と待ち合わせしてるから。 バーイ!」 「オッケー! 」 その後、ラーメンを食べながらいろいろ聞くと、どうやら木洋高校という女子校に通っているらしい。 しかも、ケンジの彼女の後輩の友だちということだ。 そこから、いろいろと話をすすめていき、会わせてもらう手配までしてもらったのだった。 ブルブル!! しかも、ちゃっかりポケベルも買って今では、初彼女と毎日ウキウキしながら、連絡をとりあっていた。 「ナオトがベルを買って、彼女とラブラブだとはな〜」 「いいじゃんか。 べつに。 」 「そんで、どこまでいったの?A?B?」 「なにそれ?」 ユウスケは、突然とまた俺の知らない言葉を口にしてくる。 本当に、最先端をいってるのか、俺が知らなすぎなのか… 「えっ〜なら手も繋いてないってこと?」 「それってやばくない?」 「いや、今日クラスの友だちにも同じことを言われた。 」 俺は、部活の帰りにケンジにも同じことを聞かれて、このやりとり。 心の中では、xとyの計算式を初めて解かされたときのような、困惑があった。 「だって、どうしたらいいのかわからないし。 」 「1回もそんな経験ないから…しょうがないじゃん…」 「まっそっか。 ゆきちゃんは、なんか言ってこない?てかどんなデートしてるの?」 「学校帰りに、一緒に帰って公園でブランコに乗って話をするくらいかな。 」 「それだけ? 中学生かよ!」 「だって!」 「わかったよ!そう怒るなって。 」 本当の事だった。 部活のない日に、一緒に帰り、途中にある公園で話をして帰る。 彼女は、俺の日常の話でたくさん笑ってくれて、俺はそれだけで幸せだった。 「わかった! ちょっと渡したいものがある。 今日、俺の家寄れる?」 「あ〜いいよ。 」 とケンジの家に行って、受け取ったものは、『mot. dog』という雑誌。 「まっいいから家に帰って、読んで勉強しろよ。 」 「あっ、わかった。 」 「じゃーな、GOOD LUCK」 なんてキザなやつだ。 と思い、夜ふかしをしながら本を読み、AやBの意味、デート方法、初キスまでのシチュエーションと自然と眠れなくなるキーワードが目の前をよぎった。 「ごめん、遅くなって。 」 今日は、学校帰りにゆきと帰る日。 駅前のまち合わせ場所に着いた僕は、もう心臓がバクついていた。 なぜなら、授業もお互いに早く終わり、少し長めの帰り道になるからだ。 お互いに私立だということもあり、学校予定が重なることが多かったが、今まであまり意識したことなく、帰っていた。 しかし、今日はちょっと違う。 「そういえばさ、今日ベル地下でジュースでも飲んで行かない?」 ベル地下とは、駅前にあったベルードウというデパートの地下でフードコートが高校生たちのデートスポットだった。 「いいよ。 ゆき1回ナオトくんと行ってみたかったんだ。 」 そうか、ゆきは今まで誘われるのを待っていたのか。 「俺は、ジンジャーエール。 ゆ、ゆきちゃんは?」 「ミックスジュース。 」 二人で座り、ジュースに手をかけると、周りは恋人たち。 思わず、お互いに周りを見渡し、恥ずかしくなった… 「そういえば、この間のテストどうだった?」 「1つだけ、赤点…あと少しだったのにな〜」 「大丈夫だよ!俺なんて3つも赤点でめっちゃ担任に怒られたわ!」 と笑うと、 「そうやって、すぐに自分の事をネタにして励ましてくれるんだから。 」 「ナオトくんって初めて会った時から、本当に優しいんだねって思うな。 」 「そんなことはないけど…」 ゆきの微笑む顔が可愛くて、ジンジャーエールの甘さがより甘く感じてしまう時間だった。 そうして、フードコートを出た俺たちは、プリクラを撮って、いつもの帰り道の公園に。 いつもは、ブランコを選ぶ俺だが、今日は、ベンチに座り、 「ねえ、このプリクラよく撮れてない?すごい好き。 ゆき宝物にするね。 」と言いながら、隣に座るゆきがいた。 俺は、本に書いてあったシチュエーション通りにやろうとしたが、体が思うように動かず、何気なく30分が経ち、近くにいるカラスに、【カア〜カア〜】 と馬鹿にされているようだった。 ちくしょーカラスめ!と思いながら、男なら決める時は、決めなければと真面目な顔している時に、ゆきが俺の顔を覗き込み、 「ねぇ、なに考えてた…?」 「んっ何でもないよ。。 ほら、カラスうるさいなって思ってさ。 」 「ナオトくん、ゆき、ナオトくんのこと大好きだよ。 」 突然の台詞に、俺は、思わず彼女の左肩を抱き、そのまま唇と唇が触れ合う直前まで、もってきていた。 「俺も、ゆきちゃんのこと好きだよ…」 と言い、唇を交わした。 いつも彼女がつけている、リップの香りがした。 そして、その匂いを感じていると、口の中に彼女の舌が入り込み、ミックスジュースの香りへと変わっていった。 初めての経験、香りに俺は、カラスの声どころか周りの音さえも聞こえなくなっていた。 そうして、キスが終わるとお互いに見つめあい、 「なんだか、恥ずかしい…」 「あっあっー。 」と言い、俺は思わずゆきのことをぎゅっと抱きしめた。 あたたかい… それから、俺はゆきと何度もデートをしたり、キスの経験からか、1つ大人になった気がしていた。 それだけで満足だったのだ。 ケンジの応援やユウスケの冷やかしもあったが、結局ゆきとは、kissだけで終わっていた。 ある事がきっかけでゆきとは、別れる事に… p. s いつまでもゆきは、待てなかったのだろう… でも、俺もキス以上進めなかったのは、反省している。 甘く切ない高2の夏だった… 終.

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ナオトの今日から俺は!!の年齢や仕事などwikiプロフィール。年収はいくら?

ナオトの今日から俺は

「彼女っていいぞ、おいナオトは誰か好きな奴いないのかよ。 」 と友だちにそそのかされて、告った中3の夏。 「ごめん。 沢風くんのことはそんなに風に見れない。 」 と見事にフラれてしまった思い出。 正直、あの頃は、好きという感情がまだなく、友だちにあおられて告白しただけ。 見事な友だちのネタになり、みんなで笑ったのを覚えている。 正直、自分でもあまりにも恥ずかしかったことしか覚えていない… そんな俺も高校に入り、学校生活や部活にも慣れ、落ち着いてきた2年の春。 「おはよう!」 「おーナオト、おはよう。 」 「これ見てみろよ。 」 と見せられたのは、手のひらに収まるくらいの機械。 「なにそれ?新型のウォークマン?」 「バカ、お前はポケペルも知らないのか?!」 と言われ、はてなマークの目をした俺に、ユウスケは言った。 「これはな、女の子と連絡をとったり、女の子と出会ったりするための、最強ツールよ!」 ユウスケは、いつも最新のものを求めてる友だち。 実際にg. zしか知らない俺に、牧田ヒカリの『オートマティック』を教えてくれたのもユウスケだった。 「んで、彼女とかできたのかよ」 「うん。 いるよ!」 「女クラのMちゃん。 」 こいつは、いつの間に彼女を作っていたのだ… 「えっ!いつから?」 「言っただろ、冬休み入る前に告られた。 」 おいおい、まさかあの、生徒会のアイドル的な存在のMちゃんなのかと… 「いや、聞いてたけどまさか付き合うとは…」 「まっ!ナオトもポケベル早めに手に入れといたほうがいいぜ!」 「あっっあ~、そうだな。 」 そんなこんなで、授業が終わり部活の時間になった。 「今日は、ここまで!集合!! 」 「今週の日曜日に、練習試合をすることになった。 朝、早いから遅刻するなよ!」 とコーチが伝えると、仲のいいケンジが 「げっデートの約束してたのに。 コーチいつも急なんだよな。 」 「デートって、彼女とか?」 「映画に誘われててさ。 まっしょうがねーよな。 」 ケンジは、モテる男で一年の夏合宿が終わった時に、 「いい加減、スポーツ刈りなんてやめろよ。 」 「ナオトだって、彼女欲しいだろ?! 」 とアドバイスをくれた友だちだ。 それまでの俺は、ずっとスポーツ刈りの短髪だった。 おかげでついたあだ名は、ゴリ。 まっ言われてもしょうがない体格と輪郭はしてたから、笑いのネタになってやってたが、そのアドバイスからは、刈上げとテクノカットをやめ、2年になってからは、爽やかショートヘアーにしたのだった。 「なあ、彼女ってどうしたらできる?」 練習試合の帰りにバスの中で、ケンジとタケルに相談してみた。 「おっなになに?! なんか進展あったの?」 「いや、俺さ中3の時にフラレてから、なんかトラウマで…」 「ナオトって、ホント真面目だよな〜」 そう、自分でいうのは嫌だけど、実は真面目で、不器用で、努力家。 1年の夏に部活の先輩に 「お前、3年間補欠決まりだな。 マネージャーにでもなれば!」 と言われ、みんなが帰ってから、自主連して今ではレギュラーメンバー。 初めは、みんなで寄り道してラーメンを食べて帰ることも、拒んでたくらい。 そんな俺は、こいつらのおかげで少しずつ垢抜けてきた。 けど、あの時に言われた台詞が頭から離れず、恋話からは、遠ざけていたのだ。 「とりあえずさ、難しく考えずに、少しでも好きな女の子にアタックしてみればいいじゃん。 」 「いないのかよ? 」 「実は〜」 「え〜!バカめっちゃチャンスやん!」 と彼らに話した内容は、去年の秋に3年生の最後の試合になったある日のこと。 「おい、いつまでも泣くな!これが結果なんだ!気持ち切り替えるぞ! 」 俺の高校は、冬の全国大会に向けての予選を勝ち上がり、この試合に勝てば決勝というところまできていたが、最後の最後に大逆転をくらい、ここで先輩たちの青春が終わった。 その中で、俺は1年でサポート業務をしていた。 ある日、球技場の隣にある武道館から出てきた、中学生が目の前で転び、膝を擦りむいてしまったのだ。 「大丈夫?」 「血が出てる。 ちょっと待って!」 と俺は、メディカルバックから消毒液とカットバンを出して、手当をしてあげた。 「あんまり、急がないで気をつけて帰りなよ。 」 「ありがとうございました…」 と言われ、帰って行った彼女は、1つ下のゆき。 なぜ名前を知っているかと言うと、その次の日も試合はなかったが、会場設営やボールボーイ、閉会式まで、学校ではなく試合会場で過ごした。 彼女も、中学の大会が武道館で行われていて、毎日のように来ていたようだった。 「あの〜!!」 と誰かに声を掛けられ振り向くと、彼女がいた。 「あれ、この間の?」 「この間は、ありがとうございました。 」 「怪我、大丈夫?」 「全然、大丈夫ですよ。 あの時は、ちょっと痛かったけど…」 「失礼ですが、名前聞いてもいいですか?」 「あっ俺? 」 と名前を聞かれて、少し心臓がドキって動いたのが微かに感じた。 「俺は、法理付属の1年ナオト」 「私は、西南中のゆき、3年です。 」 「あっゆきさんも、なにかの試合に出てたんですか?」 「違いますよ、友だちの応援です。 」 とショートカットがすごく似合う、笑顔のかわいいゆきだった。 そのあとは、少し話をしてお互いそれっきり。 「てなわけ…」 俺は、今の事をケンジたちに話した。 あれから1年経って、彼女は、高校生。 でも、どこの高校かもわからないし、わかるのは西南中のゆきだけ。 この子とどうにかなるなんては、思ってもなかったのだが、 「お前、今西南中って言ったよな。 俺のクラスに西南中のやついるから、聞いといてやるよ。 」 「えっいいよ…」 「だって、可愛かったんだろう。 チャンスだよ!チャンス!」 本当に、ケンジはすごく優しいやつ。 だから、モテるのかもしれない。 それから3日後、 「おーい、ナオト。 わかったぜ。 」 「えっ本当に?」 「なんか学校でも、結構可愛いくて、有名だったみたいだから、すぐにわかった。 しかも、高校も俺の彼女と同じで、聞いたら知ってるってさ。 」 「まじで!すげー偶然!それで高校は?」 「ここからは、ラーメン屋でな。 」 「タケル、今からナオトとラーメン食べてから帰るけど、お前どうする?」 「わりぃ、俺、今日彼女と待ち合わせしてるから。 バーイ!」 「オッケー! 」 その後、ラーメンを食べながらいろいろ聞くと、どうやら木洋高校という女子校に通っているらしい。 しかも、ケンジの彼女の後輩の友だちということだ。 そこから、いろいろと話をすすめていき、会わせてもらう手配までしてもらったのだった。 ブルブル!! しかも、ちゃっかりポケベルも買って今では、初彼女と毎日ウキウキしながら、連絡をとりあっていた。 「ナオトがベルを買って、彼女とラブラブだとはな〜」 「いいじゃんか。 べつに。 」 「そんで、どこまでいったの?A?B?」 「なにそれ?」 ユウスケは、突然とまた俺の知らない言葉を口にしてくる。 本当に、最先端をいってるのか、俺が知らなすぎなのか… 「えっ〜なら手も繋いてないってこと?」 「それってやばくない?」 「いや、今日クラスの友だちにも同じことを言われた。 」 俺は、部活の帰りにケンジにも同じことを聞かれて、このやりとり。 心の中では、xとyの計算式を初めて解かされたときのような、困惑があった。 「だって、どうしたらいいのかわからないし。 」 「1回もそんな経験ないから…しょうがないじゃん…」 「まっそっか。 ゆきちゃんは、なんか言ってこない?てかどんなデートしてるの?」 「学校帰りに、一緒に帰って公園でブランコに乗って話をするくらいかな。 」 「それだけ? 中学生かよ!」 「だって!」 「わかったよ!そう怒るなって。 」 本当の事だった。 部活のない日に、一緒に帰り、途中にある公園で話をして帰る。 彼女は、俺の日常の話でたくさん笑ってくれて、俺はそれだけで幸せだった。 「わかった! ちょっと渡したいものがある。 今日、俺の家寄れる?」 「あ〜いいよ。 」 とケンジの家に行って、受け取ったものは、『mot. dog』という雑誌。 「まっいいから家に帰って、読んで勉強しろよ。 」 「あっ、わかった。 」 「じゃーな、GOOD LUCK」 なんてキザなやつだ。 と思い、夜ふかしをしながら本を読み、AやBの意味、デート方法、初キスまでのシチュエーションと自然と眠れなくなるキーワードが目の前をよぎった。 「ごめん、遅くなって。 」 今日は、学校帰りにゆきと帰る日。 駅前のまち合わせ場所に着いた僕は、もう心臓がバクついていた。 なぜなら、授業もお互いに早く終わり、少し長めの帰り道になるからだ。 お互いに私立だということもあり、学校予定が重なることが多かったが、今まであまり意識したことなく、帰っていた。 しかし、今日はちょっと違う。 「そういえばさ、今日ベル地下でジュースでも飲んで行かない?」 ベル地下とは、駅前にあったベルードウというデパートの地下でフードコートが高校生たちのデートスポットだった。 「いいよ。 ゆき1回ナオトくんと行ってみたかったんだ。 」 そうか、ゆきは今まで誘われるのを待っていたのか。 「俺は、ジンジャーエール。 ゆ、ゆきちゃんは?」 「ミックスジュース。 」 二人で座り、ジュースに手をかけると、周りは恋人たち。 思わず、お互いに周りを見渡し、恥ずかしくなった… 「そういえば、この間のテストどうだった?」 「1つだけ、赤点…あと少しだったのにな〜」 「大丈夫だよ!俺なんて3つも赤点でめっちゃ担任に怒られたわ!」 と笑うと、 「そうやって、すぐに自分の事をネタにして励ましてくれるんだから。 」 「ナオトくんって初めて会った時から、本当に優しいんだねって思うな。 」 「そんなことはないけど…」 ゆきの微笑む顔が可愛くて、ジンジャーエールの甘さがより甘く感じてしまう時間だった。 そうして、フードコートを出た俺たちは、プリクラを撮って、いつもの帰り道の公園に。 いつもは、ブランコを選ぶ俺だが、今日は、ベンチに座り、 「ねえ、このプリクラよく撮れてない?すごい好き。 ゆき宝物にするね。 」と言いながら、隣に座るゆきがいた。 俺は、本に書いてあったシチュエーション通りにやろうとしたが、体が思うように動かず、何気なく30分が経ち、近くにいるカラスに、【カア〜カア〜】 と馬鹿にされているようだった。 ちくしょーカラスめ!と思いながら、男なら決める時は、決めなければと真面目な顔している時に、ゆきが俺の顔を覗き込み、 「ねぇ、なに考えてた…?」 「んっ何でもないよ。。 ほら、カラスうるさいなって思ってさ。 」 「ナオトくん、ゆき、ナオトくんのこと大好きだよ。 」 突然の台詞に、俺は、思わず彼女の左肩を抱き、そのまま唇と唇が触れ合う直前まで、もってきていた。 「俺も、ゆきちゃんのこと好きだよ…」 と言い、唇を交わした。 いつも彼女がつけている、リップの香りがした。 そして、その匂いを感じていると、口の中に彼女の舌が入り込み、ミックスジュースの香りへと変わっていった。 初めての経験、香りに俺は、カラスの声どころか周りの音さえも聞こえなくなっていた。 そうして、キスが終わるとお互いに見つめあい、 「なんだか、恥ずかしい…」 「あっあっー。 」と言い、俺は思わずゆきのことをぎゅっと抱きしめた。 あたたかい… それから、俺はゆきと何度もデートをしたり、キスの経験からか、1つ大人になった気がしていた。 それだけで満足だったのだ。 ケンジの応援やユウスケの冷やかしもあったが、結局ゆきとは、kissだけで終わっていた。 ある事がきっかけでゆきとは、別れる事に… p. s いつまでもゆきは、待てなかったのだろう… でも、俺もキス以上進めなかったのは、反省している。 甘く切ない高2の夏だった… 終.

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ナオトの今日から俺は!!の年齢や仕事などwikiプロフィール。年収はいくら?

ナオトの今日から俺は

デビュー前から共に歩んできたラテンなふたり 野村さん、雅夫さん、マチャオ、雅夫ちゃん、などなど。 人によっていろんな呼び方をされるけれど、僕のことを「ピッツァ」と呼ぶのは、ナオト・インティライミだけだ。 初めて会った時に「ミドルネームはないのかと」聞かれたから「野村雅夫しかないんだよ」と答えると、「じゃあピッツァにしよう」と提案され、「それは食べ物だから」とツッコんだのもむなしく、すっかり野村PIZZA雅夫が定着してしまった。 それから9年。 何度も話をしてきたけれど、新番組Ciao Amici!に出てもらうのはすっかり遅くなってしまった。 とはいえ、彼はスペイン語がよくできるし、互いにラテンのスピリットが騒いで、会っていなかった時間など、すぐに埋まってしまう。 気心知れた僕らのやり取りを楽しんでほしい。 ナオト オラ! コメ・スタ? ソイ、ナオト・インティライミ 雅夫 チャオ! ソノ・イーオ・マサオ コメ・ヴァ? ナオト スィ、ムイ・ビエン。 エ・トゥ? 雅夫 スト・ベーネって、今、一瞬、スペイン語に引きずられそうになったわ! ナオト でも、すごいね。 雅夫 ナオトのスペイン語と、僕のイタリア語で、打合せなんてしなくても、「元気?」みたいなことを何となく話せてしまう、通じてしまうという。 ナオト そうなんだよね。 言葉が近いんだよね。 雅夫 それにしても、ナオトをまだ迎えていなかったのか、このCiao Amici!(チャオ・アミーチ)という番組は! ナオト こっちは、いつ呼んでくれるんやろうって。 ず〜〜〜っとスケジュール空けてたのにさ。 月木でずっと空けてたもの。 雅夫 ハハハ! 嘘つけ! 知ってんで、忙しかったことは。 ナオト いやいや、やめてくださいよ。 雅夫 ナオトは多忙を極める中、今年もFM802にがっつり関わってくれました。 夏はMEET THE WORLD BEAT(万博記念公園でリスナー1万4000名を無料招待する日本最大級の野外フリーコンサート)への出演。 ナオト 楽しかった〜 雅夫 そして、これはそのちょっと前になりますが、7月10日、「ナオトの日」には大阪城ホールでワンマンライブをやりましたね。 これは嬉しいですよ。 ナオトの日ってのは、1年で1日しかないわけだから、そこに大阪での公演をぶつけてくれるという。 ナオト 初めてやしね。 雅夫 僕も行っておりまして。 ナオト ありがとうございます。 雅夫 お客さんの数もいっぱいでしたけど、関係者も多かったよ。 802のDJや社員なんかも、中島ヒロト先輩を先頭に、楽屋挨拶で行列を成してたからね。 ナオト 嬉しかったな。 びっくりした、あれは。 雅夫 「ナオトに一言、挨拶をさせてくれ」という行列ですよ。 フフフ。 ナオト フフフ。 そうやね。 でも、なんでやろうと思って、嬉しかったですよ。 雅夫 そのタイミングで、我々ほんのひとときの再会となったわけですが、その時に僕が一言伝えたのはね、こんな内容。 「僕の新番組では、ナオトの曲はもちろんのこと、『パスワード シンドローム』がほぼヘビーローテーション状態だから」って言ったの。 ナオト (高らかに口笛を一吹きしてから…)MASASHI SADA!! 雅夫 その通り! ちょうど番組であのライブの前にさださんを迎える機会があってさ、当然ながら、あなたとさださんのコラボレーションの話にもなったわけですよ。 『パスワード シンドローム』って曲を一緒に作ってますからね。 で、さださんにお伝えしたわけです。 ナオトとは昔から仲良くしておりまして、と。 なんといっても、ナオトは僕がFM802で初めて迎えたゲストですからね。 ナオト そうなんでしょ? ナオト・インティライミは、野村PIZZA雅夫が802で初めて迎えたゲストだと。 何年前だっけ? 雅夫 それが9年ほど前ですね。 ナオト え、嘘やん!? 9年? 俺、まだデビューして8年やで? 雅夫 そうですよ。 だから、あなたがまだ…… ナオト デビュー前か!? 雅夫 デビュー前よ! ナオト 僕がまだMr. Childrenのコーラスをしていて、インディーズで、『ウルトラC』っていうミニ・アルバムを出した時か。 雅夫 『マワセ マワセ』と言い始めた頃ですよ。 ナオト ほんまや…… 雅夫 ハハハ! ナオト 深夜かなんかの番組? 雅夫 ど深夜ですよ。 ナオト やろな〜 雅夫 なんなら、ほぼ明け方ですよ。 2人 ハハハハ! ナオト もう翌日やん 雅夫 翌日よ。 27時スタートとか、最初は意味がわからへんかったもん。 ナオト それがこんなゴールデンの生放送を……帯で…… 雅夫 いやいや、そう言ってる間に、それこそナオトはもう大阪城ホールでって話ですから。 ナオト そう考えると、嬉しいな、また。 雅夫 共に歩んできたということですよ。 ナオト 年もひとつ違いだしね。 雅夫 そうですよ。 僕らはとっくの昔からアミーチ(友達)だったと。 で、話を少し戻して、さだまさしさんがいらっしゃった時に、僕とナオトの関係性を少しお話したわけです。 とにかく、もうあの『パスワード シンドローム』は傑作ですから。 この間、ふっとテレビを付けたら、NHKでちょうど「今夜も生でさだまさし」をやってたんだけど、あれでかかるんだね、『パスワード シンドローム』が。 僕はもう「やったやった、テレビから聞こえてきた」とひとり大騒ぎでしたよ。 ナオト そんなに思い入れあるんだ。 雅夫 めちゃめちゃあるよ。 雅夫 そんなこんなで、ようやくナオトをCiao Amici! に迎えることができました。 今回来てくれたのは、7枚目となるニューアルバム、タイトルはずばり『7』(なな)。 一応、オリジナル・アルバムとしての前作は『Sixth Sense』だから2年ぶりってことになるんだけど、その間に旅のコンセプト・アルバム『旅歌ダイアリー2』もあったりして、もちろんシングルも出しつつですから、ナオトが本当に忙しくしてるなってのは傍から見てました。 で、今回の『7』ですが、またぐるりと世界を巡って、ちょっと休みを入れてからの、ナオト・インティライミとしてのメイン・ストリームの1枚になるわけですから、かなり気合が入ったと思います。 どうですかね、僕の感想は一旦置いておいて、ご本人の手応えのほどは? ナオト いやいや、感想を教えてよ。 だって、ほら、俺が感想を言うと引きずられちゃうでしょ? 雅夫 引きずられないよ。 ナオト お! 俺はブレねえってことですか? 雅夫 人を風見鶏呼ばわりするんじゃねえよ。 ナオト ヒヒヒヒヒ! どうせ、みんなの顔色うかがってるんでしょ? 雅夫 言うことは言うぜ。 ナオト お、いいねいいね。 かっこいいね。 雅夫 じゃ、先に言っちゃおうか。 7月10日の大阪城ホールでもちょっとしたビデオ演出があって、そこでも僕らは垣間見えたわけだけど、海外に行ってる間に向こうのミュージシャンたちとまた交流があったでしょ? ナオトは僕が思うに、日本の要素だけではなくて、世界あちこちの音をちゃんと日本に持ち込んで、なおかつ評価されるってことを目指すべきであると。 そこにこそ、収録曲になぞらえて言えば『夢のありか』があるはずだと。 ナオト ほほう…… 雅夫 1曲目の『Shake! Shake! Shake! 』から『Start To Rain』にかけて、いきなりトロピカル・ハウス的なものも入れながら、リズムも色々入れながら、今までのナオトと、トロピカルな新しいナオトを早速見せてきているわけですよ。 で、たぶん使うのはこれが初めてだと思うんだけど、『Shake! Shake! Shake! 』で鍵になってる楽器、あれは何ですか? ナオト バンジョーかな? 雅夫 バンジョー! これまで入れたことあったっけ? ナオト 入れてないね。 雅夫 でしょ? いろいろ楽器はこれまで使ってきたけど、初めての音色(おんしょく)もここで入れながら、旅の成果も出していく、そんな7枚目ですよってことを堂々とやってのけた1枚じゃないでしょうか。 なおかつ、憧れの方とね… 僕が初めて会った頃はコンサートに帯同し、ステージで背中を見ていた桜井さんにも加わっていただけるようになったわけですよ。 結論として、やっぱり自信たっぷりじゃなかろうかと。 どうですか? ナオト もう……おっしゃる通りですね。 雅夫 そうすか? ナオト ハハハ! 雅夫 じゃ、終わり! ナオト ありがとうございました! 今日のゲストはナオト・インティライミでしたって、こらこら! 雅夫 フフフ ナオト 追い出すな。 雅夫 これは802でもかかりまくった曲ですが、トラック2の『Start To Rain』ね。 編曲もナオトじゃないですか。 嬉しいね、ラジオ的な演出を入れてもらって。 ナオト あ、そうね、最初ね。 雅夫 一度、生放送で曲紹介の時に言ったのよ。 パーティーとかで、よくBGMにFMをかけたりするじゃない。 そういうのって、盛り上げの一環だから、全部はほら、聴いてなかったりするわけよ。 でも、ふと肉を焼こうかと思った瞬間に、「おい、ちょっと待って! 何これ?」ってなる。 ナオト 「この曲、何?」 雅夫 「はい、ボリューム・アップ!」みたいなね。 あるよね。 たとえば、パーティーをしてる時に、FM802が流れてるかもしれない。 そういう時に、「マチャオのお喋りはまあいいや」って感じでラジオをかけてんだけど、不意に「なんだ今のいい曲は!? 」ってところで『Start To Rain』ですよ。 その感じをアルバムの中でも、『Shake! Shake! Shake! 』っていうパーティー・ライクな曲からつなげて入ってくるようにしてあるとか… ナオト、わかってるなぁぁぁぁ! ナオト ハハハ でも、今言ってくれたようなこともね、実はやろうと思ってはやってないのよ。 これはLAで録ってきてるんだけど、一緒に作業してるアメリカ人と遊びながらやってるから、なんにも狙ってないというか。 すごい自然。 雅夫 そういう演出じゃなくって、まさにそういうシチュエーションの渦中にいるような、ってことか。 ある種ね。 ナオト そうだね。 雅夫 桜井さんとの話をする前に、コミカルな曲にも触れておきたい!『My Great Days』から『同窓会』への流れね。 ナオト いいね。 知ってるね。 聴いてくれてるね。 雅夫 アルバムの半ばの結構大事なところに、コミカルなラインを入れてきたね〜 『My Great Days』は、「まぐれでいいから」っていうフレーズを積み上げていく曲です。 たとえば、この時期なら、まぐれでいいから年末ジャンボを当ててみたいなんて、みんな思いますよ。 そんな「まぐれでいいから」だけで押し通したのが『My Great Days』でございます。 ナオト フフフ そうね。 まぐれでいいから、ホームランを打ってみたいとかね。 雅夫 ひとつね、僕がね…… ナオト 引っかかったの? 雅夫 まぐれでいいから、アラブで石油王とか、ここは、まあ、あるあるじゃないですか? ナオト そうだね。 なになに? 面白いよ。 雅夫 あと、紅白レコ大ってワードは、年末感もありまして。 ナオト 「まぐれでいいから 紅白レコ大 ポロリの運動会」 雅夫 そこですよ! この3つ目! ポロリの運動会。 ナオト 世代でしょ? 雅夫 世代ですよ、僕らの。 ナオト 今はもう、コンプラなんちゃらイアンスやら何やらで、なかなかポロリは出ないけど…… 雅夫 昔は平気でポロリしてましたからね。 ナオト ポロリ出てましたから。 雅夫 そうですよ。 でも、冷静に考えてみよう。 「紅白レコ大」はナオトがシンガー・ソングライターなんだから、目指すのはわかるよ。 そこに普通に並べて「ポロリの運動会」を入れるところが……ヒヒヒ……笑っちゃうわけです。 ナオト そりゃあ、まぐれでいいから、出たいでしょ。 司会か何か、ってか、何でもいいけど、出たいもの。 で、その次の歌詞は「まぐれでいいから 見切れただけでも グラミー アカデミー」 雅夫 この辺しっかり韻も踏みながらね。 「グラミー アカデミー」はいいよ。 あなたはエンターテイナーですから。 何度も言うけど、ポロリはね(笑) ナオト なるほど~、でも、あなた、PIZZAだったら、石油王の後、気になるとこあるでしょ?「まぐれでいいから あちこちパーツが イタリア&メキシコ人」 雅夫 僕はもうまぐれで入ってるからね。 ナオト ハハハハハ! 雅夫 もう出ちゃってるから、まぐれが。 ナオト そういう意味では、イタリアの血が入った人に、この曲を作った後に初めて会ったから、一番感じてもらえるし、俺も改めて、まぐれでいいから、そのパーツほしいもん。 雅夫 僕は確かに顔のパーツはイタリアがまぐれで入ってますよ。 でも、あなたの場合には、顔じゃなくて、コラソンが…… ナオト コラソン、ハートね。 雅夫 コラソンがもう入ってるでしょ。 ナオト 心がね。 雅夫 ともかく、この『My Great Days』で懐かしワードを出しておいてからの『同窓会』という流れがいいんですよ。 ナオト さすがです! 雅夫 これからまさに同窓会シーズンに入りますから。 この曲を聴いて予行演習をして臨んでいただければってかんじだね。 ナオト 同窓会ソングってあまりないからね。 雅夫 意外とないよね。 ナオト ザ・同窓会ってものを作ってみた。 雅夫 バラされちゃったりするわけよ。 「お前、あれだろ? 〇〇ちゃんのことがさ……」みたいなね。 ナオト 「お前、好きやったやろ?」「いやいやいや」って会話ね。 雅夫 「ちょっとお前、本人に聞こえるやろ」ですよ。 ナオト それ入ってたでしょ? サビ前に。 雅夫 このくだり、入っております。 ハハハ! 雅夫 さ、そして、『Amor y sol』(アモール・イ・ソル)の話をしておきましょう。 「with 桜井和寿」ですよ! フィーチャリングじゃないんだもの。 こうやって迎えるってのは、ひとつの目標だったと思いますけど、やっぱり親しい関係ではあったわけだから、いつどんな形でってのは、結構探ってたでしょ? ナオト 探るも何もね…… 雅夫 何? ナオト たとえば、デビューしてすぐとかに、「桜井さん、一緒に曲を作りましょう」とか、「歌ってほしいんですけど」なんていうのは、そんなことできるはずがないわけですよ。 雅夫 そりゃそうだ。 ナオト 敬意が足りないってことになるでしょ? そんな人たちじゃないから。 とんでもない人たちだから。 だって、10年越しで初めてふたりでご飯に行ったんですから。 雅夫 え!? あ、そう? ナオト 去年、初めてふたりで行った。 雅夫 なんかもう、サクサク行ってんのかと思ってた。 ナオト こういうのが、最近あなたが到達した40の壁ですか? 雅夫 ハハハハハ! まいったなぁ。 40代の貫禄として、僕がやっぱり引っ張っていきますから。 ナオト お、かっこいい。 雅夫 やめなさい。 ナオト 桜井さんとふたりでご飯に行った時に、「最近書いてるのはどんな曲だよ? 聴かせてみなよ」みたいな感じで、未発表の曲たちを聴いていただいたんです。 で、僕としては、この曲は海外マーケット向けのものとして考えたのよ。 雅夫 『Amor y sol』ってタイトルだし。 ナオト スペイン語で「愛と太陽」っていう意味だけど、歌詞もね、もとはスペイン語で歌ってたの。 それを桜井さんが聴いてくださった時に、「これは日本でもウケるよ」みたいな。 雅夫 おやまぁ ナオト ただ、英語とかスペイン語で歌われてるものを日本語の歌詞にした時点で、急にダサくなるやつあるじゃん? 雅夫 あるよ。 ナオト いなたくなっちゃうやつ。 「俺の作詞能力では、この曲のポテンシャルのままキープできないんです」って言ったら、「手伝うよ」なんて言ってくださって。 ええええええええ! ほんとに? 「真に受けていいんですか?」っていうところから、2、3週間後にまた会って、一緒に歌詞を書き始めて。 雅夫 「キャッチボールが終わって 夕闇が押し迫って」なんてフレーズもありますけど、まさに桜井さんとミュージシャンならではのキャッチボールをできたわけですよ。 ナオト ほんとだね。 嬉しかったです。 そういう意味では、大人の戦略だなんだってのは一切なく、本当に自然発生でふたりの関係値から生まれていったんです。 光栄です。 雅夫 今年は47都道府県弾き語りツアーをやっておりました。 ステージに上がる機会は相当多かったわけですが、そんな今年のライブ納めが近づいてまいりました。 年末です。 「ナオト・インティライミ ドーム公演2018〜4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム〜」。 12月29日、土曜日。 今日話したアルバム『7』の曲も肝にはなってくると想像します。 そして、ナオトもキャリアが長くなってくる中で、このライブにファンの同窓会気分で臨む人もいるだろうし、これがお初って人もどんどん迎えていきたいし。 ナオト ほんとそうなのよ。 ナオト・インティライミのライブは、ティライミの曲をひとつも知らない方でも楽しんでいただけるような内容です。 キッズから若者はもちろんのこと、中高年の皆さままで楽しんでいただけるような1日にしたいなと思ってますね。 雅夫 ぜひ、詰めかけていただければと思います。 名古屋は関西からも近いし。 新大阪からなら、新幹線で50分くらいでしょ。 ナオト しかも、29日って、前日の金曜日にだいたい仕事が納まるでしょ? 雅夫 仕事納めからのライブ納めでしょ? ナオト 間違いないでしょ。 30日以降はゆっくりしたいでしょ、皆さん? 年末もう深いから。 さらに、29日土曜日の昼3時からだから。 関西からなら、ポンって行って、ポンって帰ってきて、おうちで飲めばいいんです。 雅夫 ハハハハハ! また来年も話がしたい男、ナオト・インティライミが今日はスタジオにやって来てくれました。 ナオト、ありがとうね! ナオト グラシアス! 雅夫 グラッツィエ! ナオト グラッツィアスって、今度は俺が引っ張られたよ。 はじめの方で、「9年前に出会ったデビュー前のナオトが今や大阪城ホールですよ」ってくだりがあるけれど、年末にはナゴヤドームに4万人を集めようという魂胆なのだ。 まことに頼もしい。 そして、彼の気持ちは常に世界にも開かれている。 持ち前のラテン的明るさと音楽的な好奇心を携えて、今後どこまで行くのやら。 これからも、ちょくちょく報告に来てもらうことにしよう。 今年2月に始まったこの連載も、2018年の更新はこれが最後。 どなたも素敵なクリスマスと年末年始をお過ごしくださいね。 では、また次は元日に! vol. 20に続く.

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